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湾岸警警備の魚雷
北半島国の不審船が領海内に侵入し銃撃をうけて遁走した事件があ りました。昨日も黄海で韓国の警備艇と撃ち合いました。 なぜ、機銃しか武装が無いのでしょう。ホーミング魚雷であればス クリュー音にをとらえて追尾し、確実に航行不能に出来ます。航行 不能になった地点が領海内であれば、言い訳はききません。 沈没をさせたくないならばスクリューを破壊する分量だけの火薬を 入れれば良いし、技術的にも困難とは思いません。銃撃出来る距離 であれば長距離を走行する魚雷も必要なく小型で十分です。船にこのような魚雷を装備していないのはなぜでしょう?
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こんにちは 対水上戦闘用のNon Lethal Weapon(非致死性兵器)が出来たら、テロ対策用としても 画期的な兵器になるでしょうね。 でも、魚雷でそれを、と言うのはちょっと難しいかと思います。 現代の誘導型魚雷の場合、パッシブでもアクティブでも、ホーミング(追尾)する際は、 最初からずっと定速走行(高速航走)をしているわけではありません。 これは現在の"音による探知"を主とする魚雷の宿命で、高速航走時には水中雑音等が 増大しセンサーが有効に機能しないがための理由によります。 実際は、減速(探知航走)→増速→減速というパターンを繰り返しながら対象に近づい ていく、という動きをします。 従って最高速度がせいぜい30kn程度の大型水上艦艇や潜水艦が対象であるならまだしも、 警備艇のような一般に小型高速でしかも機動性の高い航走体が相手の場合はその探知・ 誘導がかなり難しくなることが予想されます。 また確かに特定の音源に向かって誘導する機能はあるとは言え、まだまだ対象をひとつ の音源(音を出す固まり)としてしか認識できないため、「スクリュー(だけを)を破壊 (の対象とする)」というように、音源(対象)の中の、さらに細かな部位の識別までは とうてい不可能であろうと思われます。 さらに、今回のご質問のように"特定部位"のみの破壊を意図し、弾頭炸薬量を少なくした 場合には、かなり精密な誘導が出来たとしても"相手を無力化する"という兵器本来の役割 を果たせるかどうかが 極めて不確かなものとなり、攻撃相手に反撃の機会を逆に与え てしまうことにもなりかねません。 つまり「欠陥兵器」という烙印を押されてしまうかもしれません。 非常に興味深い着想ではありますが、その手段として残念ながら"魚雷"はそぐわない ように思います。
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- isa-98
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日本の海上保安庁は「警察」なんです。^^ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E4%B8%8A%E4%BF%9D%E5%AE%89%E5%BA%81
補足
警察だからといって他種の武器をつかわないということはないのでは?むしろ、人的被害を出さないものであれば(炸薬のかわりに粘着剤とか、ネットとか)採用を考えるのでは?
- shin1417
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機銃で十分だから。 そもそも相手を絶対に拿捕しなければならない理由はありません。 >航行不能になった地点が領海内であれば、言い訳はききません。 韓国側のでっち上げだって言い張れば良いだけです。 だって、当事者達以外は誰も見ていないのですから、相手と反対の事を言えば良いだけです。 まぁ、誰が見ていたところで、そいつらは韓国とグルだって言い張れば良いだけですがね。 そんな魚雷は必要が無いから装備しない。それだけですよ。
お礼
上にも書いていますが、艦船を停止させるための処置と、それを行使した結果死人が出た場合では政治的にさらに揉め事になるのではないかと。
- char2nd
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#2です。 繰り返しますが、現存する魚雷は対潜攻撃用の仕様になっています。つまり、海中の水圧に耐えられるように造られている潜水艦の外殻を貫通してその内部で爆発するか、磁気信管により艦体のすぐそばで爆発して瞬間的に発生する高水圧により外殻を破壊するようになっています。 どちらの場合でも小型の警備艇などに使用したら、船そのものが木っ端みじんです。スクリューのみを破壊するような精密狙撃は出来ません。 つまり、質問者さんの要求する仕様の魚雷が現時点では存在しないのです。従って、最初から開発する必要がありますね。火薬を抜いてぶつけるだけ、という方法もありますが、そもそも小型の高速艇に魚雷を発射したって相手の方が小回りがきくのでまともに当たりませんから、どうしたって近接信管を使う様になります。それならロケット弾をスクリューのある当たりに打ち込むか、徹甲弾でエンジンを破壊する方がよっぽど確実で低コストでしょう。
お礼
このアイデアは人的被害を出さず相手を捕らえるという方法が事が起こったときにのちのち有利になるとおもってです。 確かに相手が高速艇であればターンをしたときに魚雷はついていけないでしょうね。
- jkpawapuro
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そもそも警備艇の仕事は、監視して警戒ライン侵入程度なら追い払う程度です。これがもし工作船とかなら、駆逐艦が登場して強制拿捕・もしくは撃沈となったでしょう。追い払えば十分だから追い払ったにすぎません。 なお何度か同じような銃撃戦が起きていますが、基本的に航海上です。 双方が勝手に公海上に警戒ラインを主張して、自分のテリトリーとしているにすぎません。しかもおたがいのラインが自分に有利なように重なっている。領海はわずか3海里です。どちらであろうと相手の領海に入ろうとするものなら、入る前に対艦ミサイルで撃沈されるでしょう。
お礼
個人携帯の熱戦追尾式ミサイルでも良いのですが、スクリュー、もしくはエンジンだけを破壊するだけのピンポイントで破壊力を抑えた精密なものがあればと。
- char2nd
- ベストアンサー率34% (2685/7757)
現在の魚雷はあくまでも対潜攻撃用です。水上艦攻撃には使用しません。 このため魚雷発射装置を装備するのは、対潜攻撃能力を必要とする駆逐艦や巡洋艦になります。小型の警備艇などには装備されていません。通常水上艦船への攻撃は、ミサイルか艦砲射撃になります。 また、今回銃撃戦を演じた北朝鮮の警備艇は最大速度が30ノットと云われています。米軍のマーク46魚雷は最大船速33ノットまでの艦船に対応できるとされていますから、スペック的にはぎりぎりですね。今回のように波が高かった状況では艦上からの発射も出来るかどうか判らないし、音響データの入力なども必要ですから、艦砲射撃で応じるのが適切でしょう。 あとは、#1さんが云われるようにコストの問題もあります。北朝鮮の兵器は旧式で、人間が目視で照準を合わせる必要があるのに対し、韓国軍側はコンピュータ制御が進んでいて、レーダーと連動した射撃が可能です。そのため、今回の銃撃戦でも北朝鮮側の砲弾は1発も命中していないのに、韓国側はしっかりと命中させています。つまりある程度の距離を保った状態での銃撃戦ならば、韓国側の方が有利なのです。それならば、コストの高い魚雷やミサイルを使用する必要はないでしょう。
補足
補足です。 対艦ミサイルや砲撃だと人的損害が出ます。人命が失われると戦争に発展するなど外交的問題も出てきますが、スクリューのみを破壊する魚雷だとそれもなく現場判断で対応できると思うのです。 コストはかかるのはわかります。
- toro321
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高価だからです。 1発何億円もする兵器を簡単に撃つわけにいかない。 ミサイルも同じ。
お礼
私としたことが!コストのことを考えていませんでした。
お礼
戦争はもともと殺人が目的かもしれませんが、人権の意識が高まってくると武器の使用者を殺害して結果的に人民を防御するよりも、相手の使用する武器のみを破壊するほうがより「スマート」になっていくでしょう。まさに仰るとおりNon Lethal Weaponがこれから先、多く開発されると思っています。 魚雷がそれにはそぐわないということはわかりました。ありがとうございます。