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誘導起電力の符号

初歩の質問です。 (1)教科書にある定義: 1巻きのコイルを貫く磁束が時間⊿tの間に⊿Φだけ変化するとき、コイルに生じる誘導起電力Vは V = - N⊿Φ / ⊿t 教科書にある問題: 断面積1.0×10^-2、巻き数2.0×10^3回のコイルがある。このコイルの断面を垂直に貫く磁場の磁束密度が0.20s間に一定の割合で5.0T増加した。コイルに生じる誘導起電力の大きさはいくらか。回答:5.0×10^2V となっています。定義から計算すると -5.0×10^2Vにならないのでしょうか。

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  • foobar
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回答No.1

「コイルに生じる誘導起電力の『大きさ』」なので、答えは絶対値を取って表記することになると思います。

wakakusa01
質問者

お礼

foobar さま 明快なコメント有難うございます。 ベクトルと同じ発想ですね。

その他の回答 (2)

  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.3

 乾電池の電圧は、物理学的には負極を基準にすれば「プラス1.5ボルト」、正極を基準にすれば「マイナス1.5ボルト」ですが、「この乾電池の電圧は何ボルトか」と聞かれて「マイナス1.5ボルトです」と答える人はいないでしょう。  ふつう、ものの大きさは「絶対値」で表現します。  何かを基準に、「方向」を示す必要があるときには、「基準」に対して「プラス」か「マイナス」かを示す必要があります。  ご質問の場合は、「コイルに生じる誘導起電力の大きさはいくらか」で、方向は問題に開いていないので、「絶対値」でよいと思います。逆に、もし「マイナス」で答えるなら、「何を基準にして」を付け加える必要があるでしょう。

  • mdmp2
  • ベストアンサー率55% (438/787)
回答No.2

コイルが開いているなら、誘導起電力による電流が流れませんが、リングのようにショートしていると電流が流れます。電流の方向は、磁束の変化を妨げる方向です。 「妨げる方向」から、V = - N⊿Φ / ⊿t のように「-」符号がついたものと考えます。 電流と電圧の方向はつぎのように説明できます。コイルはショートしてあるものとします。 コイルの面が水平になるように置いてコイルの下から磁石のN極を近づけると、コイルを貫く磁束(下から上向き)が増加します。すると、コイルに(上から見て)時計回りの電流が流れ、右ねじの法則により上から下向きの磁束を発生させ、磁束の変化を妨げようとします。 コイルを一カ所で切断し、切断した両端の電圧がどうなっているか考えると、右端がプラス、左端がマイナスになるのではないでしょうか? 素人考えです。

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