• ベストアンサー

「青色」などの言い方は正しい?

色を表す言葉には次の(1)、(2)の2つのグループがあると思います。 (1)「色」を付けなくても分かるもの 青、赤、黄、黒、白、橙、緑、紫など。 (2)「色」を付けないと分かりにくいものあるいは分からないもの からし、桜、藤、桃、若草など。 (2)の言葉には「色」を付けて用いるのがいいと分かるのですが、(1)の言葉には「色」を付けて用いるのは、日本語としては正しいのでしょうか、正しくないのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • gootaroh
  • ベストアンサー率47% (396/826)
回答No.4

(1)の言葉に「色」を付けて用いても、日本語として十分正しいと思います。 色を名詞で用いる場合、つまり色そのものを表現する場合は、わざわざ「~色」を付けなくても通じるでしょうが、修飾語として用いる場合、つまり色そのものではなく、「~色をした××」の「××」の方を表現したい場合は、「~色」を付けた方が分かりやすいですね。 例えば「今は【赤】だから横断してはいけない」。これは信号の色そのものを表現しているので、「今は【赤色】だから~」と言わなくても分かりますよね。 一方、「青りんご」はこれだけで名詞ですが、「青色のりんご」は一般的な「りんご」を修飾しているので、意味は異なります。「古新聞」と「古い新聞」の違いと同じです。 「青色ダイオード」も「白色光」も、この場合の色はいずれも「ダイオード」や「光」の修飾語です。「青色申告」というのもありますね。税務申告書の色が由来です。 色そのものを表現する場合、「青い」、「赤い」、「黒い」、「白い」など、そのまま形容詞になるものは、「い」を外して名詞として用いることに違和感はありません。一方、「黄」については、そのままでも意味は通じますが、なんせ一語なので、「黄色」の方が言いやすいですね。形容詞でも「黄色い」といいます。 学校の教科名を「社会科」、「数学科」など正式名称ではなく「科」を略して「社会」、「数学」などというところ、「理科」だけは「理」といわないようなものです。語呂の問題なのでしょうね。

shozi_nk
質問者

お礼

「「××」の方を表現したい場合は、「~色」を付けた方が分かりやすい」 そうですね! 確かに! 「青い」、「赤い」、「黒い」、「白い」など、そのまま形容詞になるものは、「い」を外して名詞として用いることに違和感はありません。」 この4つは特別なんですね。「緑」、「黄」もこのグループかと思っていましたが、違いますね。 グループ分けがかなりはっきりしてきました。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • LN-TF
  • ベストアンサー率53% (320/596)
回答No.5

先ず色を表す言葉の多くは単独では他の物をあらわしていると云う事があります。 辛子(香辛料)、桜(花)、藤(植物名)、桃(果実、植物名)、若草(植物の状態)、橙(柑橘類の名称)などです。 これらは例えば「だいだい」と云うと柑橘果実をさしているように聞こえるので「だいだい色」と云いますが、なくても紛れる心配がないと「だいだい」と云う場合もあります。(解らなければ「オレンジ」に置き換えてみて下さい) 青、赤、黒、白、緑、紫は色の名前以外には普通には使わないので、紛れる心配がないので「色」と云う字をつけなくとも良い訳です。「黄色」は「黄」一字だと「キ」となり解り難いのとこの色への認識の歴史性から「きいろ」と云う事が多いです。(赤、青に比べて歴史が浅い) 従って、これは正しい正しくないの問題とは違ってきます。 両方とも日本語の慣習として正しいと云えます。 なお、理科的には「白」と「黒」とは色(色彩)ではないから、云々と云う事はいま別にします。 実は「青味がかかった」と「青色がかかった」とでは意味が異なる場合があるのです、省略に及びます。

shozi_nk
質問者

お礼

日本人の色彩感覚の根本は「青、赤、黒、白、緑、紫」の6色ということでしょうか。この中には「黄」は含まれないんですね。 ありがとうございました。

shozi_nk
質問者

補足

皆様、ありがとうございました。 出発点は、子供の色鉛筆の名前に、「しろ」、「こげちゃ」など「いろ」の文字の付かないものと、「きいろ」、「ももいろ」など「いろ」 の文字の付いたものとあるので、不思議だなと思ったことからでした。 たくさんお教えいただき、色の用語が微妙に使い分けられていることがよくわかり、本当に驚きました。 この場をお借りして、重ねて御礼申し上げます。 ありがとうございました。

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3506/7250)
回答No.3

きちんとした回答は他の方々がされているので、私は素人の立場でちょっと書いてみます。 「色」を付けなくても分るかもしれないけれども付けることもあります。 「黒色火薬」は「黒火薬」とはいわない。 「青色ダイオード」といいますね。今は信号機など、いろいろな応用がされていますが、日本人が世界に先駆けて発明したものとして有名です。これも「青ダイオード」とはいいません。 後者の場合は、特に、「青という色」という意味で、「色」であることを強調したいがために「青色」となるのだと思います。 単に「青い」というと、「未熟」という意味でも使われますからね (「青年」と言われるのならまだしも、「青いなぁ」というと、馬鹿にされたように感じませんか?)。 他にも「白色光」なんていいますね。蛍光灯なんかで。

shozi_nk
質問者

お礼

確かに、「色」は色を強調しますね。 「黒丸」(黒色の丸)とは言いますが、「黒色丸」とは言わないですからね。 それに、色はイメージを持っているんですね。 「赤字」とは言いますが、「赤色字」とは言わないですからね。 ありがとうございました。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

えぇと, 橙が (1) で桃が (2) という感覚は私にはわかりかねるのですが.... 由来を考えれば両方とも (1) とか両方とも (2) となるはず. 言語学的には a) 「色」をつけず直接形容詞語幹になる: 赤, 青, 白, 黒 b) 「色」をつければ形容詞語幹になる: 黄, 茶あたり c) 「色」をつけても形容詞にはならず名詞のまま: その他 という分け方が自然ではないかな. 色名の歴史をそのまま反映してますが. さておき, a のグループのやつらはもともと「ある種の色彩の総称」という意味です. 例えば青は「寒色系の色彩の総称」でした. 例えば緑色のりんごを「青りんご」と呼ぶのはこちらの用法に由来します. ということで, これと区別する意味合いを込めて「青色」とするのは全く問題ないと思います. 青りんごを「青色のりんご」とされるとさすがにおかしいですが.

shozi_nk
質問者

お礼

a、b、cの区分、ある種の色の総称、目から鱗でした。 黄, 茶は微妙なグループですね。 ありがとうございました。

  • gonta57
  • ベストアンサー率17% (6/35)
回答No.1

正しいと思います。 というより正しくない理由がないと思います。 あおいろ、あかいろ、きいろ、くろいろ、しろいろ、だいだいいろ、みどりいろ、むらさきいろ…私は良く使いますね。 音読みで赤色(セキショク)とか白色(ハクショク)とか言う場合も含めて文脈から「これは色味の事を指しているんだな」と早く正確に伝える事ができます。強調の効果がある場合もあります。

shozi_nk
質問者

お礼

そうですね。確かに、正しくない理由がないですね。 「イロ」、「ショク」には正確に、強調しての意味もありますね。 ありがとうございました。

関連するQ&A