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猿のなかでも「ニホンザル」というのは

かなり特別な種なのでしょうか?  アジア種とはかなり行動パターンが異なるんじゃないかと・・(隣国にもいないし) 「北限種で寒さに適応」以外の観点で、レクチャー願います(ウンチクぜひよろしく!)

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  • suiran2
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回答No.2

ニホンザルは幾つかの特徴があります。英名はスノー・モンキーですが、本来南方系のサルが、日本のよう雪が降る地方にいるはずがないと言うことで珍しく感じて命名されたようです。 日本人にとっては、ニホンザルはなじみ深く、サルの顔やおしりは赤いと思いがちですが、これはニホンザルだけの寒地適応の結果です。また、尾が短いですがこれも同様な理由からです。長いと凍傷にかかりやすくなるからです。体型もずんぐりしまして親しみやすいものですがこれも同じです。寒いときに群れが塊寄り添う行動を「猿団子」といいますがこれも寒地適応行動の1つです。世界に多くのサルがいても温泉に入るサルは日本だけです。 一般に恒温動物は、体の突出部である尾、耳、羽などが寒い地域では体温を失わないように小さくなる傾向が認められます。これはアレンの法則と呼ばれるものです。背が高くて手足が長いアフリカ系の人と背が低く手足が短いエスキモーとの違いもアレンの法則です。話はそれますが、日本人(縄文人)のルーツは当時バイカル湖にいましたエスキモーです。ですから中国等の大陸系のアジア人と体型が違うのです。バイカル湖起源説と言いますが、定説になり得るかどうかは知りません。 ニホンザルは北限のサルで寒地適応し顔やおしりが真っ赤ですから、学名もmacaca真っ赤っかといいます。受けますがこれは嘘です。ポルトガル語の「猿」macacoから学名は名付けられました。ニホンザルはマカク属の一種です。タイワンザルやニホンザルは、雑種を作り、それが繁殖力を持ちますので広い意味の亜種と考えられています。

その他の回答 (2)

noname#119957
noname#119957
回答No.3

和歌山県では日本ザルと台湾ザルの混血が問題となり、種の保存が優先され撲滅されつつあります。私としては、動物の殺生・人間の殺生は、あまり面白くないのですが、そういう方針らしいですね。 ** むしろブラックバスやブルーギルなどの外来種の方が確実に問題であるのにもかかわらず手付かずです。猿は猿を食わないのに。。 馬鹿げた研究かと思います。

  • gohtraw
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回答No.1

ニホンザルという「種」が属するマカク属には約20種類の「種」が属しています。また、アカゲザルやタイワンザルと近い関係にあり、タイワンザルとは雑種を生じることが知られています。世界のサルの北限であり、かつ島国である日本に住むことにより他の種と違った特徴を持ってはいますがそれは「みんな違う」のであって、分類学上でいえばそう特別な「種」ではないと思います。

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