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ブースト回路でFETを使用している理由がわからなくて困っています。
http://blog.cincs.net/item/126.html 上記URLに使用されている2番目の回路図で「FETを使ってブーストする」と書いていますが、FETを使用している理由を教えてください。 「ネット上の先人達が残した資料」とあるのでネット上を調べましたが見つけられませんでした。 部品(MC34063)のデータシートではバイポーラトランジスタを使用しているのですが、FETにしている理由が分からないので詳しく教えてください。
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- anachrockt
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> 上段に接続されているPNPトランジスタは・・・ 2SA1015のことでしょうか?簡単な説明はここにあります. http://w3.quake3.jp/sushi-k/wiki/index.php?%B2%F3%CF%A9%C3%CC%B5%C1 市販されているパワーMOSFETの欠点は,寄生容量が大きく, VGSのスレッシホールド電圧が大きいことで, 小電力のドライブ回路には向いていないことが多いです. そこで,メーカー製の電源回路を見てもBJTのドライブ回路を 使用するか,専用のMOSFETドライバICを使用しています. ここに,ディスクリートのパワーMOSFETを使っているのは パワーMOSFETメーカーのアプリケーションノート以外見ません. 最近の日本語の本とゆうと,こんなところでしょうか? http://www.amazon.co.jp/dp/4789842053
- anachrockt
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BJT(バイポーラ・トランジスタ)はMOSFETに比べて,スイッチングスピードが遅くてスイッチング損失が大きく,ベースドライブ損失が大きく,200V以下の低圧品は同一オン抵抗ならチップサイズが大きくて高価になるとゆう欠点があります. つまり,MOSFETはBJTに比べ速い・安い・うまいとゆうことです. 従って,商品の開発・設計で低圧用途では,MOSFET一色になっています. 商品と関わりないアマチュアの場合は,好きな方を使えば良いと思います. 200V以上の中高圧用途でも,高速スイッチングが必要ならMOSFETが使われています. その他に,BJTはSOA(安全動作領域)が狭いとかありますが,専門的になるんで省略します. 先人達が残した資料としてはここが有名です. http://focus.ti.com/docs/training/catalog/events/event.jhtml?sku=SEM401001 電源ICメーカの開発者に聞くと,大抵の人が読んでますね.
補足
ありがとうございます。 低圧用途ではFETの方が良いということはわかりました。 上段に接続されているPNPトランジスタは単に電流を増幅させているための ものでしょうか? こちらの方はFETではなくてもよいのでしょうか? お手数ですがわかる範囲でご回答お願いします。 あと資料ですが日本語で記述されている資料がありますと助かります。 よろしくお願いします。
お礼
ありがとうございます。 非常に役に立ちました。