• ベストアンサー

パラメータ表示をつかった積分について質問です(高校数学の範囲)

わからないところがあったので、 わかる人教えてください x=sin2t y=sin3t (0≦t≦π/3) が定める曲線とx軸がつくる面積を求めよという問題で (図は画像に添付してあるものです) 赤くしてる部分の面積を求めるのですが 解説を見ると、 最初はy=sin3tをdxで積分している式のdxをdtに変換し (↑x=sin2tを微分したものを使う) tで積分していました 私は最初からdxをまったく使わずにdtで積分してしまったので答えが完全に違っていました 解答の言っている事が正しいのはわかるのですが、 私の考えのどこが間違っているのか教えてください -私の考え- 1、OからAまでのyの値を足し 2、AからBまでのyの値を引けば良いのではないか 3、その時々のyの値はtで決まるのだからxの範囲とtの範囲が同じであれば最初からtで積分しても問題ないのではないか?です

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • R_Earl
  • ベストアンサー率55% (473/849)
回答No.4

ANo.1です。 <最初に> 厳密に言うと、xとt, yは1対1対応ではないです。 ただ今回の話の中では、その厳密さはあまり関係ないので、 「xとt, yは1対1対応」という前提で話を進めます。 > OからAまでの面積を求めるには > yをxであらわした関数を(0≦x≦1)の範囲でxで積分するのはわかるのですが > yを最初からtであらわした関数を(0≦t≦π/3)の範囲でtで積分するのが間違いな理由がわからないんです 曲線 x=sin2t y=sin3t を仮に曲線Cと名付けます。 質問文で問われているのは、 曲線Cとx軸が「xy平面上で」作る領域の面積を求めよ。 ということですよね。 対して∫sin3tdtで求められるのは、 y = sin3tとt軸が「ty平面上で」作る領域の面積です。 「曲線Cとx軸がxy平面上で作る領域」の面積を答えてほしいのに、 「曲線y = sin3tとt軸がty平面上で作る領域」の面積を答えてしまうのはまずいですよね。 次に、「曲線Cとx軸がxy平面上で作る領域の面積」と 「曲線y = sin3tとt軸がty平面上で作る領域の面積」が異なる理由についてです。 > (0≦x≦1)の範囲の中のxには1対1で対応するtとyの値が存在するのではないのでしょうか? 1対1対応するからといって、面積(定積分値)が一致するとは限らないんです。 例を挙げます。 半径1の円x^2 + y^2 = 1と、その円を2倍に拡大した半径2の円x^2 + y^2 = 4を考えます。 半径1の円の内部点と、半径2の円の内部点は1対1対応です(後で例を挙げます)。 でも面積は半径2の円の方が大きいですよね。 2つの円は1対1対応するのに、面積は異なります。 これと全く同じことが今回の問題でも言えます。 つまり、仮にxとtが1対1対応したとしても、 面積が同じだという保証は全くないんです。 <半径1の円の内部点と、半径2の円の内部点の1対1対応> 半径1の円の内部点の座標を(s, t)、 半径2の円の内部点の座標を(u, v)とおきます。 この時、(u, v) = (2s, 2t)と1対1対応することができます。 この対応方法を用いると、 半径1の円の内部点(0.5, 0.2)は 半径2の円の内部点の座標(1, 0.4)と対応します。 <それでも納得できない場合のために> 厄介な曲線を使っているので理解が難しいと思います。 そんな時は簡単なものを使って確かめるのが一番だと思います。 そういうわけで、割と簡単な例を作ってみました。 y = 4x^2 (0 ≦ x ≦ 5), t = 2xとおいて(つまりy = t^2, 0 ≦ t ≦ 10)、 ∫[0 → 5]ydx = ∫[0 → 5]4x^2dxと ∫[0 → 10]ydt = ∫[0 → 10]t^2dxを比較して下さい。 その際∫[0 → 5]4x^2dxや∫[0 → 10]t^2dxが どんな図形の面積を求めているのかを考え、 正確にグラフを描いて検証してみると、理解しやすくなると思います。

rockerses
質問者

お礼

最後のy = 4x^2でなんとかわかりました、 言われて見ると1対1になっているからといっても 面積は異なりますね うーん、置換積分や確率でのダブルカウントなどは 間違いに気付かないまま解き終わった気になりそうで怖いです(笑) お二方とも長文で書いてまでの回答ありがとうございました!

その他の回答 (3)

  • naniwacchi
  • ベストアンサー率47% (942/1970)
回答No.3

#2です。 正確ではないですが、イメージとして積分の式をいじってみると ∫ydx =∫[0→1] ydx - ∫[√3/2→1] ydx =∫[0→1] ydx + ∫[1→√3/2] ydx xの値は 0→1まで増加し、1→√3/2の間は減少します。 和の形になっているので、積分区間をつなげると 0→√3/2となっています。 xの値が「増えて」「減って」という「変化量の変化」を、 dx= d(sin(2t))= 2* cos(2t) dtの部分が担っていることになります。 (xを sin(2t)で置き換えたということを表しています) 実際、増減の様子をみると、 0≦ 2t≦ π/2の間(0≦x≦1)では、dx>0 π/2≦ 2t≦ 2π/3の間(1≧x≧√3/2)では、dx<0 となっています。 単に dtで積分をしてしまうと、このような変化はない変数で積分していることになってしまいます。 #1さんが書かれているとおり、xy座標ではなく、ty座標での積分ということになります。 さらに、tの値に応じて xの増加・減少する変化量も変わっていきます。 その変化量も 2* cos(2t) dtが担っています。(先の #2での内容) 数学専門の方が書かれると、すっきりした回答をいただけるかもしれません。 (逆に、用語が難しくなってしまうかもしれませんが) 高校数学の範囲では、「積分の計算をするのに、置換積分と考えなさい」という方針になっているようです。

rockerses
質問者

お礼

最後のy = 4x^2でなんとかわかりました、 言われて見ると1対1になっているからといっても 面積は異なりますね うーん、置換積分や確率でのダブルカウントなどは 間違いに気付かないまま解き終わった気になりそうで怖いです(笑) お二方とも長文で書いてまでの回答ありがとうございました!

  • naniwacchi
  • ベストアンサー率47% (942/1970)
回答No.2

#1さんの説明はシンプルでわかりやすいですね。 あくまでも、面積は∫ydxですね。 よろしければ、実際に計算された経緯も示してもらえると指摘もしやすいかと。 >その時々のyの値はtで決まるのだからxの範囲とtの範囲が同じであれば最初からtで積分しても問題ないのではないか? 被積分関数 ydxだけを抜き出して考えてみます。 これは(yの値)×(xの変化量)という形をしています。 この(xの変化量)ですが、一定の割合にはなりません。 というのは、dx= 2* cos(2t)dtと tの値によって変化量も変わっていきます。 もしこの関係が dx= dtであれば、そのまま置き換えても問題ないでしょう。 (というよりも、そのときは x=tになりますね。) さらに例として dx= 2dtという関係の場合を考えると、 xの変化量は tの変化量の2倍になっているというように見ることができます。 置換積分の考え方にもつながるのですが、 変数変換をするとその変化量も変換しないといけないことになります。 少し表現が難しいかもしれません。 わかりにくければ、また補足してください。

rockerses
質問者

補足

回答ありがとうございます すいません、まだちょっとわかんないです(汗 あと、語弊がありました 「xの範囲とtの範囲が同じであれば~」 っていうのは 「xの範囲に対応しているtの範囲で積分しているのであれば~」 ということです どういうことかというと、 (今はABC部分を引く事は考えない事にするとして) OからAまでの面積を求めるには yをxであらわした関数を(0≦x≦1)の範囲でxで積分するのはわかるのですが yを最初からtであらわした関数を(0≦t≦π/3)の範囲でtで積分するのが間違いな理由がわからないんです (0≦x≦1)の範囲の中のxには1対1で対応するtとyの値が存在するのではないのでしょうか?

  • R_Earl
  • ベストアンサー率55% (473/849)
回答No.1

∫ydx(つまりxで積分したもの)が「xy平面上の面積」を示すなら、 ∫ydt(つまりtで積分したもの)は「ty平面上の面積」ですよね。 両者ははたして同じ面積だと言えるでしょうか。 > 3、その時々のyの値はtで決まるのだからxの範囲とtの範囲が同じであれば最初からtで積分しても問題ないのではないか?です xの範囲とtの範囲は違いますよ。 xの範囲は0≦x≦ 1, tの範囲は0≦t≦π/3です。

rockerses
質問者

補足

回答ありがとうございます すいません、まだちょっとわかんないです(汗 あと、語弊がありました 「xの範囲とtの範囲が同じであれば~」 っていうのは 「xの範囲に対応しているtの範囲で積分しているのであれば~」 ということです どういうことかというと、 (今はABC部分を引く事は考えない事にするとして) OからAまでの面積を求めるには yをxであらわした関数を(0≦x≦1)の範囲でxで積分するのはわかるのですが yを最初からtであらわした関数を(0≦t≦π/3)の範囲でtで積分するのが間違いな理由がわからないんです (0≦x≦1)の範囲の中のxには1対1で対応するtとyの値が存在するのではないのでしょうか?

関連するQ&A

  • 数学のパラメータ表示の積分なのですが、

    数学のパラメータ表示の積分なのですが、 x=cos^4 y=sin^4 x軸 y軸 で囲まれた面積で、 範囲は(0≦θ≦π/4)です。 微分すると、dx/dθ=-4sinθcos^3θと出てしまい、 グラフの形が読み取れません。 これはどうすればいいんでしょうか? どなたか教えてください。

  • パラメーター表示による微分の問題

    問題:曲線C:x=cos(t)+tsin(t)、y=sin(t)-tcos(t)に対して、 (1) dy/dxをtの式で表せ。 (2) d^2y/dx^2をtの式で表せ。 (1)はわかるのですが(2)でわからないところがあります。 多分正答はdx/dt、dy/dtを求めたあとdy/dxを求め d^2y/dx^2=d/dt(dy/dx)(dt/dx)という形で解くのだとおもいますが、 d^2y/dt^2を求めたあと d^2y/dx^2=(d^2y/dt^2)(dt/dx)^2と変形して解くと違う解がでてきます。 どうして違う解がでてくろのでしょうか? (dx)^2≠dx^2だからですか? でも d^2y/dx^2=d/dx(dy/dx)という変形ができるから、(dx)^2=dx^2だと思います。 だれかアドバイスください。 後、友達が ∫d(dy/dx)^2=∫(dy/dx)d(dy/dx)=(1/2)(dy/dx)^2+C という積分をしていたのですが、こういう積分もありなんですか? (Cは積分定数)

  • 変数変換後の積分範囲

    変数変換後の積分範囲 解析演習という本を独学しているのですが、わからない点が出たので質問いたします。 integ_0^a ( 1/ sqrt(1 - x*x)) dxという式 (_0^aは0からaの範囲の積分という意味、 sqrtは根を求める意味です)において x=sin tとして変数変換すればいい、と本に 書かれてました。なお、ここで|a| < 1という条件がついています。 ここで気になったのが、積分の範囲です。dxからdtに変換されているのですが、 変換後の式は integ_0^a (1)dtと書かれており、0<=x<=aから 0<=t<=aという ように定義域が同じままでした。 dtの積分範囲はこれで正しいのでしょうか? 間違いの場合、0<=sin t<=aに対する tの範囲はどう求まるのでしょうか?

  • 重積分と積分範囲について

    回答者の皆様、いつもお世話になります。 以下の問題に関して自信がもてませんので、添削していただきたく思います。 ∬ 1/√(x-y^2) dxdy 積分範囲 0≦x≦1 x≧y^2 先ず積分順序ですがyから処理しようとしますと、Arcsinとか虚数とか出てくる気がしますので、xに着目します。 y^2≦x≦1 x≧y^2 ⇒ |√x|≧y ∴ ‐√x≦y≦√x 0≦x≦1より、‐1≦y≦1 以上より、積分範囲は ‐1≦y≦1 かつ y^2≦x≦1  ∫[y^2 1] 1/√(x-y^2) dx について ∫[y^2 1] 1/√(x-y^2) dx , x-y^2=tとして、dt=dx ∫[0 1-y^2] 1/√(t) dt = [ 2√t ][0 1-y^2] =2√(1-y^2)-0=2√(1-y^2) 以上より∫[-1 1] 2√(1-y^2) dy 、y=sinθ として dy=cosθ dθ =∫[3π/2 π/2] 2cosθ√(cos^2θ) =[2cos^3θ][3π/2 π/2] =0 と、0になってしまいました。 考え方は合っているのでしょうか?ご指導願います。

  • パラメーター表示の面積計算(高校数学)

    x=3cos2t y=2sin3t (0≦t≦π/3) とx軸が囲む面積を求めよ という問題なのですが、一応普通に計算して答えを求めることは出来ます(答え (18√3)/5 ) 問題は別解を作ろうとして 動径OP=r(θ) (α≦θ≦β)の通過範囲の面積 β ∫1/2{r(θ)}^2dθ α を使おうとしたら全然答えが一致しませんでした。 どこがいけないのか教えてください。 ちなみに式は π/3 ∫1/2(x^2+y^2)dt 0 でやりました・・・

  • 積分について質問があります。

    こんにちは。見ていただきありがとうございます。 ∫sin(logx)dxという問題と解いているのですが、積分ができません。どなたか分かる方いらっしゃらないでしょうか? logx=tとおく。 x=e^t dx=x*dt より ∫e^t*sin(t)dt となるまでは、分かりました。 そのあとの積分なのですが、解答見てもよくわかりません。 (1/2)*e^t*sin(t)-(1/2)e^t*cos(t)+c と書いてあります。 どの公式を当てはめたら、この答えが導き出せるのでしょうか?よろしくお願いします。

  • 高校数学IIb 積分

    0<t<1とする。 曲線y=x²(0≦x≦1)、y軸、直線x=1、直線y=t²によって囲まれた2つの部分の面積の和をSとすると、 S=∫0からt(1)dx+∫tから1(2)dx=(3)/(4)t³-t²+(5)/(6)となる。 (1)、(2)の選択肢 (1)(x²-t²) (2)(t²-x²) (1)~(6)の解答が、順に、(2)、(1)、4、3,1、3となります。 この問題の解説をよろしくお願い致します。

  • 高校数学の問題でわからなかったので、質問しました。

    高校数学の問題でわからなかったので、質問しました。 平面上を動く点Qは、時刻 t において、座標(cos 2t, 4sin t)である。 点Qが、t=0 から t=πまで動いたとき、次のものを a で表せ。 ただし、∫√(1+ x^2) dx = a (インテグラルの範囲は、x=0 から x=1) ○ 点Qが動いた道のり この問題の答えは、8a なのですが、うまく導けません。 平面の道のりは、以下の公式があります。 点Qの時刻tにおける座標を(x,y)、時刻をt=αからt=βまでの道のりLは、 L=∫√{(dx/dt)^2 + (dy/dt)^2}dt (インテグラルの範囲はt=αからt=β) よろしくお願いします。

  • 数学II 積分

    数学II 積分 曲線 y=x^2 + x + 1 に原点から引いた2本の接線と、この曲線で囲まれた図形の面積Sを求めよ。 接点を(a,a^2 + a + 1)とおいて接線を求めると、y=(2a + 1)x - a^2 + 1 となります。 そしてこれが原点を通るから代入して計算すると a=1,-1 とでます。 よって接線は y=3x と y=-x とでます。 y軸を基準にして左側と右側に分けて考えて S=∫[-1~0] (x^2 + 2x + 1)dx + ∫[1~0] (x^2 - 2x + 1)dx ここまでが学校で言われた説明なんですが この積分の式が理解できません。 y軸の左側と右側では、囲む接線が違うから y軸より左と右で分けて計算して足すというのはわかるんですが 例えば左側を見たとき 囲んでいるのは曲線と接線とy軸じゃないですか? 「上の式 - 下の式」を積分して出る面積は 上の式と下の式だけで囲まれた面積ではないのですか? y軸も入れて3本の式で囲まれているのにこれでいいんですか?

  • 平面スカラー場の線積分について

     x-y 平面上の領域 D で関数 f(x,y) が定義され、D 内にある平面曲線 C を   x = x(t), y = y(t) (a ≦ t ≦ b) ・・・・・・・ (#0) で表わすとき、この「曲線 C に沿った線積分」を線素   ds = √(dx^2 + dy^2) = √( (dx/dt)^2 + (dy/dt)^2 ) dt を使って   ∫_C f(x,y) ds   = ∫[a,b] f( x(t),y(t) ) √( (dx/dt)^2 + (dy/dt)^2 ) dt ・・・・・・・ (#1) と定義する。  (#1)が「曲線 C に沿ってできる」x-y 平面に垂直なカーテン状の曲面の面積を表すことはわかりやすいのですが、ちょっとわかりにくいのが「曲線 C に沿ってできる x に関する」線積分   ∫_C f(x,y) dx = ∫[a,b] f( x(t),y(t) ) dx/dt dt ・・・・・・・ (#2) の定義です。もし、(#0) の曲線 C の y と x が一対一に対応していたら、(#2) の線積分は (#1) の曲面を x-z 平面に投影した図形の面積を表すと解釈してよいのでしょうか。  ベクトル解析の参考書を2冊持っているのですが、そんな説明はどちらの参考書にもないので心配なのです(笑)。