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共済・健保・国保など、細分化されていますが・・・
なぜ、共済や健保、国保などのように、被保険者それぞれの身分や職種によって分かれているのでしょうか?私は現実がどうなっているかわかりませんが、おそらくそれぞれの機構が別々に管理していると思います。もしそうだったら、国が一括で管理するほうが効率的ではないかと思うのですが・・
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もともと、健康保険は大きな会社や役所などで整備され、それらが発展して普及し、国民健康保険制度が完成してようやく、国民全てが健康保険に加入できるようになったものです。 しかし、ご質問の通り効率的でわかりやすくするために健康保険を一元化しようというモチベーションはかなり高くなっています。 特に運営が困難な昨今では財務基盤強化のための一元化が必要とされています。 しかし、これらは容易ではありません。 それぞれの健康保険には、その資金の調達方法、保険料や保険給付、事務処理の内容など業種毎の事情や設立以来の運営経緯によって細かく異なっていて困難が多いです。 合併に際して互いの財産をどうするのかなどの課題もあります。 今後は、運営破たんにより大企業の健康保険組合が解散して政管健保に移行、国民健康保険が自治体単独から広域統合化、公務員共済組合が政管健保に統合、といった流れになるかと思われますが、具体的スケジュールや最終的に全面統合まで目指すのかといったことについては、肝心の政府が根本的な議論を先送りにし続けているので全く不明です。