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ユダヤの戒律
ユダヤの小説を読んでいて、少し前後関係を調べてみましたが、 ハラーハーとかミツヴァが混乱しているのでお尋ねします。 以下の記述でも間違っていることがあれば指摘して下さい。 ユダヤの戒律はミツヴァとよばれるのが分かりました。 ユダヤの法律はハラーハーとかトーラーとか呼ばれているらしいですが、 成文化されているのがモーセ五書のトーラーとタルムードであることまでは分かりました。 wikipediaをみているとタルムードの中身はほとんどハラーハーと書かれていました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%83%8F%E3%83%BC でもタルムードの内容はシャバトなどの戒律(ミツヴァ)についての内容が主に書かれているようです。 それでハラーハーとミツヴァの関係を調べている間に混乱してしまいました。 ハラーハーとミツヴァ(法と戒律)は実は同じものでいいんでしょうか? 何となく違う様な気がしています。単純に重なる部分があるだけでしょうか。
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- DieMeute
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ユダヤ教にはまず、トーラー(律法)があります。 トーラーはモーゼが神から授かったものですが、これには成文のトーラーと口伝のトーラーがありました。 成文のトーラーはキリスト教の言うところのモーゼ五書です。(創世記、レビ記、申命記、出エジプト記、民数記) 口伝のトーラーも後に成文化されます。その過程は省きますが、完成したものがタルムードです。 タルムードには法の他に、祈り、安息日、宗教的儀式の事も書かれており、法律的な部分を抜き出したものがハラーハーと呼ばれ、ユダヤ法とも呼ばれます、 ミツヴァ(戒律)は、成文のトーラー、つまりモーゼ五書の中から抽出された戒律の一覧表とも言うべきもので613の戒律があります。 ちなみに一番最初の戒律は出エジプト記からの「神を知りなさい」です。 ハラーハーは口伝のトーラーから作られ、ミツヴァは成文のトーラーから作られた別のものです。
お礼
回答ありがとうございます。 ミツヴァを少し勘違いしていたようです。 ハラーハーも戒律みたいなものなので混乱しました。