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電磁誘導と電位差

yokkun831の回答

  • yokkun831
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回答No.2

コイルは,抵抗であると同時に起電力を生じる「電源」にもなっています。そして,一回りしてもとの位置にもどっても電気力の仕事がゼロにならないところが,誘導電場の特徴なのです。電位差は単位電荷あたりの電気力による位置エネルギーなのですが,保存力場でない導線内電場による電位差が経路によって異なるのは自然のことなのです。詳しいことは大学レベルになりますが,PQが2πaに対して小さいのなら次のように考えることができます。 (1)コイルの途中に小さな内部抵抗ゼロの理想的な電流計をつなぐと,i=V/R という電流値を示します。 (2)コイルの途中に小さな内部抵抗無限大の理想的な電圧計をつなぐと,V=dΦ/dt=πa^2×dB/dtという電圧値を示すでしょう。 以上から考えて,PQ間で測定される電位差は,遠回りにはかったPQの長さで計算すべきだということになるでしょう。

seahorse57
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 このような場合に電位差が経路によって異なるのは自然なことなのですか!

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