人が人だからこそ

質問

読んでいただき、ありがとうございます。

恋愛・人生相談のようにおもわれてしまうような質問かもしれませんが”哲学的”回答がほしいのでこちらのカテで質問させていただいています。

誰かを好きになるとき、○○さんの△△のところが好き。○○さんが△△だから好き。
このように人を好きになる方は多いとおもいますが、それは結局○○さんが好きなのではなく、△△の部分が好きということになります。

と、いうことは、○○さんでなくともいいわけです。

そこで質問なのですが、
性格、精神、感情、心、容姿etc.
そんなものではなく、
私が私だから。私が私だったからこそ好きと言ってくださる方がいました。

その方はとても深く哲学を学ばれている方で、私なりに意味を読み解こうとはしていますが、最近哲学に触れ始めたばかりの私にはまだ少し難しく感じられてしまってもいます。

その人がその人だから。その人がその人だったからこそとは、哲学的にはどのような考えになるのでしょうか？

回答お待ちしております。

回答No.11

owlsjp

あなたはおそくら他の人間と比べても特別な存在ではなく、特殊でもないでしょう、であるのにあなたがあなただからこそ　と言われたということは、何の特徴もない、平凡で、どこにでもいるような存在だけれども、僕の目の前にいてくれるからありがたいんだ　ということなのでしょう。

　要は、「自分が好き」と、その人間は言っているわけです。

回答No.10

OKWave0630

umyusさんは中々面白い興味をもたれる方ですね。
pupurpuさん同様、これを哲学を知らない方が言っていたら、「浅っい意味だなぁ」と私も思うのですが（笑）、お相手の方はそうではない。
一応私はあまり哲学的な知識があるほうではないのを先にお断りしておきます。

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ポイントは同じような事を２回繰り返している点。

私が私だから好き。　でも
私が私だったからこそ好き　でも無く
私が私だから。私が私だったからこそ好き

な所だと思います。
そしてこの前後の意味の違いが分かれば、その二つ意味の複合体が最終的な答えだと思います。

まず「私が私だから好き」　だと分かり難いので「umyusさんがumyusさんだから好き。」言い換えます。

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「umyusさんがumyusさんだから」　にもいろんな意味がありますね。

初めの「umyusさんが」のumyusさんは、お相手の方に映るumyusさんという意味。

まず（お相手にとって）umyusさんが別の生命体であると言う意味。
そして（お相手から見た）umyusさんとして認識されていると言う意味。

これは（多分）性的対象としてumyusさんを見ていて、同一化の心理が働いていないと言う事を意味します。
「○○さんの△△」や「○○さんが△△」は、同一化も有り得る所が違います。
また雌雄を分けた生命体にとって、対象を別個体として認識するのは「好き」の基本ですから外せません。

次いで「umyusさんだから」のumyusさんは、お相手の方がが「ご自身で思い想像するumyusさん」を指している気がします。
例えば「あの人だったらこう言う」と思うときの「あの人」が、「お相手がご自身で思い想像するumyusさん」の事です。

すごく強引に言うとそのお相手の方は、「貴方から入ってくる情報や刺激が、お相手の方ご自身が思い想像する貴方とぶれない。」と言う意味
貴方という人を私（お相手の方）は、理解できると言う事だと思います。

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「umyusさんがumyusさんだから」　のもう一つの意味は

「umyusさんが自分らしく生きている、または自分を見失わない芯の通った人」と言う意味

もしくは

「umyusさん」に近い伴侶のイメージを以前からお相手の方は理想の伴侶？として持たれていて

「貴方を見たときその理想を見ることが出来る」　と言う意味

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さてどれがお相手の方の言った意味なのかと言う事ですが、私も過去に同じような事を言った経験が有りまして（笑）
その時の経験からすると、

「貴方から入ってくる情報や刺激が、お相手の方ご自身が思い想像する貴方とぶれない。」と言う意味
「umyusさんが自分らしく生きている、または自分を見失わない芯の通った人」と言う意味
「貴方を見たときその理想を見ることが出来る」　と言う意味

を２：１：１の割合でした。

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もう一つ、「umyusさんがumyusさんだったからこそ」

と言うのは少々難しいです。まず

「だったからこそ」の
「だった」というのは過去形です。
「から」は、○○～という過程を表す意味や、「○○だから」と理由を用い方があります。
「こそ」は、それ前の単語を強調したり要因を表したりするときに用います。

ここでの「こそ」は「umyusさんだったからこそ」と「○○に至ったからこそ」という風に、
前記の「から」が過程を表すと同時に、理由も表している、二重の意味を持たせたいので用いられた「こそ」ではないかと思います。

まずは過程を表す「umyusさんだったから」について考えます

一つは
「umyusさんが継続してumyusさんであり続けた」と言う意味

その他に「umyusさんとお相手の方の何か共通で特定した一時期の記憶」を指している可能性もあります。

例えば、「去年のクリスマスに（お二人が）一緒にいい思い出を作ったから」だと分かりやすいと思います。
一時の出来事で人を決め付けるなと思うかもしれませんが、一目ぼれのように人間って案外、一つの記憶で誰かの印象を形成付けていたりします。

または、umyusさんとお相手の方との出会ってから今に至るまでの記憶や関係性全てを指している場合もあります。

「出会って今までumyusさんという人と時を過ごしてきたから」と言う意味です。

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次の解釈ですが、まず前提として（お相手の方と出会う前からの）積み重ねがあったからumyusさんは現在のumyusさんになられた訳です。

鍾乳洞のツララが一方に向けて徐々に形成されるように、人間の人格形成にも一定の指向性が表れてきます。
それはご両親などの教育であったり、umyusさん本人の意思や性格、嗜好、さらにそれらを取り巻く周囲の環境で変わってきます。
その指向の方向性や積み重なり方、外見（単に人の見た目ではありません）が、例えば「価値観の合う人」と表現されてたりします。

この意味では「umyusさんがumyusさんとして育ったから（または何かが育ててくれたから）好き」となります。
「今どうであるか」というのはある程度操作できますが、「育ち」はよっぽどの達人で無いと変えられません。
だから目の前のその人より、その人の育ちの方が信頼できる場合もあります。
「育ちが良い」という意味とも取れますが、この場合の「良い」とは
「お相手の方が個人的な何かで測ったとき」の「良い」で
世間一般で用いられる、「育ちの良さ」とは違います。
光源氏が自分の理想の女性を得る為に、少女を一から育てていくと言う話を聞いたことがありますが、
あれを他の人がやってくれればそれに超した事はないわけです。（自分で育てる過程を楽しみたい人も居ます）

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もう一つの「だったからこそ」の意味は

「お相手の方がumyusさんに過去に会っている」という前提がまずあります。
ここで言う出会いは実際の出会いではなく、お相手の方の中での理想の伴侶が形成された時に会ったという意味です。
現実的には理想どおりの人は居ませんから「理想の一部分」であり、umyusさんの一部分と既に出会っていたという意味です。

「umyusさんがumyusさん（理想に描いた伴侶の一部分）だったからこそ好き」と言う意味です。

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「お相手の方がumyusさんに過去に会っている」という前提がまずあります。
ここで言う出会いは実際の出会いではなく、お相手の方の中での理想の伴侶が形成された時に会ったという意味です。
現実的には理想どおりの人は居ませんから「理想の一部分」であり、umyusさんの一部分と既に出会っていたという意味です。

「umyusさんがumyusさん（理想に描いた伴侶の一部分）だったからこそ好き」と言う意味です。

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もう一つ、umyusさんとの出会いに意味を求める捉え方です。

「umyusさんがumyusさんだった」までの意味は「umyusさんがumyusさんとして育ったから（または何かが育ててくれたから）好き」として、
そんなumyusさんと今出会ったからこそ。と出会いのタイミングや機会を重要視したり強調しています。
umyusさんがumyusさんとして今、私（お相手の方）の前に現れてくれた。と言う事に好意を持っていると言う意味です。

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もう
一応「私が私だから。私が私だったからこそ好き」

の前後の意味に触れました。初めに申し上げたように最終的にこの二つを合わせた物がお相手の方の仰る事に近いと思います。

まず、「私が私だから。」は、お相手の方がumyusさんを理解しやすい、umyusさんの生き方、umyusさんが自らの理想に近いと言う意味でした。
「私が私だったからこそ」は
umyusさんの形成のされ方、お二人との出会い方やタイミング、お相手の方の理想の一部分との一致、出会ってから今までの経過や過程、もしくはその中の一時点、と言う意味

合わせると、

・umyusさん自分から見て別の生命体であると認識されている

・「umyusさんが自分らしく生きている、または自分を見失わない芯の通った人」

・umyusさんのような人をずっと思い描いて来た

・奇跡的？にumyusさんのような人と本当に出会う事が出来た

・そしてそれが（素晴らしい事に）今である！

・出会ってから二人で時を過ごした

その全て（もしくはいずれか）が好きだ。

となります。
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私は漠然と「君が君のままだから好き」というのは虫唾が走る方でして、「自分は何も考えてない」と言っているように思えて気持ちが悪くなるんですが、
分かっている人が言うならここに書いたような意味が込められている、またはそれ以上の意味があるかもしれません。

駄文乱筆な長文に最後までお付き合い頂きありがとうございました。

回答No.9

pupurpu

哲学とは宗教と同類で、生き方や、幸せのあり方を語っていますが、
大半はその目的を忘れて、枝葉の議論や難解な言葉を「わざと」使って遊んでます。そういういい加減な部分も哲学には含んでいるので、しっかり見極めないと、議論に勝つための「口先だけ」になってしまいます。
　好きというのは直感の部分が多く、「００だから」というのは「あとずけの理由」としか聞こえません。好きなんて言葉を超えてる感情で説明は難しいのではないでしょうか。
　つまり理由などは「言い訳」に似て、あとから何とでも言えるということでしょう。
　「その人がその人だから」と言われて、ほれる人もいますが、何のことかわからない。つまり心情が伝わらない形だけの言語表現と捕らえる人もいるでしょう。そういうまやかしのような表現は哲学をやってる人には多いと思いますが、うんざりしてます。
うまく言葉を加工したわけですが、「好きは好き」理由はない」というほうが正直で誠実で本音だと思います。生き方から考えれば、あえて高尚に見せるような詐欺師のような技術は逆に嫌いです。
　私は、形が悪くても、正直に心を表現し、伝わるように噛み砕いてわかりやすくするほうが伝わると思いますので、あえて幼稚に見えるが、心がしっかり見えるほうが好きです。言葉は心のやり取りをするための道具ですから、心が伝わらないと道具の働きはない味気ないものになります。
　「あなたの全てを受け入れる」というほうがわかりやすいと思います。
　大事なことはまやかしで本質を見失うということが多々起こっていますが、哲学の分野でも難解を語ることが哲学ではないとはっきり断言しないといけません。大事なことは、人が幸せに生きることであり、恋愛はお互いに受け入れあって、また言葉で素直に伝わるように言うことが意思の疎通を行います。ですから、大事なことは、いいずらいことをいい、それを誠実に聞く態度、行動が人生を作るので、哲学とは実行行動誠実な言動、つまりは誠実な心から発するという根本がなくてはなりません。哲学は美しい心と思いやり、そして生きる態度としての行動です。
　これがなくて話だけで遊んでる人は多くいます。本末転倒で哲学の本意を汚してます。本来の意味をわからなくしてます。見破っていきましょう。
　＞＞その人がその人だから
その人なりの告白の仕方であって、表現のしかたなんでしょう。哲学はもっと深いものですから。
　ただの告白ということで、意味はないです。またそこに哲学などということを持ち出すのはあまりに煩悩を感じます。
　付き合いたいから哲学を使うというのであれば、ただのテクニックであり、詐欺師に近いです。
　告白に勇気がなくがんばって告白したというのは行き方であり態度であり哲学ですね。この違いをわかりましょう。人は弱さに立ち向かう力が哲学ですよ。行動しないと意味がないですから。机上の空論のような哲学は口先だけの行動を伴わない詐欺師のようだという怖い１面の影があることは知っておきましょう。何でも正邪がありますので、気をつけましょう。
　ただ、付き合いたいというほうが正直で好感もちます。

回答No.8

noname#91067

問うて頂きありがとうございます。

「その人がその人だから。その人がその人だったからこそ」と断言して居られるのです。断言するのは誰が誰に何にどういうことを言うのも可能で、深い哲学かどうかの見分け方は、愛でも夢でも何事も追求すると汚れて見えてくるもで、いい加減で曖昧にしてそれでいて体現、実践されているかどうか・・だと思うのです。

回答No.7

来生 自然（@k_jinen）

「恋・愛」といった概念の哲学的な思索に触れてみたいと思われるのであれば、
亀井勝一郎：「愛の無情について」
http://www.fit.ac.jp/~y-tanaka/ainomujoh/aino-mujo.pdf
http://genxx.com/blog3/archives/000051.html
は、読みやすいと思います。

>>>
最近哲学に触れ始めたばかりの
<<<
とのことですので、他にもいろいろと読まれることをお勧めします。

>>>
その人がその人だから。その人がその人だったからこそ
<<<
そのような言葉を発せられたのだと思います。

回答No.6

wiz0621

とある数学者の言葉です。

人間は一本の葦である。自然の中で最も弱い。しかし人間は考える葦である。
人を押しつぶすには武装などいらない。ただの蒸気、つまり一滴の水だけでも
彼を殺すには充分なのだ。だが人はそれら（モノ）よりも尊い。

人間は自分が死ぬこと、宇宙が自分よりも偉大であることを知っているから
である。（その一方で）宇宙はなんの意思も持っていない。

我々のあるべき姿はすべて想いの中にある。
我々を立ち上がらせるのは、まさにそこから来るものであって
我々が満たすすべを持たない時間や空間からではない。
故に、想う事を忘れずに。そこに全ての原理がある。

解説は・・・うーん、無粋かなぁ。やめときます。
要は後段部分が回答です。

これとは全く、完全に、別の話になりますが
哲学というのは特定の考えではないということ、
つまり各人がキリスト教とイスラム教のような異なる宗教くらいの
違いを内包しているこのことだけは理解してないと、
以後、とても混乱すると思います。実のところ、点数で評価していく
という考え方も哲学（そして、とある古代宗教）の概念としてはあるんです。
綺麗な言葉では無いかも知れないですが、そっちもそっちで面白いですよ。

回答No.5

noname#88701

あなたという人間が一人しかいないからだと思います。
好きという感情に対しての理由は
その感情を抱く人が相手に対して部分的に判断した結果では無く
相手の人の全体的な事に対して好感を持った場合の結果だと思います。
この場合
このようだから、このように考えるとか、このように思える、というような分析的な思考ではなく
一瞬の内に、数多くの人とあなたとを比較照合しうる感性的な働きがあったものと考えられます。
あなたという一人の人間全体が感性によって、好ましいと判断された結果なのだと思います。
感情以前において、あなたという存在が特別な認識の一つとして扱われ続けた結果として生じたものとも思います。

あなたが他の人とは違う、という認識は
常に感性的な働きによって、幾度となく照合され続けてきた結果なのだと思います。

相手から見た全体的な照合において、（特別な）あなたは一人しか存在せず、また、（特別な）感情と共にある存在だといえると思います。

回答No.4

bananasand

木村カエラの声質と顔が好き。なのですが、

木村カエラがわたしの中でどんな要素に分解されるのか
良く解りませんけど、朝青龍が同じ声質で歌っても
驚きはしても好きにはなりません。

最初に好きがあって、後から理由付けしているわけで、
言葉でどう表現しても、好き嫌いの感情を正確に語るのは無理です。
好き嫌いは理屈ぬきです。

そして、わたしが木村カエラを好きなのは、
木村カエラにその才能があるのではなくて
わたしに木村カエラを好きになる才能があるからです。

ミスチルがＯｖｅｒで歌っています。

♪嘘のつけない大きな声や家事に向かない荒れた手のひらも　　
君を形成る全ての要素を愛してた　♪～

＞その人がその人だから。その人がその人だったからこそとは

で、わたしのような回答者がこの文を読んで、その表現から真意を
読み取ってもどうせ頭で考えてことなんだから埒もないんですよ。
あなたの方が遙かに彼の真意に近いでしょうし、
もちろん最大限肯定的に捉えていいんだと思いますよ。

そして、そのように語る人の気持ちをあなたがどう想像するかを
その相手は期待を膨らませて語っていると言うことでしょうね。

思うに、あなたは哲学的語り口が好きですか？っていうことかな～強いて言えばね。

回答No.3

mmky

☆　「その人がその人だから。その人がその人だったからこそとは、哲学的にはどのような考えになるのでしょうか？」

●　そのまんまのあなたのことですね。個性ともいいますが、あなたの個性は世界に６０億人がいても同じものは一つも無いのですね。
表面的に似たもの、行動が似たもの、考えが似たものなどなど部分的に観れば似たところはそれぞれにたくさんありますが、全体、あるいは総合としての個性は全て個別で異なっているのですね。
簡単にわかりやすくいえば６０億の個性があって似通った部分で部分集合化は出来るが、あなたの個性はただ一人しかいないということですね。
それをその人はその人といっているわけです。
結婚というのは６０億の個性から一つの個性同士が共感して暮らすことですから厳粛で神秘的ですね。

回答No.2

日比野 暉彦（@bragelonne）

引き受けるということです。
　自分のこととして捉えることです。

　一生そうすることは　なかなか哲学の話でさえないかも知れません。
　ということは　好みという要素もあるようですよ。
　ということは　お互いさまという意味です。その関係がものを言うという意味です。
　つまりは　引き受ける側も恩恵を受けているという意味です。
　世の中うまく出来ているとむかしは思われていたのですがねぇ。