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財産分与について(長文)

離婚する事になり、財産分与でもめています。 離婚原因は主に夫の暴力・暴言、他に低収入や性格の不一致です。 夫の言い分は慰謝料は払う気なし、養育費は1~2万。5年間面倒見てやったのだから、財産分与はきっちりもらうと意気込んでます。 夫 年収140万(派遣?) 妻 年収80万(パート) 月2~3万の食費のみ手渡されて、公共費・車の維持費などは夫が管理していた為、詳しい使い道、貯金額は不明(借金あり、金額不明) マンションは義兄名義で、ローンなし。 私や子供の衣類や電化製品・雑費、交遊費は全て私負担。 毎月わずかなパート代の残りをコツコツと貯めた貯金を もちろん折半してもらうと言われましたが、どうしても納得いきません。 やはり払わないとダメでしょうか? 幼稚園の転園の事もあり、早く協議離婚で決着をつけたいんですが 暴力に対しての慰謝料なども考えると、やはり調停離婚できっちりした方がいいのか 悩んでいます。 些細な事でもアドバイス頂ければ幸いです。 よろしくお願い致します

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Yuhly
  • ベストアンサー率67% (86/127)
回答No.1

財産分与の内訳としては、主に以下のような物があります。 1.清算的財産分与 夫婦生活によって得られた財産を離婚時に清算することです。 結婚前から貯めていた部分についてはこの対象になりません(結婚前に100万円預金していていま300万円たまっているならば対象になる部分は200万円です)。 実際にどれだけ財産形成に寄与したかで決定するため、例えば夫が稼いできた給料を専業主婦の妻が一部貯蓄していたとしても、妻が家事をするおかげでたまったと判断される部分については妻の物ですし、妻がパートで働いた分のみを貯めていたとしても、夫が生活費を出したために妻が払わずに済んだのだと判断されれば一部は夫のものです。 2.過去の婚姻費用の清算 婚姻費用とはいわゆる生活費と考えてください。この分担に大きな不平等があれば、財産分与の中で是正することになります。 (婚姻費用に関しては離婚する前であっても請求できます) 3.扶養的財産分与 財産分与は、離婚によって生活が苦しくなる側の生活を他方がサポートする、という側面も持っています。 両者の収入に大きな差がある場合にはこの金額が大きくなりますが、差がない場合にはほとんどこの部分については考慮されません。 4.慰謝料的財産分与 その名の通り慰謝料です。本来は両者は別物ですが、財産分与と併せて請求することもできます。 また、財産分与の中でこの部分を請求していても、慰謝料として不足だと判断されれば、追加の慰謝料請求が認められることもあります。 ご質問に書かれている事情から判断すれば、婚姻費用の分担には問題がなさそうですし、収入面は多少差がありますがそれほど大きくはないようです。 そうすると、上記のうち主に1と4の問題となってきます。1だけに絞って考えれば財産分与を拒む事はできない可能性があります(折半にする必要はありませんが)ので、慰謝料がどうなるかだと思われます。 どちらかと言えば家裁に調停を申し立てたほうが良いのではないでしょうか。 なお、養育費についてはお子さんの人数にもよりますが、およそ相場通りではないかと思われます。 http://www.courts.go.jp/tokyo/saiban/tetuzuki/youikuhi_santei_hyou.html

kokid
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! とても丁寧に詳しく教えて頂き、すごく参考になりました。 養育費などまだまだ問題山積みですが、じっくり参考にさせて頂きます!

その他の回答 (1)

  • -phantom2-
  • ベストアンサー率42% (438/1023)
回答No.2

家庭裁判所で離婚における財産分与、慰謝料、養育費についての調停を申し立てることをお勧めします。 つまり、そのようなご主人は、司法の判決でもなければ納まらないでしょう。ということです。 おそらくですが、ご主人の借金はご主人が返す、質問者さんの預金は質問者さんの物、養育費も当然に認められます。 慰謝料は認められるでしょうけど、金額は期待しないほうが良いと思いますし、調停で決まったからといってご主人が払うとは限りません。 借金のある財産マイナスの人間から、払ってもらうことは困難ですよ。 マンションが義兄の所有なら、今回の離婚には関係ありませんので、質問者さんは退去することになると思われます。 つまり調停をしたからと言って、慰謝料が実際に貰えるとは限りませんが、離婚時のややこしい金銭にまつわることに「けり」をつける意味で調停をされては如何ですか。ということです。

kokid
質問者

お礼

金額などは期待してませんが、やはりきちんとケリをつけるためにはご指摘通り調停が良さそうですね。とても参考になりました。ありがとうございました!

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