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間隔尺度と比率尺度(比尺度、比例尺度)の違いについて
こんにちは!私は大学2年生で心理学の勉強をしています。 早速質問内容に入らせていただきます。よろしくおねがいします! 心理統計学の授業で出てきたのですが、タイトルの通り、スチーブンスの4尺度の、「間隔尺度」と「比率尺度(比尺度、比例尺度)」の違いがわかりません。 わかりやすい例などを用いて説明していただけると有り難いです。宜しくおねがいします。
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こういう説明は時として不適切なこともあるのですが、最初は「なんとなく」感じをつかむことが重要です。 比尺度は絶対0点が存在しているという点で間隔尺度と異なります。絶対0点が存在するというのは、簡単にいえば0以下の値を理論上、とり得ないということです。 例えば、重さ(kg)、長さ(cm)、速度(km/h)といったものは比尺度です。なぜかというと、重さが-20kgというのは理論上ありえないからで、これには絶対0点が存在します。つまり、0kgというは「存在しない」ということなのですね。 また、温度の単位であるケルビンは0度が絶対零度として定義されているのでマイナスの値をとりません。一方でセルシウス度の0度は絶対零度ではなく、水が"凍る"温度としてありますから、マイナスの値もとりうるわけです。だからケルビンは比尺度だけど、セルシウス度は間隔尺度なのですね。 実質的に間隔尺度以上のデータであれば、間隔尺度と比尺度を区別する必要はありません。しかし、あえて区別しようとするなら「この単位は0よりも小さい値(マイナスの値)を理論上、とり得るか?」ということを自問自答するとよいでしょう。
お礼
さっそくのご回答ありがとうございます! なんとなく理解できました。わかりやすいご説明ありがとうございました♪