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将来経営コンサルタント。勤務するには大手企業?会計事務所?

愚問で大変恐縮ですが、ご意見お聞かせ下さい。 息子の事なのですが、30歳頃まで企業に勤め色々勉強をして将来的に経営コンサルタントとして独立する目標を持っているようです。 大学卒業後、大手企業で勤めるか、会計事務所で勤めるか考えているようですが、私はその方向に全く無知なので、自分の考えを言う事すら出来ません。そこで多くの方はどう考えるか知りたくなり投稿させて頂きました。 是非、ご意見お聞かせ下さい。よろしくお願い致します。

みんなの回答

  • sabidnsk
  • ベストアンサー率76% (42/55)
回答No.3

当方、外資系の戦略コンサルティング会社に勤めておりますが、理系の大学院を卒業して新卒で入社しました。回りも半分くらいは新卒がいます。 コンサルタントをキャリアのゴールと考えるのであれば、大企業や中小企業の悲哀を体で理解しておいた方がよいコンサルタントになれると思いますが、そうでないのであればまず新卒でコンサル会社へ入社し、その後独立するのも大きな選択肢ではないでしょうか。様々なコンサルがありますが、メーカーや、銀行、監査法人よりも遥かに速いスピードで成長することができると思います。 ちなみに、会計士を在学中に取得するのも良いと思います。資格を持っていれば監査法人には比較的楽に入社できますので、就職時に運に左右されないのでリスクも低いです。会計や財務は経営の基礎ですから、コンサルの実務にも役立ちます。周りにも会計士の資格を持っている人が時々います。 企業の場合は大企業の悲哀を味わうのも良いですが、多くの大企業ではセクショナリズムやスピードの遅さで感覚の麻痺やスキルの低下に繋がりやすく、転身が難しくなります。 もし、企業に行くのであれば成長企業で、仕事はタフで、自分に権限・責任が与えられるような仕事が良いと思います。 投資銀行、大手総合商社、リクルート、電通/博報堂、プラントエンジニアリング、IBMやアクセンチュアを初めとしたシステムエンジニアリング/コンサルあたりの業種は特に力の付く業界だと思います。 私としては、コンサルティングは従来は無かった仕事で胡散臭い印象はあり、毎晩遅くまで働くことが求められるタフな仕事で離職率も20%近くと高いですが、本当にやりがいがあり、すばらしい仕事だと思います。 今の時代、終身雇用の神話が終わり、転職市場も確立されつつある時代においては、ポータブル(持ち運び可能)で高いスキルが身に付く仕事に就いた方がむしろ安心です。 私の場合は、入社5,6年くらいで大企業の役員や投資家などと対等の話ができるくらいのスキルが付き、海外メンバーとのチームワーク、フラットで自由な社風、実力主義、極めて優秀で個性的な仲間たちなど、こんなに魅力的な要素にあふれた仕事ができて本当に幸せだと思っています。 なお、他の方もかかれていらっしゃいますが、経営コンサルといっても様々なタイプが有ります。コンサル業界に関する書籍がいくつか出ていますので、いくつかお読みになるとよいかもしれません。

回答No.2

私は経営コンサルタントではありませんが、ご参考になればと・・・。 私の知人の会計士の方々は、仕事柄いろいろな会社の経理・財務状況を見て、社長さんたちと良いこと、悪いことも含めて様々な相談にのってきたそうです。こういう方々は、会計業務系のコンサルタントとしてのキャリアがあるとおもいます。 コンサルタントでも、物流を最適化するコンサルタントもいます。例えば、クロネコヤマトの収益を1%上げるために、どのようなベルトコンベヤを組むのが一番いいのか、配達車の管理をどうすればよいか、なども含まれます。 マーケティングのお話がありましたが、クロネコヤマトの売上を上げるためにマーケティングという面から、経営を支えるというのもあります。クロネコをやめて、シロネコにすると売上が2倍になるかもしれません、とか、そういうことですね。簡単に申し上げますと。 あるいは会計システムを導入し、損益管理をしっかり整理し、コスト管理を進めていって、収益を上げる、そういうIT系経営コンサルタントもあります。 経営コンサルタントといっても、 ・コストを削減することによって、収益を最大化する ・売上を増大させることによって、収益を最大化する ・人のやる気を出させることによって、収益を最大化する ・大きな商談を紹介することによって、収益を最大化する など手段はいくつもあります。 また、同時に専門とする業種を特化したコンサルタントもあります。 これは上で述べた物流コンサルタントとかそういうことですね。 一方会計系のようにお金だけに着目することによって、ある程度幅広い業種に通用する領域内でコンサルをおこなうというケースもあります。 経営コンサルタントというのは非常に幅が広く、また、稼げるお金の多きさもピンからキリまであるということだとおもいます。 ハーバードビジネスレビューといった本を見るのも良いですが、例えばご自信の駅の近くの喫茶店の利益を半年で10%あげるにはどうすればよいか、とか考えると難しさが見えてくるとはおもいます。 大きな書店、あるいは図書館に行かれるといろいろは本がありますので、そういうのから読み取るのもよいかとおもいます。

  • Keiko816
  • ベストアンサー率42% (268/632)
回答No.1

経営コンサルタントにもいろいろと分野があります。 財務を専門としてコンサルティングを行うことを目指すなら会計事務所もいいでしょう。 しかし財務でのコンサルティングは企業の顧問である会計事務所や税理事務所がある程度企業にたいして指導しているはずです。 企業にとっての一番のニーズはマーケティングです。一言でいえばいかに売上を伸ばすかということです。それと企業体質のイノベーションです。 これらのことはコンサルタントの知識だけでなくコンサルタントの才能もかなり関わってきます。 まして経理に強くてもこれらのことは全く別分野に位置しますので会計事務所がマーケティングを指導できることはほとんどありません。 極論すれば経理のことはまるっきりわからず人任せにしている社長でも売上を伸ばすことには人一倍強く会社を拡大させていく社長の話などは時々耳にすると思います。 一言でいえば、作るのは簡単でも売るのが一番難しいのです。 大手企業か会計事務所かというと大手企業で経験を積む方がいいでしょう。大手企業のやり方というものも知っておかなければ会社のコンサルティングをするとき困ることが多々あると思います。 マーケティングに強くなるには営業畑がお勧めです。 人間の「心理」も勉強できますし、人とのコミュニケーション能力も養われますし、大勢の前で臆することなく話すことも強くなるでしょう。 将来コンサルタントとして独立したいということであれば、いろいろなニーズにも応えなければならないので経理をまったく知らないという訳にはいかないでしょう。 この方面は働きながらでも勉強していくしかないでしょう。 一番いいのは大企業の営業畑で5年ほど頑張り、コンサルタント会社に転職してコンサルタントとしての知識、経験、手法を学び、その後独立することでしょう。

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質問者

お礼

ご丁寧なご回答ありがとうございました。 一番のニーズはマーケティングなんですね。 そうなるとゼミはマーケテイングをとる事が望ましかのでしょうね。 分かりやすくご説明頂き、息子が学んでいる事をもっと知りたくなって参りました。 本当にありがとうございました。

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