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エピステーメーとドクサについて

old_shoの回答

  • old_sho
  • ベストアンサー率38% (20/52)
回答No.2

ドクサをひとくさり。 「哲学とは何か」 1)理性的な思考…進める学問 2)なんか難しくて…学問だよ どちらも、ドクサではないですか。どっちも内容としては変わらんでしょう。1)はよいこちゃんの返答で、2)は正直者の返答という気がしますが。 「哲学とは何か」に対する返答として、エピステーメと云い得るには、最低でも新書本一冊分は必要でしょう。その程度で済むか!という嘲りの声を無視してね。 プラトンの使い方をまねしてというか、結果的というか、研究済という段階から見れば、 エピステーメ:科学的知見 ドクサ:臆見 あるいは、 エピステーメ:理性的認識 ドクサ:感性的知覚 という分け隔てでもよいでしょうが、 プラトンの使い初めというか、論のスタート時点、あるいは研究が始まったばかりであれば、 ドクサ:個人的思い ー> エンドクサ:世間的常識 ー> エピステーメ:目差すもの ということではないでしょうか。即ち、「ドクサ」は、見下ろすならば「臆見」とも云い得るとしても、研究のスタートとして必要不可欠であり、それとして確実なもの、ではないでしょうか。 プラトン的上昇法ですね。で、プラトンは上昇の結果イデアにたどり着いて、足下が疎かになった訳ですが、その故事にならうと、一方向の流れでは、つまり単線では、エピステーメ=真知には到らない、云々。 これらの言葉のギリシャ哲学以来の使用法に就いては、専門家の回答を待っていただくとして、素人の見方でした。

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