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熱変性→急冷後のDNAはなぜ1本鎖のままなのですか

DNAを変性させる方法として熱処理の後,氷上で急冷して1本鎖を保ちますが,なぜ急冷すると1本鎖のままなのでしょうか? よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#160321
noname#160321
回答No.2

>低温なので分子の運動が鈍くなっている 正確に言えば分子運動が「遅く」なっているというのでしょうが、DNAは付くご存知の通り、四種の塩基残基が並んでいるある意味ファスナー構造をしていますね。 温度が高ければ「親和性」の最も高い「相手」の処まで届きますが、急冷されると安定に接合できる相手をみつける前に運動速度が下がり、届かないことになります。 普通のファスナーなら同じ種類であれば比較的容易に「相手」を見いだせますが、前記のように塩基配列は統計学的にはかなり乱雑なので、きれいに接合するには時間が必要です。

chibi_2
質問者

お礼

よくわかりました!丁寧な説明をしていただき,ありがとうございました。

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その他の回答 (1)

noname#160321
noname#160321
回答No.1

そりゃあ「相手」を見つける暇がないからです。^o^

chibi_2
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! 暇がないというのは低温なので分子の運動が鈍くなっているということでしょうか? 度々の質問で申し訳ありませんが教えてください。

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