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森博嗣『有限と微小のパン』の結末について
最近になって森博嗣氏のS&Mシリーズにはまって、つい先日最終作の有限と微小のパンを読み終えました。 しかし、どうも結末がスッキリしないのです。 私の理解力の低さが原因かもしれませんが、萌絵の言いたいことが何も語られていないような気がしてしまってモヤモヤしています。 私はS&Mシリーズをキャラクターに引っ張られて読んでいたので、犀川先生と萌絵が主人公でない別シリーズは読まないつもりでいたのですが、 2人は他のシリーズにも関連して出てくるというので迷っています。 四季シリーズまで順番に読まないと理解できないでしょうか。 また、他シリーズを読めば「有限と微小のパン」での萌絵の気持ちが少しでも窺えるでしょうか。 参考にしたいので、みなさんの意見をお聞かせ願いたいです。
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こんにちは。 私もS&Mに惹かれて、只今全シリィズ読破中です。 Vシリーズは、1冊目でほぼ登場人物網羅ですのでご一読を。 で、Vシリーズは置いといて(語ると魅力が激減しますからね) 四季シリーズはS&M色が濃いので、キャラクタがお好きならば読む価値はあると思います。 ただ、その名の通り、四季目線のシリーズですから、S&Mシリーズほど萌絵や犀川先生の独白はありません。 ギリシャシリーズともうひとつの方にも出てますが、やはりメインではないので・・・ 順番に読まないと理解できないことはありませんが、森ミステリィは出版順に読んだ方が断然面白いですよ。 やられた!とか、この人は!とか、作品を超えてミステリィを味わえます。 また、森氏のキャラクタは巻を追うごとに成長しているように思えます。 S&Mシリーズの頃から少し変化した彼らに会うのも、とても楽しいですよ。 あと、記憶が曖昧で申し訳ないのですが・・・ シリーズ半々で萌絵の変化と犀川先生の変化について書いている、と森氏がどこかでおっしゃったような。 犀川先生は四季への関心半端ないですから、萌絵よりウエィトが大きく書かれてるように感じましたので、だからかな?とも思います。 よろしければ、萌絵の言いたいことが語られてない!と感じる理由をお聞かせください^^
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- i_can
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犀川先生と萌絵だけがお気に入りでも、 S&M→V→四季は読んだほうが良いですよ。