新型インフルエンザの報道の在り方について

質問

新型インフルエンザの「疑いあり」の報道について質問です。

テレビのニュースではほぼ８割「疑いありの新型インフルエンザ」のニュースです。

僕は
「疑いあり」の報道よりも
何時間かで結果がわかるのであれば「正式に感染が分かってから」の報道の方がいいと思うんです。

なぜならば「疑いあり」→「感染していなかった」という報道では周囲の人々に混乱を与えるだけだからです。

情報は早いに越したことないといいますが、それが間違いだったでは済まないことだってある。

・病院も３倍くらい混みました。
・風邪をひいている子供にも恐怖心を浴びせました
・死ぬかもしれない・・結果がでるまで仕事でも外を歩けなかった人もいるかもしれない
・重要な会議を棒に振ってでも単なる風邪で病院に行った会社員だっていたかもしれませんからね。

高校生の事件に関しても５日間（７２時間）も野放しにしておいたわけです。
なんでそこまでしてマスコミは「疑いあり」の段階で全国報道したがるのか？
ほんの数時間で結果がわかるのなら検査を待ってから「正確な情報」を発表した方がいいのではないでしょうか？
「感染ではなかった！」と無駄に人々を心配させるくらいならね。

マスメディアはその報道に対して「困惑させて申し訳ありません」という謝罪の一本もない。
それどころか「感染じゃなくて良かったですね！」と言ってさらっとそのニュースを流す
”それは視聴者側が思うことです”
「報道メディアならそれプラス謝罪も必要ではないでしょうか？」
これだけ人々や病院に大きな影響を与えてしまったんですからね。

報道メディアはそういう報道をすることに対して
「労働省が出している「事実」を発表しているだけだから法的に謝る責任はない」と前の質問の回答者の方からわかりました。
「新型インフルエンザについての知識を視聴者がもっともつべき」で「マスコミを非難するよりもマスコミに振り回されない頭脳を養った方がいいとも」思います。

確かにマスコミは真実の情報しか流さない！
だからこそ、それに従って行動してしまうのが大半の人間なんです。
だからこそ、人々を困惑させる可能性のある「早い情報」よりも、そんなに時間が変わらないなら「正確な情報」を流してほしいと僕は思うんです。
そして「感染がなかった」とその情報が全く意味をなさない情報になり、人々を困惑させたのなら「人間の道徳として報道メディア」には視聴者に謝ってほしいと僕は思うんです。

前は少し自分の意見に固執してしまい熱が入ってしまったので今回は冷静に聞いてみたいです。

「今のマスメディアの報道の在り方」についてみなさんはどう感じますか？
お答えいただけると嬉しいです。
冷静に返答しますので。

回答No.4

parts · ベストアンサー

Ｑ／「今のマスメディアの報道の在り方」についてみなさんはどう感じますか？

Ａ／どのチャンネルも同じものを報道する。どの新聞も似たり寄ったりですね。画一化という奴ですね。まあ、結局、スポンサーも似たり寄ったりですし、視聴率などを優先すればそうなるのは目に見えています。

それをユニークなものに変えるには、メディアが何を訓とするかと、人々がその努力を認められるかどうかでしょうね。まあ、今多い傾向は安全牌かな？。

個人的には、早い遅いよりも先々を見通したものであるかを私はメディアに求めますね。例えば、インフルエンザAは感染力の割に弱毒で致死率は1%に満たないということです。そして、感染力が高い上に潜伏期間が長いために、既に日本も入ってくるのは時間の問題か、入っているかという状況。
SARS（新型肺炎）は14%～15%の致死率。
H5N1のトリインフルエンザは15%以上（途上国では60%以上とか）
ですからね。

既にうがい手洗いの励行などは別として、ここまで重大報道する意義があるのかも疑問です。理由があるなら別ですよ。例えばワクチンのためとか、強毒性を持つ危険があるというなら・・・。
入ってこないならいつまで疑い報道をやるのかも分かりませんしね。もし、1ヶ月も2ヶ月も報道しオオカミ少年のごとく飽きられた頃にH5N1が蔓延すれば、日本は後手に回る可能性もあります。このようなケースがあり得ると考えれば、不安を煽れば良いという答えはないですし、早ければ良いとも言えません。ましてや、必ず正しいから良いのかというと、風評などで不安が極端に増す割に、危険性が低いなら報道を抑えても、致死率など安全性を伝えても良いと言えます。

これは、メディアに限らず政治などもそうですけどね。目先で見れば確かに重要に見えても、それを将来的な最悪や最良と比べた時に、どのランクに存在し、どれだけ重要か考えないとメディアでも個人でも己を滅ぼす可能性は高くなります。何せ、今良ければ良いという安易な発想を生みますからね。

これは、メディアの恩恵を受ける側も、メディア側もそうですし、メディア関連に限らず実生活全般で言えることでしょう。まあ、私自身も重大な局面を今で動くことは多いので、それを、貫くのにはいろいろな努力も必要だと思いますからね。偏に外から語るのと内側で行動を起こすのとでは、やはり違うものです。

少なくとも、メディアに関しては、質問者様のおっしゃるように、受け取る側に行動としての大きな変化がないと何も変わらないでしょう。

お礼

回答ありがとうございました。

＞どのチャンネルも同じものを報道する。どの新聞も似たり寄ったりですね。画一化という奴ですね。

同感です。
この画一化が「１つの報道」を「拡大報道」に見せるもの、つまり視聴者に間接的にでも誤解を与えてしまう報道の在り方なんですよね。

＞入ってこないならいつまで疑い報道をやるのかも分かりませんしね。もし、1ヶ月も2ヶ月も報道しオオカミ少年のごとく飽きられた頃にH5N1が蔓延すれば、日本は後手に回る可能性もあります。このようなケースがあり得ると考えれば、不安を煽れば良いという答えはないですし、早ければ良いとも言えません。ましてや、必ず正しいから良いのかというと、風評などで不安が極端に増す割に、危険性が低いなら報道を抑えても、致死率など安全性を伝えても良いと言えます。

激しく同意します。
まあ、僕の場合は少しだけ違うかもしれませんが根本的には一緒です。
「疑いあり」→「感染者ではない」という疑い報道をやりつくして、視聴者がいい加減あきて”視聴率”がとれなくなったら「疑いあり」報道なんてやらなくなると思います。そして忘れたころに・・なんてことになると思います。マスメディアなんていい加減なものです。だからこそ僕も「新型インフルエンザの対策や予防」という別方面の報道をした方がいいと思うんです。その方が”真に視聴者”のことを考えていると思います。

＞これは、メディアに限らず政治などもそうですけどね。目先で見れば確かに重要に見えても、それを将来的な最悪や最良と比べた時に、どのランクに存在し、どれだけ重要か考えないとメディアでも個人でも己を滅ぼす可能性は高くなります。何せ、今良ければ良いという安易な発想を生みますからね。

そうですね。だからこそ、報道の在り方をもう一度認識しなおす必要があると思います。今の日本人はマスメディアに依存しすぎです。今の現状ではいざ大事な決断が迫られる時もマスメディアによる情報操作に自ら進んでのっかってしまう可能性が高すぎます。逆にマスメディアを利用し、そういうことを訴える番組がもう少し多くなれば、それに気づける人も多くなると思うのですが。

貴重な意見ありがとうございます。

回答No.5

pullmandsg

マスコミが、というよりは、世間が「予想死者数十万人！」という言葉に振り回されてしまっているんでしょう。
　肺炎の死者が国内で毎年10万人いる事を考えると（肺炎＝普通のかぜ、インフルエンザではありませんが）、危険なことは危険だけど、「普通のかぜ、インフルエンザは安全で、鶏インフルエンザは恐ろしい病気」という認識ではなくて「度合いは違うが、風邪、インフルエンザ、鶏・豚由来インフルエンザはどれも怖い」という認識が必要なんでしょうね。WHO関係者の「十分警戒して欲しい、だけど日本は心配しすぎ」というのは何だか矛盾している感じですが、そういうことなんだと思います。

　事実をそのまま流す姿勢は、『天災で大幅に遅れた列車車内の車内放送でラジオのニュースを流すと混乱が収まった』という感じで、短期的な対応としてはいいのではないでしょうか。
　勿論このままではだめで、今後は前述のように「風邪を含めてウィルス性の呼吸器相関は全般的に危険」（⇒そもそも、どちらも特効薬がない）という視点からの多角的な報道と、より有意義な報道体制を目指すべきでしょう。「いやー、どう報道しようか迷ってしまいましたよ」という報道現場の声とか「あんたら報道ゆがめすぎ」という医療関係者の声を交えて特別番組をつくれば結構視聴率も稼げると思いますし、人々のインフルエンザに関する関心を持続させる事も出来るので一石二鳥なんじゃ、と思ったりもします。責任問題云々を問いだすのは現代日本の悪い癖で、今後の改善があるのなら不問に付すというのが適切かと思います。

お礼

回答ありがとうございます。

＞事実をそのまま流す姿勢は、『天災で大幅に遅れた列車車内の車内放送でラジオのニュースを流すと混乱が収まった』という感じで、短期的な対応としてはいいのではないでしょうか。

確かに「疑いあり」→「感染なかった」の報道だけで安心する視聴者っていますよね。そういう人は安心すると思います。

＞勿論このままではだめで、今後は前述のように「風邪を含めてウィルス性の呼吸器相関は全般的に危険」（⇒そもそも、どちらも特効薬がない）という視点からの多角的な報道と、より有意義な報道体制を目指すべきでしょう

同感です。そのような多面的な報道こそ真に視聴者に求められていると僕も思います。そういうのが大事というのに気づいている視聴者っていったいどのくらいいるのでしょうか？

＞「いやー、どう報道しようか迷ってしまいましたよ」という報道現場の声とか「あんたら報道ゆがめすぎ」という医療関係者の声を交えて特別番組をつくれば結構視聴率も稼げると思いますし、人々のインフルエンザに関する関心を持続させる事も出来るので一石二鳥なんじゃ、と思ったりもします。

「報道の在り方」に関する特別番組はレギュラーでぜひ作ってほしいですよね。こういうのがあるだけで今の報道がいかにおかしいかというのに気づける視聴者が多くなると思います。

貴重な意見ありがとうございます。

回答No.3

macinspire

ご意見だと思いますので、これは報道に直接訴えるべき内容と思われますが。

まず「マスコミは真実しか流さない」というのは危険な考え方です。
「マスコミ（会社）が伝えたい情報を流す」のがマスコミです。
事実を淡々と伝えるのではなく、視聴者のニーズ、報道会社としての意見、視聴率、売上げなどを鑑みて、伝えることが決められています。
そう考えれば、なぜこのような報道がなされるのかが理解できるかと思われます。
多分、今の報道は情報伝達、予防には、大した果たせていないと思われます。
せいぜい、「祭」の盛り上げレベル。

マスコミが、過度に不安を煽るにとどまっており、不安を解消する働きを成してないのが最大の問題点かと思われます。

今回レベルのウイルスは侵入阻止は無理で、いずれ風邪としてお付き合いすることになるかと。季節性のインフルエンザ並みに（当分はそれ以上に）高齢者乳児他の疾病患者を中心に死者は出ることになるでしょう。

もっと強力なウイルスと分かっていれば、鎖国する位の態度で臨むことになるでしょうが。今の対応では実効性があるとは思えませんし、これ以上の対応が現実的とも思えません。
すでに日本上陸していると考えるべきでしょう。

===
視聴者の側にも問題がある、という論には同意します。
とても流されやすく、報道に対して疑問を持たない。情報を鵜呑みにする。
（「ダイエット法」などでバナナや納豆が店頭から消えるなんて現象はまず外国では起きないでしょう。それが適切でないことが瞬時に判断できるように教育が施されているからでしょう。）

途中脱線しましたが、偏り（質、量とも）が大きい「マスコミの報道」には、うんざりしている方が多いと思われますが、それに代わるものがないので利用せざるを得ないでしょう。

お礼

回答ありがとうございます。

＞ご意見だと思いますので、これは報道に直接訴えるべき内容と思われますが。

僕がこのような意見を言ってもたぶん変わりません。
何故かというと、法律関係に問題が生じる意見なので圧倒的に僕が不利だからです。
それに視聴率さえ取れればマスコミはなんでもします。
それは

＞「マスコミ（会社）が伝えたい情報を流す」のがマスコミです。

というあなたの意見に賛同しているからでもあります。
この点は確かによくよく考えてみればその通りだと思います。
マスコミは情報操作をする生きものかもしれないですね。
だからこそ、あなたのように賢い視聴者が多くなればいいと思うのですが。

＞もっと強力なウイルスと分かっていれば、鎖国する位の態度で臨むことになるでしょうが。今の対応では実効性があるとは思えませんし、これ以上の対応が現実的とも思えません。
＞すでに日本上陸していると考えるべきでしょう。

僕もそう思います。たとえば高校生が感染していたとしたら
「疑いあり」もすでに手遅れ報道です。
だったら数時間まって「正確な情報」の方が余計な混乱がなくてすんだという見方もできます。
入国前に隔離するのと訳が違い、周辺に菌がばらまかれた人たちの心情を考えると「疑いあり」報道はむしろ「脅迫」に近いものを感じます。だったら「正確な情報」こそ救う処置なのかな、と僕は思うからです。

＞途中脱線しましたが、偏り（質、量とも）が大きい「マスコミの報道」には、うんざりしている方が多いと思われますが、それに代わるものがないので利用せざるを得ないでしょう。

激しく同意です。それに頼りざるを得ない今の状況を改善する人が必要があると思いますね。

貴重な意見ありがとうございます。

回答No.2

rimurokku

結果的に新型ではなかった。
万一それが真性であった場合は、早めの報道の方が少しでも拡散が防げます。
いたずらに心配して早めの診断を受ける人が無駄になっても、それが新型インフルエンザであった場合には、相当の抑止力に成ったはずです。
これだけ報道をしても、追跡調査が出来なかった人すら存在します。
万一真性であった時を考えれば、けっして大げさでも無く、たとえ誤報で有っても仕方ないことでしょう。
世の中には、いくら大げさであっても、失敗を後悔するよりマシなことは沢山存在します。
今回の場合は当然失敗は許すことの出来ない重要な出来事だと私は思っています。

お礼

回答ありがとうございます。

＞万一それが真性であった場合は、早めの報道の方が少しでも拡散が防げます。
＞いたずらに心配して早めの診断を受ける人が無駄になっても、それが新型インフルエンザであった場合には、相当の抑止力に成ったはずです。

日本の人々は異常なまでにマスメディアに大きく振り回されます。
No3の人も言っていますが、ダイエットでの品切れがいい例ですね。
こういうマスメディア依存国家ではそういう報道の方がいいのかもしれませんね。それが逆にプラスに働く場合もありますからね。

貴重な意見ありがとうございます。

回答No.1

noname#185422

はじめまして、つい熱が入って中傷してしまうことがありますがお許し下さい。

＞情報は早いに越したことないといいますが、それが間違いだったでは済まないことだってある。

今回の報道は、他の報道と一緒に考えないほうが良いです。
なぜそんなに騒いだのか、理由があるからです。

メキシコで連絡が送れたために、対処が後手に回って死者が増えてしまったからです。

騒ぐことで、皆に病気の感染の防衛を促すため適切な処置でした。
なので、新型インフルエンザの報道は良いという私の判断です。

＞「今のマスメディアの報道の在り方」についてみなさんはどう感じますか？

確かに最近の報道は、異常に近いと思います。
多分、週刊誌など新聞の売り上げを上げるためだと思われます。
インターネットが普及して週刊誌がうれない。CDなどもう絶滅寸前です。

ご参考まで。

お礼

回答ありがとうございます。

＞メキシコで連絡が送れたために、対処が後手に回って死者が増えてしまったからです。
＞騒ぐことで、皆に病気の感染の防衛を促すため適切な処置でした。
＞なので、新型インフルエンザの報道は良いという私の判断です。

先手必勝で感染者を予防するという考えから今の報道のスタイルをとっているのですね。
確かに、それによって危機感を感じる視聴者は多いと思います。

＞確かに最近の報道は、異常に近いと思います。
＞多分、週刊誌など新聞の売り上げを上げるためだと思われます。
＞インターネットが普及して週刊誌がうれない。CDなどもう絶滅寸前です。

同感です。
この事件とは別にして、今の報道は確かに異常です。
視聴率集めのために「小さな事件でも拡大報道する」んです。
スマップの草薙さんの事件もそうですね。

貴重な意見ありがとうございました。