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火に水をかけるとどうして消えるのですか?
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最初に、ご質問の内容は、必ずしも正しくはありません。 モノが燃えるには、燃えるモノ、温度、酸素 が必要です。 水が熱いモノに触れると、水蒸気になり大量の熱を奪います。しめったモノに火が付かないのは、この理由です。 また、燃えているモノを覆って、酸素に触れないようにします。 ただ、世の中には、水をかけることで、燃えるモノ、というモノも存在します。 一番典型的なのは、これかな? http://www.maniado.jp/community/neta.php?NETA_ID=2308 油火災などでも、下手に少量の水をかけると、水に浮いた状態で燃え広がります。酸素に触れないどころか、広げて触れやすくしてしまうんですね。 また、水は高温に急に触れると水蒸気爆発といって爆発します。 ミスト状の水をかけることで解決した製品があるようですが。
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- Ichitsubo
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火というと炎のことを想像されるでしょう。 炎を上げずに燃えるものもあります。 その両方について、ものが燃えるには次の3つの要素が必要です 1.燃えるもの 2.空気(酸素) ←(そのほか助燃性のある物質。たとえば硝酸カリウムなど) 3.十分な温度 この3つのどれか一つでも不足すると、ものは続けて燃えることができません。 たとえば江戸時代の火消しは火事の現場周囲の家を壊し、 1を不足させることで燃え続けるのを防ぎました。 別の言い方をすれば「燃え尽きる」という状態です。 天ぷら油火災のとき、ぬれタオルで鍋をふたをするのは2を取り去ることが目的です。しかし火が消えたからと言ってすぐにぬれタオルを除けてしまうと、再び、1,2,3ともに揃うことになるので再点火します。ぬれタオルで消火したあとは、コンロの火を切って油をさまして3を取り去る必要があります。 一般に、水を掛けると火が消えるのは、2,3を取り去る効果があります。水を掛け表面をぬらして空気を遮断したり、冷やして温度を下げたりする効果です。 しかし、燃焼しているものによっては水を掛けるのが不適切な場合があります。 アルミニウム粉などの金属が燃えている場合、水を掛けると水と高温の金属が反応して可燃性の水素ガスが発生し、これが燃えるため危険です。石炭が燃えている場合にもほぼ同様の理由で水は不適切です。 天ぷら油火災については、水の沸騰により油が飛び散って危険がまします。
消えないこともあります。 ジメチルエーテルと言う物質は水と自由な比率で混ざる物質ですがこいつに火を付けて、水を掛けても消えません。 その代わり「低温で燃えます」、冷炎と呼ばれる現象で、30ー40℃位の温度で燃えますので赤外線温度計で見ないと燃えているのかどうか分らないやっかいな状態になります。 ブタンなども冷炎が知られていますがこいつは水を掛けると消える「はず」です。
- hiro_t_001
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燃焼物の温度が下がったことで、酸素と結合するのに必要な活性化エネルギーを供給できなくなったためだと思います。 燃えるっていうのは、物質が酸素と結合することでエネルギー的により安定な状態に変化することなんですけど、その余ったエネルギーを光や熱として放出してます。 で、酸素と結合を作る際にも一時的にエネルギーを必要としていて、そのために最初は火をつけるなど物質の温度を上げる行為が必要なわけです。
- bakeratta
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冷却されるからと、酸素が遮断されるからではないですか? 強力な消化剤も、確か覆って酸素遮断で消火するとTVで見たような・・・。 日本にあるかどうかは知りませんが、爆破により酸素を遮断して消火する方法もあるとか・・・。
お礼
ありがとうございました よくわかりました またよろしくおねがいします