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がん最先端医療と保険

保険会社からがんの最先端医療の治療費を保証する特約に加入しないかと勧められています。健保が適用される医療だけでは、がんの治療は十分ではないのでしょうか。あるいは、特殊な疾患はともかく、通常のがんなら、保険適用の医療でも大丈夫なのでしょうか。ご教示いただきたいと思います。

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  • rokutaro36
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回答No.2

保険の専門家です。 ご質問の特約は、先進医療に関する特約だと思います。 厚生労働省の説明を参照してください。 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/index.html ●通常のがんなら、保険適用の医療でも大丈夫なのでしょうか。 (A)大丈夫です。 大丈夫ではないのなら、健康保険の意味がありません。 (1)健康保険は「制度」であり、制度にありがちな「改定に時間がかかる」という欠点を持っています。新しい治療(方法、器具、薬など)が開発されても、それが健康保険の適用になるには時間がかかります。 「未承認抗がん剤を使えるようにして欲しい」という患者の声を聞いた事がありませんか? (2)健康保険は、平等が原則になっているので、人によって、ある治療が受けられる・受けられないという不平等が生じるのはまずいことである。従って、ある程度、望めば受けられるぐらいに一般的な治療でなければ、保険適用に馴染まない。 そこで登場したのが、先進医療です。 先進医療にかかる費用(技術料)は、自己負担で、他の医療費は健康保険が適用になるという制度です。 技術料は数万円~300万円ほどまで、様々です。 では、どれだけの人が先進医療を受けられるのかというと、抗がん剤の感受性試験などは実施している施設が多く、恩恵を受けられる可能性があります。費用は10万円ほど。 一方、重粒子線治療は300万円もかかりますが、施設が少なく、年間でも2,3千人の人しか受けられません。言うまでもなく、望んでも受けられないという場合もあります。 (がん患者は年間50万人を超えています) 全体として、恩恵を受けられる人は、少数派です。 先進医療でなければ、命に関わる、他に治療方法はないというわけではなく、従来の方法より良い治療が受けられるという程度に考えた方が良いと思います。 例えて言えば、東京から大阪へ新幹線で移動するとき、こだまの普通車で行くか、のぞみのグリーン車で行くか、ということです。大阪に着けないわけではないのです。 保険料も月に100円程だと思います。 つまり、受けられる可能性は低いけれど、保険料も安いから、ひょっとして受けられるときのために……という特約です。 専門家としては、保険料も安いので、付けても良い保障だと思います。

kurosio1
質問者

お礼

さすが、保険の専門家ですね。よく分かりました。とりたてて加入する必要はない、と理解しました。ありがとうございました。ただ、保険料が月100円というのが分かりません。私の場合は夫婦で約1万円ということでした。

その他の回答 (1)

noname#79850
noname#79850
回答No.1

ガンの治療(あ、がん患者です)は 終わりがありません。 切って取って治るなら ウン百万の保険がおりれば足ります。 抗がん剤をはじめると イチバン安くても月に3万ほどが死ぬまで(多分)かかります。安くない抗がん剤だと保険診療の範囲なら 一般的には最高8万円(超え多分は高額療養費で戻る)という計算になりますけど、44400円か80100円を毎月負担となるとかなりきついです。 私の昨年の医療費は(毎週抗がん剤)で100万でした。 今年は再発して途中から別の薬にして70万でした。 がん保険だと 入院しなかったら通院は出ないとか いろいろ基準がありますから 昨年の医療費に対して がん保険からは一切出ていません 最先端じゃないのに”Aガンなら承認済みの抗がん剤”をBガンでも効果がでるのに承認済みではないので自腹というのもあります。 免疫療法など効果がわるとわかっていて 最先端とはもういえないくらいに方法は皆しってても 保険が利かないと… 1セットの治療で400万くらいだそうです。(あやしい治療法でも 大体1セットが400万くらいでした) 質問者さんが 西洋・東洋医学で承認された治療法で十分と思われる性格なら それ以上の費用はかかりません。 なんとか療養などに興味があって…という性格なら(そうしないと安心できないかもと想像できるようなら)何百万も余計にかかります… きのこや海草のガンに効くとかいう食品も 毎月10万かかるそうですから… がん保険無しだと治療そのものも危ないなぁと思うし がん保険があっても実際足りてないし …それは患者さんの性格とかによると思います…

kurosio1
質問者

お礼

がん患者さんということで、体験からお話くださったので、よく理解できました。加入するかどうかは、要は自分の決断なんだと思いました。ありがとうございました。

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