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漢字の習う順序

各学年学習指導要領で習う漢字が決まっています(一年生80字、二年生160字とか)。易しい漢字から難しい漢字になっていくのは分かるのですが、時々「この難しい字を習っているのに、この易しい漢字を習っていないのはなぜ?」と思うときがあります。 例えば「曜」は二年生で習うのですが、「丁」は三年生で習います。子供にとってのなじみ深さかとも思うのですが、年賀状などを書くときに「一丁目」等は普通に使います。 「佐」「斉」「沢」などは中学で習うようですが、自分や友人の名前にあるので習う前から既に知っている、という場合もあります。これは逆に名前以外であまり使わないので後回しにされてしまったのかな?とも思わなくはないですが。 何を基準に各学年で習う漢字を選んでいるのか気になります。ご存じの方、よろしくお願いいたします。

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回答No.3

#2 > 「佐」「斉」「沢」などは中学で習うようですが、自分や友人の名前にあるので習う前から既に知っている、という場合もあります。これは逆に名前以外であまり使わないので後回しにされてしまったのかな?とも思わなくはないですが。 おっしゃるような例も多いでしょうね。特に上記の漢字などは小学校で習ってもよさそうに思います。そこで少し調べてみました。 常用漢字表で認めている音訓になります。 「佐」サ …脇で支え助ける。佐幕・補佐・大佐・佐州(佐渡の略) 「斉」セイ …そろう。そろえる。斉唱・斉民・一斉 「沢」さわ・タク …さわ。湿地。物が豊かにあること。めぐみ。つや。 沼沢・沢山・贅(→常用漢字表外字)沢・恩沢・光沢 「沢」「光沢」は別としても、おっしゃるように他はあまり使う機会がないからかもしれませんね。それと、「沢山」などは、新聞表記では「たくさん」としていることも少しは使用頻度に影響しているのでしょうか。実際、私も「たくさん」とひらがな表記にしていますし。 最後に大変興味深い意見が述べられているサイトをご紹介いたします。やや批判的ですが^^; 一つの意見を取り上げて考えてみます。 http://plaza.rakuten.co.jp/pakiranomori/diary/200711150000/ > 歌  も2年で習うのですよ。 > なのに、欠 は4年で、  可は5年。 > 可を含む何は、2年だけど、教科書によって、順番はばらばらです。 私の考えでは、「うた」を「歌」と教えるのは二年生でも可能だと思います。「何」は意味も難しくはなく「何人」などと使うので、習ったとしても決しておかしくないように思います。 この方のように、そう単純に「欠」とは対比できないと思います。 先生は「出欠をとります」と使うかもしれませんが、「欠席」は「(お)休み」などとするのが、二年生あたりでは妥当ではないかと思います。「可」にいたっては「許可」「可不可」ですから、いうまでもないのではないでしょうか。 この方は、単純に画数の多い少ないで考えているので、こういうご意見になるのだと思います。 すべてが私の意見どおりだとはいいませんが、画数だけでなく意味や使用例からも考えていかないと、教科書に沿った学習ができなくなるような気がいたします。 よく見ていけば、明らかにおかしいといえる所もあるとは思いますが、それに気づいたとしてもいろんな方面に影響を及ぼすので、なかなか変更に踏み切れないというのが実情ではないでしょうか。 多少の欠点はあるかもしれませんが、全体的に見るとそうぶれがあるようには思わない。というのが私の意見になります。質問者様と同じように疑問を抱くことはあっても、批判までには至らないといったところです^^ 長々と失礼いたしました^^;

yamax
質問者

お礼

大変詳しく、ありがとうございます。参考になります。 私も別に批判をしているわけではありませんが、どこか不思議な感じがするのも事実です。娘が今小学四年生で、かなり難しい漢字を使うようになってきています。なのでこちらもつい普段通りに文章を書いてしまい、「この漢字もこの漢字もこの漢字もまだ」と言われてしまうと「何故だ?」と思ってしまうのです。でも一度に学べないのですからそういう時期があっても当たり前なのですけどね。 漢字には意味がありますので、あらためて表を見てみると高学年になるほど抽象的な意味合いの漢字が増えている気がします。そう考えるとかなり納得できますね。 でもやはり三年生の「丁」の字は、昨年我が家の壁に貼ってあった漢字一覧表の中でかなり異彩を放っていました。何度見ても笑えてしまったので。 回答ありがとうございました。

その他の回答 (3)

回答No.4

字の意味を理解できないと、いくら簡単な漢字でも覚えにくいからと聞いたことがあります。 ご指摘の「佐」「斉」「沢」は、地名や人名としてはなじみがありますし、画数も少なく簡単に思えますが、漢字の意味を教えようと思うと小学生には難しいかと思います。

yamax
質問者

お礼

そうですね。漢字には意味がありますから、知らない言葉は覚えられませんね。漢字もなかなか奥深いなと再認識しました。 回答ありがとうございました。

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回答No.2

こんにちは。 実際のところは、選出した人に聞かなければ分かりませんが、私なりに感じたことをお話しさせてください。しかしあくまでも素人の私の推測ですので、至らないところがあってもどうかご海容ください^^; 二分割となります。 小学校で習う漢字(教育漢字)は1006字あるようですね。 小学一年生で習う漢字は、明らかに画数が少なくシンプルな漢字ばかりになっているのでこれは問題ないと思います。 検索しましても(後ほどご紹介いたします)二学年から六学年以上の漢字の選出にあたっての指摘が多いようですね。 実際に私もそのような感じを受けるところもありますが、それはごく一部についてであり(ネット上で見られる批判のように)広範囲にわたっての恣意的な選出であるとまでは思いません。(もちろん時代の移り変わりによって、多少の疑問点は出てくるでしょうが) いくつかの基準が考えられると思います。 (a)画数の少ない(書きやすい)漢字を低学年から(なるべく)順に配当していく。 (b)慣れ親しみ度や教科書に使われている漢字との兼ね合い。 (c)意味の理解しやすい漢字を低学年から(なるべく)順に配当していく。 (d)その漢字を使った言葉(熟語も含め)の(主に意味の面からの)難易度も考慮する。 (e)その他の理由。 この(c)(d)の理由との兼ね合いで、画数が少なく簡単に思えても後に回されることも出てくるのだと思います。 たとえば「占」は中学で習うことになっていますが、「賛成者が多数を占める」「経済の行方を占う」このような(やや書き言葉的な)使用例を理解するには、中学生にならないと難しいといった考えがあってのことではないでしょうか。 もっとも小学生であっても「占い師」という言葉はよく耳にし、大体の意味を理解している生徒もいると思います。 しかしその親しみ度や使用頻度をすべて調べてからの採用となると、テレビや雑誌などからの統計も取らなくてはいけなくなり、それはほぼ不可能ということになります。 また、新たに教科書などを訂正しなければいけなくなることもあって、いったん決めたことはなかなか変えられないという理由もあるように思います。 画数の少なさだけから選んでいくという判断になると、どうしても習う漢字に偏りが出てしまうというのもあるでしょう。ですから、意味も吟味しながらの割り振りとなるのではないでしょうか。 上記はほんの一例ですが、基本的な考えとしてはそう外れてはいないように思います。とはいいましても、あくまでも私の想像ですが^^; > 「曜」は二年生で習うのですが、「丁」は三年生 ここの一学年の差にはあまり深い意味はないように思います。 一年生で「日」~「土」を習っているので、次は二年生で「曜」を教えるといった感じではないでしょうか。何かの理由で三年生になったけれども、「曜」と比較しての配当ではないような気がいたします。 #1

yamax
質問者

お礼

ありがとうございます

noname#94476
noname#94476
回答No.1

国語審議会 今もそうか、分かりませんが、多分、です。

yamax
質問者

お礼

そこでどのような話をしているのか、気になるところです。 回答ありがとうございました。