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映画 『コンタクト』 と 相対性理論
カール・セーガン原作の映画『コンタクト』を観たのですが、 物語の終盤において主人公は、地球時間での刹那の間に18時間ものトラベルを経験したことになっています。 が、あれは相対性理論に照らし合わせた場合、矛盾しないのでしょうか? 「ウラシマ効果」のまったく逆の現象だと思うのですが・・・ 補) 加速ではなく、減速によって座標移動するのだとすれば、何かと不都合が生じるのでは?もとの場所に戻るときとか。
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カールセ-ガン博士は、NASAの無人探査機 (パイオニア10号だったかな?)に異星人への メッセージをこめた金のプレート、金のレコード を乗せるなど、常にいろいろな形での異星人との 接触を模索された方で、精神世界の研究もされ、 最後は宗教にはまってしまったようですね。 コンタクトという作品、そんな博士の世界が 大胆に表現されています。非科学的なことは断定的 表現はしませんが、あらゆる可能性は否定しないと いう博士の考えがあのような異星人とのコンタクト を表現したのだと思います。 >あれは相対性理論に照らし合わせた場合、矛盾しないのでしょうか? 空間を光を超えて情報は伝わらないという原理に 矛盾しています。 ただ映画の中でも、本当に異星人とコンタクト したかが、微妙な表現になっていますね。本当に コンタクトしたとしても、体そのものが移動したか どうかも微妙です。 映画の中では詳しく述べられていませんでしたが、 主人公が通った宇宙のトンネルは、コンタクトした 宇宙人が作ったものではなく、それ以前から存在する ワームホールのような移動用トンネルだとなって います。 ここまで来ると、科学かSFか微妙なところ ですが、ワームホールは空間のある地点と ある地点を結ぶ穴ですから、宇宙空間で適用 される相対性理論が必ずしも当てはまらないかも しれないのです。 映画の中で、トンネルを移動中の主人公の 女性科学者が、途中で何度か止まりますよね。 ワームホールは宇宙のあちらこちらに開いていて、 地球から目的の惑星まで、1つ続きではなく、 幾つかのワームホールをはしごしているのです。 1つのワームホールを出たところで一旦止まり、 そして次のワームホールへと吸い込まれて行くと いった具合です。 >補) 加速ではなく、減速によって座標移動するのだとすれば、何かと不都合が生じるのでは?もとの場所に戻るときとか。 量子テレポーテーションの可能性があります。 (参考URL)
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- First_Noel
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#4再びすみません.#4で適当に・・・と書いてしまいましたが, あれからまたビデオ見ましたが,私はこの点,セーガン博士の 「コンタクト」に込めた主題のひとつであると思います. 「客観的証拠がなければ,事実を客観的事実として周知させることは困難である. それは宗教的体験にも当てはまり,信じる信じないの段階にとどまる. しかし『事実』は,必ず何らかの形で客観的に証拠が残る.」 ただ一人だけの18時間の体験,既存の論理(相対論とか)では説明出来ない, だから信じる信じないの話になってしまった, だけど他の人も確認できる18時間の記録テープが存在した・・・ これは精神世界についても考察を深め,終始批判的精神を忘れず 終生科学的思考(無材料で安易に肯定も否定もしない)を貫徹した セーガン博士らしい,しかしこの辺を物語としてまとめるために, ああいうよく分からない移動手段,よく分からない現象, よく分からない異星人とのコンタクト,に表現せねばならなかったのだと思います.
- First_Noel
- ベストアンサー率31% (508/1597)
あの映画でのアレは,「ワームホール」とか言ってましたから, 相対論的な現象ではないのだと思っております. 原作は読んでいないので,セーガン博士の表現なのか, 映画製作側の都合なのかは分からないのですが. ワームホールと言うことで,事象の地平面を越える可能性を考えると, 時間の進み方に相関性がある必要はないでしょうし, 相対論が適用出来るかも不明ですから,まぁその辺は適当に・・・と言うことでしょう.
- ymmasayan
- ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答では有りませんが。(映画は見ていません) 大昔に原作を読みましたが、その中では物質移動とも仮想体験とも取れる感じでした。 少なくともトラベルという感じは持たなかった事をはっきり覚えています。 というのはその部分だけが謎でしたから。 周りで見ていた人たちは、とにかくその「機体」を見続けていたというのが原作なのです。
- PAPA0427
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ブラックホールストリグスではないでしょうか? 理論でもまだ証明さていませんが、タイムマシンも作れるとか…。 ほんまかいな?
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