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この式の意味がわかりません

「初速度がv0である物体が,加速度aで等加速度直線運動をする場合について,時間tだけ経過したときの速度と変位xを考えてみよう.」 と教科書にありました.その後に v=v0+at x=v0*t+at^2/2 この2つの式はわかるのですが,次に 「これらの式から時間tを消去すれば,速度と変位の関係式が得られる.」 とあり, v^2-v0^2=2axとありました. Q.tを消去したのにこの関係式は成り立つのですか?

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  • cfv21
  • ベストアンサー率66% (8/12)
回答No.4

多分、質問の趣旨は、tが出てこない式では、左辺と右辺が時間経過により変化しない、ということになってしまうのではないか、というようなことを気にしているのだろうと想像します。 もちろん、左辺の、v^2-v0^2も2axも、ともに時間経過により変化するのです。変化するのですが、v^2-v0^2も2axも、変化しつつも、どの時刻においても、等しい値になっている、と、言っているのです。 こういう質問が出てくるのは、現行の高校物理の教科書が、「ゆとり教育」の悪弊により、物理法則から公式を導く、ということをほとんど諦めてしまい、天下り式に公式として覚えろ、と、高校生に強制していることが背景にあるのだろうと思います。 電磁気に出てくる公式では、高校数学の範囲で導くのは無理なものがありますが、力学関係では、円運動や万有引力を除いて、ちょっとした微積を使えば、簡単に納得のいくものがほとんどです。 ここでは、一応、 v=v0+at ・・・・・・(1) x=x0+v0・t+at^2/2 ・・・・・・(2) (高校物理の教科書ではx0を省いていますが、x0をつけて公式とするべきです) から、第3の公式を導いておきます。 (1)より、at=v-v0 ・・・・・・(3) (2)×2aより、 2a(x-x0)=2av0・t+(at)^2=(at)(2v0+at) ・・・・・・(4) (3)を(4)に代入して、 2a(x-x0)=(v-v0)(2v0+v-v0)=(v-v0)(v+v0) s=x-x0として、 v^2-v0^2=2as x0は、時刻t=0における物体のx座標、sは、時刻t=0から時刻tまでの物体の変位です。

marimmo-
質問者

お礼

ありがとうございます. tの値がどんなときでも成り立つのですね. 公式の出し方がわかって覚えられました. これからもよろしくお願いします.

その他の回答 (4)

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.5

こんにちは。 >>>Q.tを消去したのにこの関係式は成り立つのですか? 成り立ちます。 tを消去できたということは、tに関係なく成り立つ式だということができます。 ちなみに、 どこかで見た式だと思いましたら、1ヶ月半前に下記のQ&Aで回答していたのでした。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4829262.html 以上、ご参考になりましたら幸いです。

marimmo-
質問者

お礼

ありがとうございます. ということはtの値が何であっても成り立つのですね. もう一つの質問も役に立ちました. これからもよろしくお願いします.

  • Willyt
  • ベストアンサー率25% (2858/11131)
回答No.3

二つの式をVとtに関する連立方程式だと考えられますよね。それではこれを解くにはどうしますか? Vを求めるにはtを消去するでしょう。それをやった結果がv^2-v0^2=2ax なのですよ。ちゃんと成立しているじゃないですか。

marimmo-
質問者

お礼

ありがとうございます. 連立させたときにtを消去すると考えればいいのですね. これからもよろしくお願いします.

  • carvelo
  • ベストアンサー率49% (49/99)
回答No.2

成り立ちます。 等加速度直線運動をする限り、経過した時間によらずいつでも成り立つ式です。元の二つの式において、時間tはパラメータ(媒介変数)だ、といえます。2つの式からパラメータを消去して、というのは数学でもやったことがあるでしょう。 ちなみに、この式 v^2-v0^2=2ax は、エネルギー保存則の特別な場合(を変形したもの)だ、と見ることもできます。 両辺に(1/2)mをかけて (1/2)mv^2-(1/2)mv0^2=max ここで運動方程式からma=F(なお、今aは一定だからFも一定です)だから (1/2)mv^2-(1/2)mv0^2=Fx この左辺は運動エネルギーの変化、右辺は一定の力Fを加えて、その向きに物体を距離xだけ移動させたときの仕事です。 この (運動エネルギーの変化)=(仕事) の関係式は、実は力Fが時間変化するときにも成り立ち、エネルギー原理と呼ばれたりします。何もしてないのに物体の速さ(運動エネルギー)が変わることはないですよ、速さ(運動エネルギー)が変わったなら、必ずどっかからエネルギーを(仕事として)もらっているんですよ、ということを表すエネルギー保存則の一種です。

marimmo-
質問者

お礼

ありがとうございます. この式はエネルギー保存則にも応用できるときがあるのですね. これからもよろしくお願いします.

  • sawa001
  • ベストアンサー率51% (146/286)
回答No.1

その関係式がt抜きで成り立たないというのなら、 初速度v0の物体が等加速度aで距離x移動する時間tは1つの値を取らない、ということになります。そんなことはないですよね。

marimmo-
質問者

お礼

ありがとうございます. そう考えると,成り立つのですね. これからもよろしくお願いします.

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