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交流回路での消費電力
交流回路での消費電力のことで質問したいんですが、 物理のエッセンスという本には消費電力について 抵抗のないコイルとコンデンサーは(時間平均してみると)電力を消費しない。よって消費電力はRI^2である。 と書いてあるのですが、電磁気学演習という本には 交流回路で消費される電力の平均値は P = 1/T ∫vidt = vi/2*cosφ = VIcosφ とあって、書いてあることが違うんですがどう考えればいいんでしょうか?
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理想的なコイルとコンデンサだけの回路では電圧と電流の位相関係(φ)が 90度になるので、cosφ=0 になります。なので、VIcosφ=0となります。 実際に抵抗Rが存在するとφは90度からずれてきてVIcosφが0ではなく なりますが、ちょうどこれがRI^2になるのです。
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- MOMON12345
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回答No.1
純抵抗の場合は確かに直流と同じになりますし、理想のコイルやコンデンサが電力を消費しないのも誤りではありません。 理想のコイルやコンデンサが電力を消費しないからと言って電流が流れないわけではありません。 とすると、誘導性の負荷や容量性の負荷では電圧×電流で計算される消費電力と、位相差を考慮に入れて正しく計算された消費電力は異なるわけです。(力率)
お礼
なるほど。 理想的であるかどうかの話なんですね。 お二人ともありがとうございました。