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加工機械の基礎知識:2,5D加工とは?
- フライス盤やマシニングなどの加工機械には、2Dや3Dの加工機能がありますが、2,5Dの機械も存在します。
- 2,5D加工とは、3Dのような複雑な形状を加工する際に、一部の輪郭を2Dで加工して、それを積み重ねて形状を作り出す方式です。
- 一般的な2D加工では、素材を平面的に削り取ることができますが、3D加工では奥行きのある複雑な形状も加工することが可能です。しかし、3D加工は加工時間やコストがかかるため、2D加工の性能を最大限活かしながら、一部の輪郭を2Dで加工すると効率的です。
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基本的には#1アドバイスの方の答えで正しいと思います。私なりの解釈でもっと簡単に説明してくださいとなれば、2軸は加工で言う輪郭加工、3軸は同時3軸加工ですよね。要するに、機械を動かすときに2軸はx軸、y軸、z軸のうちどれか2つを同時に(CAD CAMなどで)できるものを言い、3軸の場合、同時に3軸動かせてきちんと自動で加工できるものだと解釈しております。問題は2.5軸の解釈はワークを加工するとき加工してできたものが立体形状(直方体のようなものではではなく、円錐や四角すいのようなもの)であるもの。と解釈しております。 具体的に機械で説明すると汎用フライスは2軸、NCフライスやマシニングといった機械は3軸、ならいフライスは2.5軸といった解釈です。 これで参考になるでしょうか?
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#3の補足説明 もう少し掘り下げて説明しますとたとえば円錐を加工する時の機械の動きかたで2D、2.5D、3Dのどれかということになると思います。円錐を加工するとき等高線加工なら2.5D、外から中心に向かって(x、y、zが同時に動く)行くような加工は3Dといえると思います。
お礼
わかりました。ありがとうございます。機械っていうより動き方で2D加工とかそう言うってことですね。ありがとうございました
2.5軸のことですが、機械のことではなく、動かすプログラムのことです 最近の機械ではなく20年ぐらいの機械では記憶容量が少ないし、紙テープでプログラムを送っていたので長いプログラムはテープの交換が必要でしたので二軸の輪郭をZの位置によって段階的に変えて立体的な曲面も加工していました。 同時3軸で動いても微少ブロックが続くと送り速度が落ちたり角が丸くなったりして送りを落として時間がかかりました。 cad/camも一般的ではなく、当時のパソコンの自動プロでは計算能力も低くて、同時三軸は出力に時間もかかりできるだけ2.5軸でプログラムするのが実用的でしたので機械で2D、2.5D3Dと分けるのは20年前の話で、今の機械では現実的ではありません 最近の機械で3D用と言われるの同時3軸の制御速度が早く、精度もよく、主軸回転も早い、いままでとはさらに性能が良い意味でつかっているのでしょう
補足
ありがとうございます。説明を読ませてもらいましたが、簡単に言えば2.5Dってのは動き自体はほぼ2Dって事でよろしいのでしょうか?
機械の違いは同時制御軸数が2軸なのか3軸なのかの違いです。 同時2軸加工機→2Dor2.5D 同時3軸以上の加工機→3D またここのTOPで検索出来ますよ。 例えば下記の質問回答などは参考にになりそうです。 http://mori.nc-net.or.jp/fQA.php?qid=9867
お礼
早速の回答ありがとうございます。参考URLをみてだいたいわかりました。でもなんか2,5Dって説明するの難しそうですね。ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。わかりやすくてかなりわかってきました。あとひとつ聞きたいのですが、たとえばNCフライスもしくはマシニングで長方形を加工すれば2D加工ですよね?そこでNCフライスで円錐加工な2.5D、マシニングで円錐なら3D?あと2,5Dと3Dのわかりやすい違いはなんなのでしょうか?いろいろ聞いてしまいすみません。