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アナタの好きな『名歌、秀歌』を教えてください

高齢者さんや(知的)障害者さんが俳句や短歌に入門するための良い方法を求めておりましたところ、 《名歌、秀歌の意味を知り声を出して何度も朗読すること。これは古典から入り現代歌まで》という提案をうけました。 『名歌、秀歌』を皆さまより、お教えご推薦いただきたく質問を起こしました。振るってお教えいただけますよう、お願い申しあげます。「意味を知り声を出して」とのことで「意味」をお書きいただければ幸いです。なお、著作権の関係がございますので「出典」を明記して下さいませ。 また、他に良い方法がございましたら、そちらもお教えいただけますよう宜しくお願い申しあげます。

noname#8885
noname#8885

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

古典からの名歌を。 こちらも数多くありますが,万葉集・古今・新古今から一首ずつ選んでみました. (1)君が行く 道の長手を繰りたたね 焼きほろぼさむ 天の火もがも(狭野弟上娘子(さののおとがみのおとめ)・万葉集) 意味:罪を得て流されていくいとしい人に会いたい。配流の地までの遠い遠い道を折りたたんで焼き滅ぼしてしまう天の火が欲しい! (万葉集きっての恋の歌です) http://www.jttk.zaq.ne.jp/tae/manyou.html (2)世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし (在原業平・古今和歌集) 意味:美しい花の盛りを一瞬に見せてあわただしく散っていってしまう、あの桜の花さえなかったら、春を迎える私の心はのどかであったであろうに. (日本人の季節感の原点のような歌です) http://contest.thinkquest.jp/tqj2002/50252/ariwara.htm (3)春の夜の 夢の浮橋 とだえして 峰にわかるる 横雲の空(藤原定家・新古今和歌集) 意味:なんだか悩ましい夢をみて夜半に目覚め,眠れぬまま転々反側して迎えた明け方にふと見ると、茜雲が山の峰に分けられるように横に広がろうとしている. (極めて訳しづらいのですが、源氏物語の最終帖の題名を踏まえつつ、情景に借りて濃艶な恋の思いを歌った歌です。印象派の趣があります) http://www.est.hiho.ne.jp/mina/page/momoen/w_sinkokin.htm 以上、ご参考になれば幸いです.

noname#8885
質問者

お礼

ありがとうございました。 ラインナップさせていただきます。

その他の回答 (7)

noname#4443
noname#4443
回答No.8

現役の若い歌人さん、ですか…。 勉強不足であまり存じ上げないのですが、思い浮かんだのは 俵万智さんでしょうか。  「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ                     (『サラダ記念日』)  思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ                      (『サラダ記念日』)  一枚の葉書きを君に書くための旅かもしれぬ旅をつづける                      (『もうひとつの恋』)   

noname#8885
質問者

お礼

ありがとうございました。 万智さんが若い人でしょうか、カトチエさんもニ十代になりましたし、十代の歌人の鮮烈な歌をご存知ではないでしょうか。

noname#4443
noname#4443
回答No.7

No.2さんもお薦めになっておられますが、私も石川啄木が良いのではないかと思います。 どなたでもご存知の有名な歌もたくさんありますし、耳なじみも良く、意味も解り易いのではないでしょうか。 こちらは私の好きな歌です。   かの時に言ひそびれたる    大切の    言葉は今も胸にのこれど

noname#8885
質問者

お礼

ありがとうございました。 できれば現役の若い歌人の作品もご紹介いただけませんか。

回答No.6

どなたに著作権があるのか存じあげないのですが、わたくしは百人一首に数多くあげられている恋の歌が好きです。 中でも、 瀬を速み岩にせかるる滝川のわれても末に逢はんとぞ思ふ は、わたくしの淡い失恋のときの心情を如実に表してくれるものでした。 瀬の流れが速いので、(川の中の)岩にぶつかったときに別れてしまいます。でもその先ではきっといっしょになりますよね。そのように、今は別れるんだけど、私たちも結局は一緒になりたいと思います。 という意味のはずですが、百人一首は解説本とかもいろいろあるはずなので、そちらでご確認いただくのがよろしいかと思います。 参考まで。

noname#8885
質問者

お礼

ありがとうございました。 著作権にも、いろいろ有るようでして基本的には出典を明らかにすれば転用がOKとされております。 50年以上経過した作品は概ね問題ないようです(放棄しないケースもあるという意味です)。 で、古典作品は問題ないです。

回答No.5

風さそふ 花よりも我はまた 春の名残をいかにとやせむ 浅野内匠頭の辞世の句です。かな使いちがってるかも。 忠臣蔵で有名ですよね。

noname#8885
質問者

お礼

ありがとうございました。 大意はわかるのですが正確な意味をお書きいただけると有り難いです。

  • kanako555
  • ベストアンサー率13% (7/53)
回答No.3

こんにちは。 俳句や短歌ではないんですけど… 私は高校の国語の教科書にのっていた宮沢賢治の「永訣の朝」という詩にとっても感動しました。 宮沢賢治の人生のこととかと照らし合わせて読むと本当に泣けてくるんですよ。

noname#8885
質問者

お礼

ありがとうございました。 俳句・短歌の実作で生き甲斐さがしをしようという目的です。ご推薦の作品は記憶させていただきます。

  • kyu_chan
  • ベストアンサー率31% (262/827)
回答No.2

私は「明治のおバカで利己的な貧乏坊や」などと評価 されてしまう、石川啄木が大好きです。 悲しき玩具の 「そんならば、命が欲しくないのかと 医者に言われて だまりし心!」 明治四十四年二月、啄木の腹が膨れ、 座っていても苦しい状態で 病院へ行って診察してもらうと 「慢性腹膜炎」という病名を言い渡されます。 「一日も早く入院せよ」という医者の言葉を、 啄木は半信半疑で聞いていました。 そんな啄木に医者は 「そんなノンキなことを言っていたら、 あなたの生命はたった一年です」 と言いました。 啄木の脳天気な性格が表れている 作品だと思います。 また、有名な 一握の砂のなかの 「はたらけど、はたらけど 我が暮らし楽にならざり じっと手をみる」 明治四十三年七月二十六日の夜に作られた歌です。 啄木が東京の新聞社に勤めて、 一年半程が経った頃でした。 月の収入は月給三十円ほどでした。 米味噌の心配だけはしないで、 その月を送れるものの、 どうしても借金が出てしまうのです。  このころの啄木は歌集を編集したり、 小説や論文なども書き、 意欲的に創作活動をしていましたが いつも売れませんでした。 悲嘆にくれながらじっと手を見つめる啄木。 このうたも、性格がよく表れていると 思います。

noname#8885
質問者

お礼

ありがとうございました。 ラインナップさせていただきます。

noname#4564
noname#4564
回答No.1

  > 『名歌、秀歌』を皆さまより、お教えご推薦いただきたく質問を起こしました。 「どの歌」と絞るのはむずかしいと思いますが、若山牧水とか、正岡子規あたりはどうでしょうか?  

noname#8885
質問者

お礼

ありがとうございました。 歌集から調子がよくて覚えやすい作品を選びたいと思います。

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