2回連続微分可能な関数についての問題

このQ&Aのポイント
  • 閉区間[a、b]を含むある開区間上で定義された実数値関数f(x)が二回連続微分可能で、任意の点x∈[a、b]において、f''(x)≧0とする。任意のc∈[a、b]に対して、不等式(b-c)f(a)+(c-a)f(b)≧(b-a)f(c)が成立することを証明せよ。
  • 不等式(b-c)f(a)+(c-a)f(b)≧(b-a)f(c)で真に不等号>が成立する場合について考える。
  • 問題において、f''(x)≧0であることから、f'(x)が単調増加であることがわかる。また、点aにおけるf(x)の接線の傾きより点bにおける接線の傾きの方が大きいか同じであることがわかる。ただし、問題中の直線acと直線cbは接線ではないため、この判断には注意が必要である。不等式(b-c)f(a)+(c-a)f(b)≧(b-a)f(c)の真に不等号>が成立する場合は、f'(x)が狭義単調増加の場合である。
回答を見る
  • ベストアンサー

二回連続微分可能な関数

閉区間[a、b]を含むある開区間上で定義された実数値関数f(x)が二回連続微 分可能で、任意の点x∈[a、b]において、f''(x)≧0とする。このとき、次の 問に答えよ。 (1)任意のc∈[a、b]に対して、次の不等式が成立することを証明せよ。 (b-c)f(a)+(c-a)f(b)≧(b-a)f(c) (2)(1)の不等式で、真に不等号>が成立するのはどんな場合か。 (1)について。この不等式は、直線acの傾きより直線cbの傾きの方が大きいとい うことがわかれば導けますね。しかし、わかっている情報は f''(x)≧0である⇔f'(x)が単調増加→点aにおけるf(x)の接線の傾きより、 点bにおける接線の傾きの方が大きい、あるいは同じ、ということです。直線acと 直線cbは接線ではないけれど、このような判断を下せる根拠はどこにありますか ? (2)について。 『f'(x)が狭義単調増加のとき』でいいのでしょうか?それとも、この問題はも っと高度なことを聞いているのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • rnakamra
  • ベストアンサー率59% (761/1282)
回答No.1

>(1)について。この不等式は、直線acの傾きより直線cbの傾きの方が大きいということがわかれば導けます この二つの傾きを比較するには平均値の定理を使用すればよい。 f'(d)={f(c)-f(a)}/(c-a) となるdが(a,c)内に必ず存在します。 同様にf'(e)={f(b)-f(c)}/(b-c)となるeが(c,b)内に必ず存在します。 f'(d)とf'(e)の比較は言うまでも無いでしょう。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%9D%87%E5%80%A4%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86

関連するQ&A

  • 関数

    関数f(x)=x^3-3ax^2+3bx-2 が区間 0≦x≦1 で常に増加するとき、点(a,b)の存在する範囲を求めよ。 単調増加になればいいのだな、と考え微分をして f(x)=3x^2-6ax+3b とそこまでやったのですが、進まず… どうかよろしくお願いします。

  • 微分の問題

    接線に関する問題を解いていて詰まってしまいました・・ 問1. 曲線C:y=x^4-10x^2-12x がある。Cと異なる2点で接する直線の傾きをaとするとき、次の問に答えよ。 (1)aの値を求めよ。 (2)直線y=ax+bがCと異なる4点で交わるときのbの範囲を求めよ。 (3)直線y=ax-9とCとで囲まれる3つの部分の面積の和を求めよ。 一応自分の解法を書いておきます。 2つの接点を(X1,Y1),(X2,Y2)とおいて接線を表してみたのですが、どうにも置いた文字が消えなくて困り果ててしまいました。 微分して、増減表を書いてグラフの図はかけたのですが、これ以上進みません・・・(グラフはM字みたいな形になりました) 自分の解き方では間違っているのでしょうか? 最後までよんでいただきありがとうございます。

  • 微分法

    曲線y=ax^3+bx^2+cx+dは、点A(0,1)において直線y=x+1に、点B(3,4)において直線y=-2x+10にそれぞれ接する。このとき、定数a,b,c,dの値を求めよ。 f(x)=ax^3+bx^2+cx+dとするとf´(x)=3ax^2+2bx+cとなる。そして点Aと点Bについてそれぞれ接線の方程式を求めてみたのですが、値が出ません。どなたか教えて下さい。

  • 元の関数を区間[a,b]での傾きで割ると傾きが1?

    長ったらしいタイトルで申し訳ありません。 f(x)という関数を考えたときに、この関数の区間[a,b]での両端を結ぶ直線の傾きはf(b)-f(a)/b-aです ここで元の関数f(x)を[a,b]で両端を結ぶ直線の傾きで割る・・・つまりf(x)/f(b)-f(a)/b-aという式を考えると両端を結ぶ直線の傾きが1になるらしいのですが いまいちよく分かりません これはどんな関数でも言えることなのでしょうか?よろしくお願いします。

  • 微分可能なら連続?

    微分可能→連続。 次の二つの命題について正しければ証明し、 そうでなければ反例をあげよ 1 関数f(x)が開区間(a,b)で微分可能ならば、f(x)は開区間(a,b)で連続である 2 関数f(x)が開区間(a,b)で微分可能ならば、その導関数f'(x)は開区間(a,b)で連続である。 答えは1は正しく、 2は間違いで反例はf(x)=x^2sin(1/x)を使ってみよとの事でした。 すみません1,2の証明をお願いできませんか? 詳しくおねがいします

  • 微分可能ならば連続??

    微分可能→連続。 次の二つの命題について正しければ証明し、 そうでなければ反例をあげよ 1 関数f(x)が開区間(a,b)で微分可能ならば、f(x)は開区間(a,b)で連続である 2 関数f(x)が開区間(a,b)で微分可能ならば、その導関数f'(x)は開区間(a,b)で連続である。 答えは1は正しく、 2は間違いで反例はf(x)=x^2sin(1/x)を使ってみよとの事でした。 すみません1,2の証明をお願いできませんか?

  • 連続関数・・・・

    (問) 閉区間[a,b]で連続なf(x)について、a≦f(x)≦bならば、f(c)=cとなるcが[a,b]に存在することを証明せよ。 (解) f(a)=aまたはf(b)=bならば、このaまたはbがcである。 ↑ってのは、分かるんですが、 a<f(a),f(b)<bの場合はどのように求めるのでしょうか?  ある参考書には、似たような問題で g(x)=f(x)-x という連続関数を[a,b]で考える  みたいなことが書いてあったんですが、これを利用しもいいのかどうかも分かりません。

  • 微分についての質問です

    1、関数f(x)=3x^2の表す曲線上の点(1,3)における接線の傾きを求めよ。 2、関数f(x)=x^2の表す曲線上の点A(a,a^2+1)における接線の傾きが6のとき、aの値を求めよ。 3、関数f(x)=x^2-xについて、xが1から3まで変わるときの平均変化率とx=aにおける微分係数が   等しくなるように、aの値を定めよ。 授業を休んでいたのでわかりません。 途中式もお願いします。

  • 関数の増減

    「常にf'(a)>0である区間では、f(x)は単調に増加する」の逆が成り立たないのはどうしてですか?わかりやすく教えてください。

  • 大学の微分積分学の連続性の問題で困っています

    教えていただきたいのは以下の問題です。 問題: f:[a,b]→ R が c∈[a,b] で連続なための必要十分条件は, [a,b] の中のすべての単調数列 {a(n)}n (単調増加,または単調減少) で c に収束するものに対して, lim f(a(n)) =f(c) が成り立つことであることを示せ n→∞ 背理法を使うらしいのですが… よろしくおねがいします。