人を愛する、好きになるという感情

質問

どうすれば、首記のような感情が湧いてくるでしょうか？
人をどうすれば好きになり、どうすれば結婚したいと思うようになるのでしょうか？
そもそも好きの定義は何ですか？
愛の定義とはなんですか？
皆さんは自分がもつ感情に絶対の自信、確信がありますか？
もしそうなら、そうなれるコツをご教示頂ければ幸いです。

年をとると人を好きになるのにも自分が納得できる理由がなければ
感情のままに動けない自分がいまして…

回答No.11

kdfihbsg09

こんにちは

私も今まで、質問者さんのように考えていたことがあります。

それで、ご質問について、一つずつ、まじめに考えてみました。
お答えが、かなり冷徹かもしれませんが、、、

>人を愛する、好きになるという感情

>どうすれば、首記のような感情が湧いてくるでしょうか？
>人をどうすれば好きになり、どうすれば結婚したいと思うようになるのでしょうか？
>そもそも好きの定義は何ですか？
>愛の定義とはなんですか？

最初に定義です。

その前に、質問者さんも良くご存知のようですが、「好き」とか、「愛している」というのは、人間の感情の一つです。人間には、喜怒哀楽と言われるような感情がありますが、それは、4つだけではなく、非常にたくさんの感情があります。それを「喜ぶ」「怒る」、、「好き」「愛している」、、と言葉に置き換えて表現していますが、まだ言葉に置き換えられない感情もたくさんあると思います。小説作家は、それにぴったりくる言葉を日々捜しているようですし、あるスポーツ選手は、レースに勝負して、感想を求められた時に、たまたまその感情にぴったりくる言葉が思い浮かばなかったので「言葉にできねぇ」と発言されていたりするようです。

まどろっこしい書き方をしましたが「好き」「愛している」というのも感情で、人間の脳細胞の起こす化学変化の連鎖です。

以下は、人によっていろいろと考え方は違うと思いますが、私の考えていることは次の通りです。

感情というのは、人間の本能に近い部分で、まず、「好き」という感情は欲求に属すると私は考えています。

「好き」という感情は、「相手をもっと自分の身近に感じていたい」もしくは「心理的に近づきたい」という欲求、衝動と、それにプラスして、もっと進めば「専有したい」とい欲求も多少加わってくると思っています。

「愛している」という感情は、「相手のために尽くしたい。相手の幸せのためなら、どんなことでもする。そのためなら自分を省みない。場合によっては自分の命さえ惜しくない。ただ盲目的に、尽くしたい」という衝動にプラスして、「専有したい」と「ライバルをを排除したい」という衝動、欲求が強くあると思います。「好き」という感情と、重なる部分もありますが、別の要素を多く含むと思っています。もっととんがった感情だとと思っています。非常にエゴの強い衝動、欲求だと思います。

以上が定義です。

ちょっと日常の生活感覚から想像するのは難しいかもしれませんが、「欲求」とか、「衝動」は、人間が生物として正常な神経の活動の結果生じている現象なので、普段意識するようなことでないのは当然だと思います。ですから、私の場合は、まぁ自分にそういう衝動が起きるのは、自分が正常な人間なんだなぁというくらいに留めて真剣に追求するのも無意味だと思っています。悪く言えば、おなかが空いたら、ご飯を食べたくなるのと同レベルの人間の生物としての現象だと(笑)。ロマンチックじゃなくてすみません。後の方に、少しは役に立つことも書きますので、よかったら読んでみてやって下さい。

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「結婚したい」というのは、結婚して得られる社会的な制度のメリットを意識しつつ、二人の関係をそっちに持っていこうとしたい、という期待交じりの衝動かなぁと思います。

結婚すれば、「愛している」という感情の欲求はより、深く、完全に満たされますよね。例えば、二人で長くいられる時間がより長くなりますから、相手に尽くすのには都合がよくなりますし、専有しやすくなります。しかも、結婚すれば社会的に二人でワンセットと認められ、ライバルの入り込むことは、社会的に認められなくなります。逆に浮気は社会的に認められないです。「愛する」者同士にとって非常に都合がいい社会制度だと思います。

ですから、「愛して」いれば、結婚に持ち込みたいと欲求するのは自然な流れだと思います。

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それから次に、「好き」「愛している」という感情が沸き起こる原因です。

私は、ある感情が沸き起こる(脳がそのような活動を始める)のは、「スイッチが入る」と表現しています。

例えば、誰にも、「笑い」「怒り」の感情の「スイッチ」がありますよね。「好き」「愛している」という感情にも「スイッチ」があると思います。脳の中で強い活動が始まるので、スイッチが入るのを感じることが出来るかもしれません。

人それぞれスイッチが入る原因は違うと思いますけど、実は私の場合は大したスイッチじゃないんです。一応書きます。

人に対して「好き」という感情のスイッチが入るのは、私の場合、素敵なその人がたまたまそこにいたからです。

人間には、素晴らしいものや、美しいもの、などなど快適と感じると、脳内で、自分を癒そうとする快楽物質が分泌されることが知られています。多分私の場合は、その人がそこにいたので、快楽物質が脳内から分泌されて、「好き」という感情のスイッチが「ピッ」と入ったのだろうと思います。一応まじめに考えているのですけど、質問者さんに伝わりましたでしょうか？

次に、「愛している」という感情のスイッチが入る原因ですが、上の方に書いた通り、「愛している」という感情は、けっこう激しいというか、一方的で、とんだかったエゴですよね。ですから、そんなに簡単には入らないスイッチだと私は思っています。

また、私は、パートナーと自分の子供を愛していますが、パートナーと自分の子供とでは、スイッチが入る原因はちょっと違っています。

パートナーの場合は、それは、相手が、「私のことをいつも強く想ってくれている」ということを、自分が感じた時に、私は「パッチャン」と「愛する」感情スイッチが入ります。

愛し合っている夫婦なら誰でも同じだと思いますが、分かりやすい状況として、パートナーから、私のことを大切に想ってくれていると思わせるような言葉をかけられると、非常にうれしくなると思います。そういう時にスイッチが入ります。

ちなみに、私がこの感情のスイッチが入るという言い方ですが、「好き」とか「愛する」という感情のスイッチの場合、私の知り合いは、学生だった頃、もっと分かりやすく「頭の中で教会の鐘が鳴るのが聞こえる」と言っていました。ぴったりくる言葉だなぁと思います。

もっとも、大前提として、自分も相手のことが好き、ということがありますが。。。例えばストーカーに好かれても、「愛する」感情スイッチは入らず、「排除」スイッチが速攻ONになります。

自分の子供に対して、「愛する」という感情スイッチが入る原因ですが、これは、適切に説明できる言葉を私は持ち合わせていません。ただ、妊娠している長い間に、自分の遺伝子を半分持ち合わせている分身であると、認識できる十分な期間があることと、自分が愛しているパートナーの遺伝子を半分持ち合わせていると考えると、この上ない大切な宝物のように感じます。愛せずにはいられないと思います。

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>皆さんは自分がもつ感情に絶対の自信、確信がありますか？

あります。

「愛している」と絶対の自信、確信を確認する方法で、私がよく使う、自問自答の方法があります。

その質問とは、その人が、何らかの原因で絶体絶命の状況に陥ったとします。例えば、、

・駅のホームで電車を待っている時に、特急電車が通過する直前、その人が誤って線路上に落ちてしまった。そして打ち所が悪く、気絶してしまっている。通過する特急電車はあと一秒くらいのところまで迫ってきている。助けようとすると、自分も通過列車にひかれ、間違いなく命を落とす。

・豪雨の後、増水した急流があり、流れの先は切り立った崖で、滝になって落ちている。倒木が泥水の中を流れてくるようなところに、その人が落ちてしまい、流されている。助けようと自分が飛び込んでも、押し流されて、滝に落ちるのは分かりきっている。

・その人と銀行で手続き待ちをしていたら、銀行強盗が入ってきた。興奮する銀行強盗が、その人に向かってライフルの引き金を引こうとした。その時に、自分が盾になるように飛び込むと自分が死んでしまうかもしれない。

といった状況の時に、何も考えなくても、とっさに体か動くかどうかです。自分が死ぬことは承知済みでもです。

私は、パートナーや自分の子供のためなら自分は命を落としても構わないと思っています。「愛している」とは、「自分はどうなっても構わない、相手のために盲目的に尽くす」と私は定義しており、かつ、その人のためなら自分の命など惜しくないと思っているので、私がパートナーや自分の子供を愛していることに「絶対の自信、確信」を持っています。

まぁ、飼っている犬のためにでも、自分の命は惜しくないかも、、いや、残されたパートナーや子供のことを考えると、命を落とすわけにはいかないなぁ、、、傷つくくらいなら構わないということにしておきます。

他に、昔、あまり好きでもなかったのに付き合っていた恋人だと、自分の命は惜しいです。上記の状況なら見殺しにすると思います。愛していなかったからだと思います。

余談ですが、結婚するために、なぜ「愛している」というのが前提になるか考えてみました。

結婚するというのは、今まで違った生活文化の中で育った二人が、一つ屋根の下で暮らすわけですから、今までの一人身の好き勝手なことばかりでは、とても一緒に暮らしていけません。それに、理不尽なことが、どんどん降りかかってきます。客観的に見ると忍耐と我慢が必要です。冷静に客観的に傍から見ると、こんな不条理で不合理極まりないことを好んで続けていられるのは、家族に対する、献身的で盲目的な愛という感情が強くあるからだと思います。客観的に見ると忍耐と我慢が必要なことでも、あまり苦痛を感じません。

話が少し膨らみますが、反対に、相手から何が得られか、など考えていると、それは愛ではなく、取引であり、まだ恋愛ごっこだと思います。その程度で間違って結婚してしまうと、結婚生活の「我慢と忍耐」を非常に苦痛に感じると思います。人間はそんなに忍耐強い生き物ではないですから、離婚したいと感じると思います。

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>年をとると人を好きになるのにも自分が納得できる理由がなければ
>感情のままに動けない自分がいまして…

どうしても、年をとると、知恵がついてきすから、あれこれ考えてしまい、人生を新しい方向へ進ませるための、「勇気」というエネルギーが余分にいりますよね。

年をとると、いろいろと経験を積んでいますから、そこから人生のために有用な知恵をたくさん蓄えられていると思います。自分が新しい人生の方向へ「うまく」進むためとか、「人生をコントロールしてこうしたい」という欲求を達成するために、その知恵をうまく使えるはずだと思います。自信を持ってください。

ちなみに、あえて、欲求を満たそうとするための理由を挙げるなら、「自分は生物であり、脳が正常に動いているから、欲求が沸いてくる。それを満たしたいと思うのは正常」くらいです。本能的なことなので、これについては、私はあまり真剣に考えないようにしていますが、、、

けど、欲求について、反対に真剣に考えなければならないことは、その欲求を満たす方法とか、欲求を満たすことで人生に不具合が生じるかどうかとか、また、その可能性が大きい場合は、欲求を別の方法で満たすとか、欲求そのものを我慢するとか、縮小して満たすか、そういったことだと思います。---(A)

あまりきれいにまとめられませんでしたが、

>年をとると人を好きになるのにも自分が納得できる理由がなければ
>感情のままに動けない自分がいまして…

>もしそうなら、そうなれるコツをご教示頂ければ幸いです。

へのお答えは、「人を好きになるのにも自分が納得できる理由」を考えるより、そこから一歩踏み出して、(A)のように、好きになった後、交際すると、自分の人生に対してどう影響するのか。相手のバックグラウンドは問題ないのか。どのようにアプローチするべきか。その人はどんな人なのか、、、、を考えた方が、人生を渋滞させなくていいと思いますけど、、、、

ちなみに、私が上の方で、「愛する」とは、代償などは求めない、盲目的なもの、云々と書きましたが、私は非常に慎重な性格なので、「愛してもいい」相手なのかどうかは、真剣に考えました。

相手は、自分を守り、家族をしっかり守ってくれる人なのか？
経済観念はまともか？
素直な人かどうか？自己顕示欲が強くないか？地位や名誉、権威にこだわり過ぎないか？
宗教や信条、政治的な考えは？
科学知識はどの程度か？
家族、親戚に妙な人はいないか？
交友関係に問題はないのか？
心身ともに健康なのかどうか？
同じ失敗を何度も繰り返したり、失敗するとわかっているようなことをしないか？
自分のためにウソをつかないか？
生活的に手がかからない人なのか？

などなどです。普段の会話でも、それとなく聞いてみても、相手のことに耳を澄ませたり、行動を見ていればよく分かると思います。特に、トラブルに巻き込まれた時など、イレギュラーな状況の時は、相手の本性がよく現れるので、見逃さないようにしていました。興信所の探偵に頼まなくても、よく分かると思いました。

つまり、愛しても生活が崩壊しない相手かどうか、よくよーく見極めてから、突き進みました。もちろん見込み違いは、人生に付き物ですから、その時は、損をしても途中で早目にうまく別れればいいと思っていました。大きな満足を得るためには、小さな損は仕方ないと思っています。重要なのは、適切に行動することだと思います。

>もしそうなら、そうなれるコツをご教示頂ければ幸いです。

自分のやりたいことを明確化して、そこから、行動することだと思います。紙に書き出してもいいですし、パソコンのOfficeアプリケーションで、書き出してもいいと思います。やりたいことを書いて、そこから、膨らませてどんどん記入し、視覚化して、よく考えると、あまり迷わなくて便利です。私はよく使っています。

それに基づいて行動して、修正することがあれば、どんどん修正していけばいいと思います。修正したら、また行動です。

行動すれば、いろいろと考え、アイデアが浮かんできますよね。

と、考えて、自分自身今までに出来たことを振り返ると、あまり多くのことが出来ていないです。人生って長いようですが、急がないと、非常にたくさんのことを、やり残してしまいそうです。現在、私がやりたいことのメモを見直すと、まだ、400くらい控えています。達成できたのは、まだ二桁の前半です。急がなくては、、、

お礼

ご回答ありがとうございます。
自分には例え肉親でさえ、
自分の命を捨ててまで救うことは考えられません。
綺麗ごとじゃなく、人間はやはり自分が一番かわいい
と思います。
自分の命を捨てるってことは生半可なことではありません。
死ぬなんて軽々しく使うもんじゃない。

そう考えれば、自分はとりあえず生きてるだけでも
幸せかなって思います。

付き合うとか、結婚とかは、自分の人生を変える大きな転機であり
簡単には決められないからこそ、このような質問を敢えてしました。

一人で生きるのが正しいのか？
それとも結婚する方が幸せなのか？？

少なくとも学生時代は、偏差値という価値を測る指標がある中で
生きてきましたから、解り易くて
目標も立てやすかった。

そして今までは自分で納得する人生を歩んできたと思ってます。
自分の学歴も社歴も誇りに思ってます。

でも今後はどう歩んでいけばいいのか全く分からない。
暗中模索の日々です。