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日本はいつまで鯨を獲るの?

鯨ってそんなに旨い? 団塊の世代ですが、ぼくらがこどもの頃は鯨ステーキや鯨カツをよく食べました。はっきり言って味は牛肉や豚肉にはかなわないと思います。そんなに固執することでしょうか? 日本は意地になっていませんか? 「調査捕鯨」って確かにインチキ臭いネーミングだよね・・・

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  • tyr134
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回答No.10

>鯨ってそんなに旨い? ベーコンや赤身は美味しいですよ。 私は好きです。 高くてなかなか手がでないですけど。。。 >そんなに固執することでしょうか? 日本は意地になっていませんか? 日本は、地域差はありますが鯨を食べてきた歴史がありますからね。 もともと、「国際捕鯨委員会」が出来たのは、欧米で鯨利用の需要が減ったことと、それまで乱獲しまくってたので鯨が絶滅の危機に瀕しているという危機感からです。 ただ、鯨の乱獲をしまくってたのは主に米国、英国、独国、露国などです。 これらの国は、17~19世紀に船の燃料やランプ(明かり)用に鯨の脂が必要で捕っていたのです。 鯨を捕まえたら、クジラは海中で解剖、脂肪層を持ち帰り陸上で採油してました。 つまり、遺体はすべて海に破棄していました。 捕まえるのもマッコウ鯨やザトウ鯨などの大型鯨です。 一方、その時期の日本は大型鯨も捕獲してましたが、むしろ主力はツチクジラやイシイルカなどの小型鯨です。 それも食用であり骨なども民芸品に使うなど、捨てるところがない位利用していました。 しかし、20世紀に入って石油が鯨油に変わって燃料の主力になってくると、欧米先進国にとって捕鯨は不要となりました。 そして、「数が減ってきている」という危機意識も高まっていたので1946年に国際捕鯨委員会が発足し、漁業管理をしようとなりました。 日本は1951年に加盟します。 漁業管理ですので、捕獲しても良い種類・だめな種類や捕獲数なんかを規制しようというものです。 まぁ、鮎とかカニとかの禁漁期間と解禁期間があるのと同じロジックですね。 で、最初は何の問題もなく円満にいっていました。 加盟国も、ノルウェー、英国、日本、ソ連、オランダ、デンマーク、オーストラリア、米国、カナダ位でした。 しかし、1970年代から急に風向きが変わってきました。 加盟国が急激に急増したのです。 それまでは、捕鯨とは何の関わりもなかった国々が米国の後押しで加盟し始めます。 で、そのころに争点になっていたのが商業捕鯨禁止を謳ったモラトリアムの採決の行方でした。 米国によって加盟した国が急増したおかげで、4分の3の賛成が必要な決議が1982年に通ってしまいました。 そして、この時期の日本と米国の関係を見ると「日米自動車貿易摩擦」が両国間の外交課題として深刻な影を落としていたわけです。 このことから、ちまたでは米国による日本叩きじゃないかと言われています。 で、このモラトリアムが通った後に捕鯨国と反捕鯨国との対立が深刻化し、カナダは国内事情もあって81年に脱退。 アイスランドも91年に脱退します。 が、最近は日本が巻き返して日本派の「非捕鯨国」を増やす事に成功し、2006年に商業捕鯨モラトリアムを廃止する案が可決しました。 とはいえ、その後に(非捕鯨国が)捕鯨賛成から反捕鯨に鞍替えしたり、反捕鯨国が新たに子分を加盟させたりして、綱引きが続いています。 ・・・と、IWCの歴史を見れば反捕鯨国が必ずしも鯨の頭数や環境を理由にして反対してる訳じゃないんですね。 日本叩きとして米国が利用した観が強いんですよ。 まぁ、幼気な「これ以上、絶滅種を増やしたらダメ」という一般市民の感情を利用してるのは事実でしょうけど。 IWCが本来の姿に戻るのが、一番望ましいのです。 が、お互いに感情的になって非難の応酬になってるのが現状ですね。

nishikasai
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >が、お互いに感情的になって非難の応酬になってるのが現状ですね。 そこなんです。白人は勝手で自分の価値観を押し付けてきています。これはよくあることです。スキーのジャンプも日本人がよく飛ぶものだから新しいルールを作って背の高い白人に有利なルールを作りました。でも仕方ありません。日本だって「勝てば官軍」というではありませんか。理屈は同じです。日本は損な戦いをすべきではありません。メリットが小さすぎるんです。 このようなケースをお考えください。オーストラリアの沖でホエールウォッチングのツアーに参加したとしましょう。白人の子供たちが鯨が飛び跳ねたり潮を吹いたりしているのを拍手喝采して喜んでいます。 「くじらさんってほんとに可愛いね!」 「ファンタスティックだね」 「そうだね」 そこで活動家がマイクをもって言いました。 「可愛いくじらを殺して食べてしまう日本人たちの残虐な行為に反対しよう!」 白人たちと一緒にホエールウォッチングをしていた数名の日本人観光客は非常に気まずい思いをしました。この中にあなたがいたと仮定してください。どう思うでしょうか? 日本人はくじらを捕ってどんなメリットがあるのでしょう? 損な戦いだとは思いませんか?

その他の回答 (14)

  • x9e
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回答No.4

NIHONの捕鯨が停止するのは、 核兵器全廃より さきでしょう。。。 じゃなかったら、 国際社会って ばかすぎる。。。

nishikasai
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • dogday
  • ベストアンサー率29% (2313/7949)
回答No.3

食の多様化確保は輸入大国の生命線です。特に海洋国家にとって海生哺乳類を禁止されると致命的。 鯨の次にマグロ、カニ海老の規制が控えていて、米の輸入交渉を迫られるので、譲るわけにはいかないのです。 狂牛病騒ぎで、日本人から牛肉を取り締まったら、そのまま食べなくなったのは痛感しますから、自分で認めれば鯨も食べないとは思うのですがね。 で、意地の部分ですが、宗教戦争ですので、意地で負けたら天皇制から外圧で動く可能性があります。 思惑が鯨じゃない事案が多すぎるのです。

nishikasai
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >意地の部分ですが、宗教戦争ですので、意地で負けたら天皇制から外圧で動く可能性があります。 いえいえ、それは被害妄想気味になっていると思います。日本の天皇制には外国も高い敬意を払ってくれています。

noname#155097
noname#155097
回答No.2

40代ですが、子供の頃は肉といえば鯨で、その頃は 臭くて硬くて食えたものではありませんでした。 でも、あれは冷凍技術の問題で、 おいしい鯨はおいしいですね。 同じことは羊肉にもいえて、 昔はまずいと思っていましたが、 実はあれもおいしいものはおいしいです。 >そんなに固執することでしょうか? 自国の文化を否定されているのですから、 固執すべきでしょう。 >日本は意地になっていませんか? 利権も絡んでいるからではないですか? もちろん、意地もあるでしょう。 鯨を食うなというなら、お前らもマグロ食うなよ。。といいたいですね。(笑)

nishikasai
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >自国の文化を否定されているのですから、固執すべきでしょう。 自国の文化と言えばそうではありますが、たとえば大相撲を否定されたり、法隆寺を壊されたりしているのではありません。東京オリンピックで立小便がなくなりました。あれと似ています。つまり外国人に不人気で苦情が出ていることはたとえ日本の文化でもやめたらいいじゃないかと私は思います。

回答No.1

鯨は美味しいと思いますよ。特にハリハリ鍋はとても美味しいです。 牛や豚とは違った美味しさ(牛も豚も違った美味しさ)があります。 別に意地になってはいないでしょう、食文化ですからなかなか変えられないです。 実際鯨は増えているという意見もあるようですし。 私は、鯨を規制するんであれば、養殖できない動物、魚類すべて、 規制すべきと思います。 食物は、全て養殖、栽培物で我慢しましょう。

nishikasai
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >別に意地になってはいないでしょう、食文化ですからなかなか変えられないです。 そうですか。わたしには意地を張っているようにも見えます。そんなにこだわるほどおいしくないじゃないかというのがわたしの意見です。

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