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癌治療のガイドライン

父の前立腺ガンの治療方法についてです。病院によると、国内には泌尿器科医共通のガイドラインがあるそうだ。 複数の病院は、父にはそのガイドラインによると残念ながら内分泌療法しかないという。手術や放射線という選択肢は国内ではまず有り得ないと言われた。 しかし、ある病院だけは、内分泌療法に加えて手術と放射線も行うという。手術可能というのだ。 最終的に患者の意志で選ぶが、ガイドラインを超えた治療を選択するのは止めるべきか?それともガイドラインに拘らず一縷の望みにかけてよいか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • sodenosita
  • ベストアンサー率54% (1291/2359)
回答No.3

>余命についてのデメリットはございますか? >特に前立腺には手術は勧めないという理由は何でしょうか? 勧めないとしたのは内分泌療法のみと手術や放射線治療をしても平均的な予後(余命)が変わらないのなら、いろいろなことをやればやるほどデメリットだと考えたからです。 人間の死亡率は100%なのでいつかは死にます。目安としての平均寿命が78歳として、残り9年くらい。9年間生きてくれることは難しいとしても、その半分くらいは期待したい。ただ生きるのではなくて、今と同じように一見すると本当にがん患者なの?って具合でいて欲しい。それなら本人が今と同じ生活を続けられるような治療法がいい。前立腺以外にもおそらく持病の一つや二つはあるだろうから、手術などのリスクになるなら避けたいし、入院で認知症のようになっても困る。放射線治療で直腸や膀胱に障害が出て、下の世話が必要になると本人は辛いだろう。それならば本人が今と同じような生活を長く続けられる方法をとりたい。 私見を述べた思考回路の一端です。

haru-2009
質問者

お礼

ご回答有難うございます。分からないことをたくさん教えて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。お礼が遅れて大変失礼しました。申し訳ありません。m(_ _)m これからもいろいろご教示頂けたら幸いです。貴重なご意見本当に有難うございました。

その他の回答 (4)

  • suiken24
  • ベストアンサー率48% (26/54)
回答No.5

お返事拝見しました。病態という変な単語を使ってすみませんでした。病態とは症状、各種検査(血液尿CTMRI病理など)や年齢体力面などもを総合したものです。全く同じ病態の方は2人といないので、治療方針って難しいですよね。 ホルモン療法単独の方が余命が伸びるかというのは直接拝見しないとお答えできないですが、お話からすると何人かの主治医は手術にメリットを見いだせない、つまり手術のリスクや負担ほど余命が伸びないと判断しているのは確かでしょう。ホルモン療法にも男性更年期症状や勃起障害や骨粗鬆症や肝障害など副作用はそれなりにありますが、何年も継続して治療に通えている方は沢山いらっしゃいます。 今年アメリカで初期前立腺癌に対するホルモン単独療法は余命延長効果なしという大きい研究が発表されましたが(やや政治力も絡んだ論文でしたが)、進行癌に対する余命のメリットは異論の余地はないです。 神経内分泌癌は…すみません不勉強のせいか分からないのですが、具体的にはどういう事でしょうか。

haru-2009
質問者

お礼

お礼が遅れて大変失礼しました。ご回答有難うございます。患者は2人と同じ病態はいないから治療方針を決めるのは本当に難しいのですね。そのためガイドラインを作りそれに則って病院は治療するのですね。分からないことをいっぱい教えて頂き感謝の気持ちでいっぱいです。もし今後、機会がございましたらよろしくお願いします。本当に有難うございました。

  • suiken24
  • ベストアンサー率48% (26/54)
回答No.4

完全に病態次第だと思います。例えば骨盤内の一部のリンパ節だけ少し腫れている、PSAが高めで被膜外浸潤が疑わしいが確認困難、などであればアグレッシブな医師なら一か八か手術&放射線、という方針も絶対に間違いとは言えません。逆に骨転移がはっきりあったりPSAが例えば100を超えているなんて場合はあまりに無謀な方針です。ガイドラインはある意味常識的な方針を統計などに基づいて明文化しただけの冊子で、絶対守らないといけない訳ではないですが、当然各ケースに応じて守るべき場合と攻めてもメリットが得られそうな場合とを使い分ける事が大事ですよね。 最終的に決めるのは勿論患者様ご本人ですが、正直な感想としては色々な意見を聞かれてほとんどの医師がホルモン療法単独を勧めるのであれば、手術+放射線で余命のメリットは少なめな印象を受けます。ホルモン療法だけで一生癌を押さえ込める場合(ずっとPSA<0.01)も沢山ありますし、なんせ楽ですし、(関係ないですがなんせノーベル賞取った治療ですし)決して弱気な選択ではないとは思います。体を痛め付けてでも根治を目指すのも一案ですが、病気を押さえ込みながら共存を目指すというのも立派な闘病ですよ。 長々とすみません。最後ですが、心臓病や脳疾患など明らかな高リスクがあれば手術はやめた方が良いと思います。どんなにうまい先生でも前立腺全摘除術は場合によってはかなり出血します。

haru-2009
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。手術は病理次第とガイドラインの位置付けをご教示くださりほっとしました。私達はもちろん手術をして完治など目指していません。あくまでも延命のためです。それはガンや余命に悪い影響はございませんよね?神経内分泌ガンも有ることが判明しました。もし良かったらご回答頂けませんでしょうか? この度は本当に貴重なご意見ありがとうございました。ご面倒をお掛けしますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

  • sodenosita
  • ベストアンサー率54% (1291/2359)
回答No.2

ガイドラインは標準的な医療を受けられるようにするために定められたものです。一定効果が確認されている現在の最良の医療と考えてください。 それに従わずに治療を試みるというのは最新医療と呼びたがる人が多いですが、研究的治療となります。いままでの研究的治療のうち、効果があったものがガイドラインとして記載されているので、こういう研究的治療に参加する人がいなければ医療は進歩しないでしょう。嫌な言い方だとモルモットですね。そうなると必然的に本人が望まない限りすべきではないと思います。 家族として勧めるか勧めないかは価値観次第ですから、一概に言えません。私見では、前立腺がんなら勧めませんね。

haru-2009
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 モルモットは衝撃的でしたがそれくらい実験的な賭けなのですね。手術しても大して治療効果が無いのは承知済みです。また、手術により痛みも伴い体力が減退し合併症の可能性や直腸を傷つけたり生活の質が落ちるのは承知済みですが、余命についてのデメリットはございますか? 特に前立腺には手術は勧めないという理由は何でしょうか? 貴重なご意見ありがとうございます。もし差し支えなければご意見頂きたいです。

  • rokutaro36
  • ベストアンサー率55% (5458/9820)
回答No.1
haru-2009
質問者

お礼

申し訳ありません。お礼が遅れて大変失礼しました。 無知な私に教えて頂いたページを読み、正しい知識を得ることができ感謝しています。 貴重なご意見本当に有難うございました。

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