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なぜ日本は建築ラッシュ?
先日、品川周辺を歩いているとあることに気が付いた。 都市開発がものすごいスピードで行われているのである。 企業の新社屋(かどうかはしらないが)と思われる、新しいビルが、 大量に工事中となっているのである。 また、新橋(かな?)には松下電器と電通の高層重厚ビルディングが 建設中(半ば完成)である。 びっくりした。 そして、実は僕の所属している大学も今工事中、新しい校舎ビルディングを 建設中。また、ほかにも僕が知っている限りで二つのビルディングが 今年中に着工される。 バブルがはじけたのが1990年。 今は世界規模で不景気が叫ばれている。 では、どうしてこのような建設ラッシュが都心で(日本で)起こって いるのでしょう。土地が安くなったから? 回答よろしくお願いします。
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現在行われているのは、「都市再開発」というものです。 それ以外の建設関係(道路、地方の建設事業など)は停滞したままです。 ちょうど高度経済成長期に立てたそれは沢山の建築物の償却が完了し、更に耐用年数が迫ってきていて、現在の建物をそのまま使うことは出来なくなっているんですね。(修繕費もバカにならない) また時代も変わり、当時のものでは役不足になってしまっているものも非常に多いのです。 (たとえばこれからはお年寄りが増えますからバリアフリーも進めなければいけないなど) 都市再開発は、このような時流にのって行われています。 上記のためにいろんな法律も制定されています。 都市再開発法とかバリアフリー法などです。これらはどれも最近の法律です。 現在公共事業費は段々このような用途に使うようにシフトしてきています。 また民間でも償却が済み老朽化した建物の更新は、決して損にはなりません。 というのが現在の姿です。 既にヨーロッパなどではこの都市再開発事業は盛んに行われています。 日本はまだまだこれからですね。 では。
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- doya
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「2003年問題」を、ご存知でしょうか。 大規模なオフィスビルの完成が2003年に集中した結果、オフィスビルの供給過剰状態がおこり、古い中小のオフィスビルの賃料が下がる、テナントが新しいオフィスビルに移る、それらの理由により古いオフィスビルの経営が行き詰まる、というような問題です。 2003年問題の理由については、参考URL以外にもいろいろありますので、「2003年問題」で検索されることをお勧めします。 なお大規模物件を除いた中小のビル建設基数については、減少していると思います。建設業だけでなく、ビル設備関係(エレベータなど)の業界の不況(国内需要の減少)もかなり深刻なようです。 (不動産「2003年問題」で地価は奈落の底へ) http://www.mainichi.co.jp/life/family/syuppan/sunday/2002/0818-25/tokusyu1.html (2003年問題) http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/net/net02112201.htm
- kensaku
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これはほとんど再開発です。 また、建設コストが下がっているのです。 が、問題があります。 これらのビル(他には六本木6丁目のTV朝日付近、東京駅周辺などなど)ができると、当然、テナントを入れます。その料金は、恐らくめちゃくちゃ安いだろうと思われます。不景気なので、現在より高いと、入る会社が無いからです。噂によると、大阪に本社のある会社が本社を移転することを考えるくらい安いらしいです。 すると、近隣のオフィスビルががら空きになる恐れがあります。また名古屋、広島、福岡といった都市の家賃相場も大幅に下がるでしょう。 そうなると家賃収入を当てにしてローンの返済をしている個人所有のビルなどは、テナントが抜けるとローンが返済できない>>>不良債権化、ということになってしまいます。
- apple-man
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回答じゃなくアドバイスですが、建築ラッシュなのは日本というより 都心です。むしろ地方は衰退している。ビルを建てるとき、大型の クレーンみたいのをてっぺんに乗せて工事しますよね。これが遠くからも よく見えます。一度東北新幹線に乗られる機会がると分かると思うのですが、 この建築用のクレーンが乱立しているのは東京を中心とした関東地方だけ です。 >先日、品川周辺を歩いているとあることに気が付いた。 都市開発がものすごいスピードで行われているのである。 企業の新社屋(かどうかはしらないが)と思われる、新しいビルが、 大量に工事中となっているのである。 公団のマンションなどを中心に、品川あたりはすでに2006年くらいまで 建築予定があるそうです。品川周辺を歩くとき、看板によく注意して いると、現在空き地のところに、いつごろまでにどんな建物が立つか 建設予定が書いてあります。 >そして、実は僕の所属している大学も今工事中、新しい校舎ビルディングを 建設中。 えーと、御茶ノ水にある大学じゃないですよね? >どうしてこのような建設ラッシュが都心で(日本で)起こって いるのでしょう。土地が安くなったから? 昨年中旬くらいまでは住宅金融公庫の貸し出し金利の影響が 大きかったんですよ。低金利の当てにして住宅購入した人が 実際多かった。また金利の底は一昨年だったんですが、一昨年 中の建築申請してある物件の購入には、その低い金利が適用に なるので、去年の末くらいまでの新築マンションなど、低金利 適用があることを売り文句にしていた。 ところが今は・・・ >>どうしてこのような建設ラッシュが そこが私も疑問なんです。 私は今神奈川県川崎市のJRの某駅から歩いて20分弱のところ に住んでいますが、この帰り道だけ見ても、去年までの2年間で 中型(50部屋程度)マンション1つ、大型(100部屋程度) が2つできましたし、この3月までにさらに2つの中型マンションが 完成予定で、今年の末までにさらに2つの大型マンションが建設 されるというお知らせが2月に入り掲示されました。 最初にできた大型マンションの入居率は80%程度のようですが、 最後にできた中型マンションは50部屋中15部屋しか埋まって いません。空室がまだまだあるのにどんどんマンションを建設 しているといった感じです。 >土地が安くなったから? オフィス需要が減ったことから、かつては企業の事務所に 使っていたような交通の便もいいような物件をリフォームして 住宅用として貸し出したりしていることもあり、都心を 中心に不動産価格が徐々に下落しています。 土地を担保に銀行から資金を調達している企業も 沢山あることを考えると、このように土地の下落を 誘導するような方向はどうなのか?と疑問に思います。 都心の土地の下落が急激に起こったことから、 東京と神奈川の間のように都心と地方との境界 のような地域では地方の土地の価格の降下が追いつかず 逆転現象が起きているところもあります。 つまり交通の便のいい都心より高い地方の土地が 一部に出てきています。 という分けで、いろいろ傾向はわかるのですが、 建築ラッシュの本当の理由は分かりません。 私も知りたいです。
お礼
丁寧に回答ありがとうございました。 今日、築地市場の近くにある電通と松下電器の新社屋(?高層ビルです) にいってきました。 いやはやびっくり。 ちなみに僕の大学は御茶ノ水にはありません。