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戦前の機械加工の製図を見てみたいです
自分は現在機械加工の仕事に従事しています NC旋盤やマシニングセンタ等です 図面をみるとCADで書かれていて交差も100分代もよくあります 現代の加工機械の精度が良くなったので 言える事だと理解しています 戦前の図面ってどんな感じなのでしょうか? 旋盤やフライスはあったと予想しますが どんな図面で加工してたのか不思議に思います 公開してるサイト等ありましたらよろしくお願いします
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こんにちは。 ネット上では見つけられなかったのですが、 お住まいの地区が空襲を受けていなければ 図書館で戦前発行の機械製図の本を探せば 当時の感じが分かるのではないでしょうか。
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2007/06/ 昭和24年開発の客車や昭和27年の図面がありますから戦時中の技術に近いと思います。ただし組立図であって公差が記載されたようなご注文のような図面ではありません。 http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-400234.php 零戦の図面だと言う書籍を書店の店頭で見たことがあります。ぱらぱらとめくっただけで内容については良く見ませんでした。 http://www.shimz.co.jp/200th/isuka/no2/isuka06.html 製図用具の頁が出てきました。昭和57年卒業の私もカラスグチは持っていましたがこれで書いたことはありません。すでにロットリングペンでした。T定規は中学の技術家庭で使いました。しかし当時のJIS機械製図では図面上にひらがなを書かなかったと思いますね。漢字とカタカナでした。いつからひらがなを使うようになったかな。 http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-400112.php 『航空発動機公差仮規格』 ご注文に近い物が出てきましたが、残念、図面そのものはありません。 http://www1.toptower.ne.jp/~katumata/sub422.html 当時の工作機械の事情が詳しく書いてあります。いやーおもしろかった。読みふけっちゃった。 http://www1.toptower.ne.jp/~katumata/sub421.html 金星発動機設計事情。
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三八式歩兵銃の場合、現物が渡されてそれをノギスで測って部品を作りました。飛行機の部品とかもガリ版印刷で刷られた汚い図面です。 それに基づいて部品が作られ、組み立て工場で刷り合わせを行なって製品になります。よって固体毎にサイズが変わっています。100個のエンジンをばらして部品を混ぜると二度と元には戻りません。 旋盤やフライスはありましたが、戦時中は女学生とかが教わってそれを操作し、おばちゃんとかが菜箸を使って削りクズを取りました。また、鉄そのものの品質が悪くて厚みを持たさないと強度が保てない(同じ機関砲でも日本製は重くなるは当たり前で、焼きが甘くて折れるも普通)、鋳造に歪みがあって精密機器は上手く動かない。という状態です。