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超小型犬の骨折
1ヵ月半前に、飼い犬(ヨークシャテリア 2歳 体重一キロ)を、キャリーバッグから落としてしまい 骨折させてしまいました。 場所の名称がわかりませんが、手首とひじの間で、 太い骨と細い骨の二本とも、ポッキリ折れてしまいました。 たまたま、ヒート中だった為もあり 手術はせずにギプスで固定して治すことになり、一ヶ月半経ちました。 2週間前まで、いい感じで着いてきているということで、 2週間後にギプスを外します、とのことで、さっき病院に行ってきました。 おそるおそるギプズを外すと、骨はついていなくて、 ブラブラの状態のままでした。 先生も驚いたような感じで、 手術も考えに入れて、再検討しますとのこと。 犬は預けて帰ってきました。 今からでも手術をするべきなのでしょうか? でも、これって医療ミスなんじゃないんでしょうか? 病院を変えたほうがいいのかとも、考えています。 どうやらその先生は、手術が好きではないようで、 前にも避妊手術をお願いしたところ、カラダが小さすぎるので やりたくないと言われました。
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獣医師ではありません。 まずは痛々しく感じますね。早く回復してほしいものです。 ヒトが病気、事故にあった場合に、 その病気、事故以前の性質(性格や体質)によっては、 一般的な現代医療のスタンダードな検査や治療にそぐわない場合があります。 約4週間の(たぶん橈骨・尺骨でしょうか)単純骨折部ギプス固定で骨癒合が期待できるというのには、 エビデンスAクラスの誰もが認める手法だとも思います。 ヒート中であったこと、 麻酔による影響も含めての対策は、 現代の獣医療学では極めてスタンダードな解釈だろうと思います。 ましてや、 飼い主への説明と同意が伴っていれば、その時点では、整復固定などには獣医師の技量がだいぶ左右されると思いますが4週間後の骨癒合を期待できていたはずです。 さて、 今回の問題は6週間固定後にギプスを外したら期待していた骨癒合が得られていなかったことです。 骨折後4週目や、ギプス除去可否の判断にはX線が使われることが多いのですがそういう診断、判断はなかったのでしょうか。 簡単に書きますと ・骨癒合が期待できる4~8週間というのは一般的なデータであり、その個体の固定期間を示すものではない。 ・整復固定、固定除去の判断は期間だけではなく、骨そのものの状況(X線など)で判断する が獣医療のサイエンスであり、技術です。 もちろんこんなに簡単なことではありませんが基本的態度という意味ではこういう単純明快なものです。 もし、 この単純明快なことが省かれていたら、 ああだこうだ言うかも知れません。 次に今度は、個体差というところで考えてみます。 愛犬ヨーキーちゃんには申し訳ないですが、 体重1kgヨーキーちゃんがスタンダードな治療から外れてしまう何らかな要因を持つ個体だと仮定します。 では、「そのヨーキーちゃんの骨折の固定期間は何週間でしょうか」「そのヨーキーちゃんの骨癒合を遅らせる原因は何でしょうか」という問題が出てきたら誰も答えることはできません。 そのヨーキーちゃんが骨折してはじめてトライアルできるものです。 骨折後に獣医師のところに運び込まれて、 緊急に対応すべき事はやったけれども、 個体特性のものがあり、 期待できる骨癒合は現時点ではまだ得られていない、 さて、他の方法はどうするか、 骨癒合が遅れる理由が何かあったのか、 ギプス固定そのものが下手だったのか、 いろいろ検討できることはあります。 「施設が変わろうが、獣医師が変わろうが、いまはヨーキーちゃんの骨折の治療期間である」ことには違いありません。 外科的対応になれば、麻酔もシビアなコントロールが必要かも知れません。 セカンドオピニオンを含めて、充実した施設への受診もご見当下さい。 それはできれば、 いまご不満の獣医師に砂かけて他の施設に行くという意味ではなく、 落として痛い目に遭わせてしまったヨーキーちゃんの身体を心配する飼い主のハートと思ってやっていただくと、 質問者さんの視野は広がるかなと思います。 骨折の状況も、 獣医師の説明もわからずに勝手に書きましたが、 獣医療過誤問題という叫ぶ前にやるべきことがたくさんありますよという回答でした。 お大事にしてください。
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ANo1 です。補足です。 雌の避妊(子宮卵巣摘出)は将来かかる可能性のある子宮疾病(蓄膿症や癌など)を防ぐ他、乳腺腫瘍もかかりにくくなる為、私が勤めていた病院では子供を産ますつもりがないなら手術を…と オーナーさんにすすめていました。 小さな子は麻酔や出血時の対応等が本当に怖いです。 しかし、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍の手術に比べると短時間で終わりますし若くて健康で体力のあるうちに摘出して、後の疾病を予防する意味で行なってましたね。 小さな子だけに骨も華奢でか弱かったんでしょうね・・・可哀相に。 早くよくなりますように。 お大事にm(_ _)m
病院を変えましょう ヒート時期に手術を行わないのは正しいです(出血が止まらず命にかかわる)。 ですが避妊手術の断り方が有り得ないです。 たしかに身体が小さい子の手術は危険が伴いますが、オーナーさんに「身体が小さいから嫌」とは言いません。 多少のリスクを述べた後、お互いに承諾し成功させるのが獣医師です。 あまり治療途中で病院を変えるのはオススメできません(長期治療が必要な疾病の場合、医者替えによって治癒が大幅に遅れる)が、この獣医師は・・・
お礼
早々の回答、感謝いたします。 ウチではオスとメスを両方飼っていて、 どちらかの避妊手術をすることになったのですが、 こういう場合は、通常メスの方を手術したほうが、何かとメリットがあるというお話でした。 ただ固体が小さすぎるので、さまざまなキケンが伴うので、 あまりやりたくはない・・・と言われました。 どうしても!というなら別ですが、とも。 私はそのときは「正直な人だな」と思い、オスの方の虚勢をしてもらいました。 ただ今回ばかりは、ちょっと頼りない感じが・・・。 午後に電話がかかってくることになっているので、 その後、転院を含めて、考えたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
早々の丁寧なご回答ありがとうございます。 >今回の問題は6週間固定後にギプスを外したら期待していた骨癒合が得られていなかったことです。 骨折後4週目や、ギプス除去可否の判断にはX線が使われることが多いのですがそういう診断、判断はなかったのでしょうか。 2週間前のX線で、骨折部のあたりに白いもやもやが出てきていて、 「順調です」と言われました。 そのときに、いずれにしても、2週間後にギプスを外して巻きなおす と言っていました。 なぜなのかは、わかりません。 で、今日、ギプスを外しているときに、私も 「ちゃんとくっついているかどうか、確認してからじゃなくていいのかな?」 と思いながらも、 前回「いずれにしても巻きなおし」と言われたので、いいのかな・・・と思いました。 ギプスを外した後に撮影したX線を見たら、2週間前より大きくずれていました。 すごく穿った考えですが、ギプスを外すときに加わった力によるのじゃないか・・・などとも思ってしまいます。 この先生は、手術が好きではないのでしょうが 最初の判断の際には、整形外科の得意な先生にも相談をして この程度なら、ヒートであることや、固体の小ささによる麻酔の難しさなどを鑑みて ギプスで大丈夫と決めたそうです。 それには私も同意したので、それを攻めることはできませんね。 今回も、もう一度その先生に相談して下さるそうです。 手術ということになるかもしれません、とおっしゃっていたので その先生を紹介してくださるのかもしれないです。 午後にでも連絡が入ると思いますので、 また報告させていただきます。 ありがとうございました。