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逃亡者の愛読書

愛読していたかは不明ですが 市橋容疑者が持っていた「向日葵の咲かない夏」という小説 あれ、どうでした? 私自身は「なんじゃこりゃ」でした。 ミステリーの醍醐味である読後のスッキリ感がなく、設定も世界観も私には無理でした。 賛否両論 とにかく「向日葵の咲かない夏」について、ご意見ご感想をお願い致しますm(_ _)m ところで、市橋容疑者が所持していたって事で、あの本、ハヤるんでしょうか・・・?

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  • toko0503
  • ベストアンサー率36% (886/2437)
回答No.2

確かに「なんじゃこりゃ」でしたね。(^^) まぁ、この作品には、現実感とか満足感とか、ましてや共感などを 求めてはいけないものなのだと、私は思いました。 「このミス」1位には選ばれましたが、ミステリーと呼ぶには あまりにファンタジー性(ある意味ホラー)が強いし、 読了後「ほぉ~なるほど、そういうトリックだったのか」などという、 論理的に納得できるものがありませんよね。 「ふぅ~ん、そう強引に持っていくわけだ」って感じ。(^^) この作品は道尾秀介のデビュー後 初期の作だし、細かいことを言えば、 ミチオや妹の、年令に合わない大人っぽい言葉使い、お父さんお母さんはどうなってるの? など違和感がそこここにあり、すでに途中何度も「なんじゃこりゃ」と思いましたが、 この先どうなるんだろう?と思って、結局ずるずる最後まで引きずられた(^^)筆力だけは 買ってあげるべきかなと思いました。 ま、夏休みに夢見た冒険創作物語と思うことにしましょう。(^^) 容疑者は「生まれ変わり」というこの本の紹介コピーに反応したのではないか、 と言われていますね。 今となっては、「さもありなん」という気もします。 「このミス」も「芥○賞」も受賞作には「なんじゃこりゃ」的作品が けっこうあったりするものです。 もちろん、人によってはこの作品が、読者を異次元に引き込む絶賛の筋立てだと言う人もいるでしょう。 読後感って人それぞれですね。 ちなみに道尾氏の「龍神の雨」は秀作です。 参考までに書いてみました。 失礼しました。

noname#107527
質問者

お礼

確かに、 ・無理のありすぎる進行 ・いやいや、それは無いやろ!と突っ込まずにはいられない展開 ・こいつら子供やったよな?と確認の為読み戻りそうになる登場人物 等々・・・ 訳が判らないにも関わらずぐいぐい読んでしまう筆力は認めてしまいます。 それを踏まえたうえで「龍神の雨」を読んでみようかな・・・と 思いました。 「向日葵の・・・」で、この人のはもういいや(-_-;)と食傷気味になっていたのですが・・・ ご回答ありがとうございましたm(_ _)m

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その他の回答 (2)

  • dulatour
  • ベストアンサー率20% (327/1580)
回答No.3

#1です。お礼有難う御座います。 昨日、大手古書店で「向日葵の咲かない夏」を平積みで見かけました。 それも、新品同様でかなりの部数がありました。価格は200円。 きっと、「これミス」効果による文庫本の増刷で新本の在庫がだぶついているのでしょうね。この際一気に売り尽くしてしまおうという気分がよく見えます。 200円という価格設定が、なかなか微妙です。新本同然なら普通は300円以上はするんですけどね。

noname#107527
質問者

お礼

その平積みされて売れた大部分が再びその古書店に戻ってくるんでしょうね(-_-;) 私も友人から返ってきたら、年末大掃除恒例の蔵書仕分けで、「BOOK・OFF に査定に出す本」に入れるつもりです(^_^;) 勝手な予想ですが、 そのうちあの本は古本屋に大量に流れる気がします。

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  • dulatour
  • ベストアンサー率20% (327/1580)
回答No.1

ミステリーは色々と読んでいるのですが 『向日葵の咲かない夏』は、私の趣味ではありませんでした。 >ところで、市橋容疑者が所持していたって事で、あの本、ハヤるんでしょうか・・・? 流行るかどうかはわかりませんが、売上は伸びるでしょう。 実は、あの本は古本屋で100円コーナに並んでいるのを買ったのですが、今頃は300円以上の値が付いているでしょうね。大手古本屋の動向は結構参考になります。

noname#107527
質問者

お礼

ニュースで「市橋容疑者が所持していた本」と言っていたのを観てネットオークションで検索してみると、いずれも入札がついていました。 私の友人も「読んでみたいから貸して」と言ってきたので貸しましたが・・・ 世間ではあの本にどのような評価がされているのか知りたくて質問致しました。 ご回答ありがとうございましたm(_ _)m

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