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広がりと厚みのあるコーラスのつけかた
DTM初心者です。 練習のためには好きな音楽を真似して打ち込んでみるのがいいと聞いたので、さっそく挑戦しています。 私は志方あきこやエンヤのような、癒し系というかクラシック系というか民俗音楽っぽいのというか…何と言って良いかわかりませんが、多重録音で声をいくつも重ねた重厚で壮大なコーラスが大好きです。 楽器の部分は割と真似できるのですが、コーラスはさっぱり検討がつかなくて、不協和音になってしまいます。 ああいった厚みのあるコーラスをつけるのに、コツなどはあるのでしょうか。 また、日本の古典音楽であるような、一見濁ってるようだけど濁ってないあの心地いい響きはどうやって作っているんでしょうか。 曖昧な表現ばかりですみません… アドバイスを頂けると嬉しいです。
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音楽的には、和声を学んでもらうしかないとして…。 技術的に可能な方法としては、1つの音を3トラック使って表現する。 具体的には、パン(定位)を0、63、127の3箇所を用い、 定位が両端(0と127)のトラック全体のピッチをずらします。 好みにもよりますが2~5Hz上げ・下げします。 定位が中央のトラックは、アタックを全体に遅らせ、 リバーブをすこしかけます。 こうすることで左右の広がりと深みのある音になります。 コントロールチェンジで使えるコーラスやリバーブだと、 音の輪郭がぼけたり、再生環境によっては音量がおかしくなる、 あるいはおとがひずむ等のことが起こりますが、 これだと、輪郭をはっきりさせたまま、拡がりと奥行きのある音になります。 この方法は他の楽器でも応用できます。 Eピアノは、同じ定位でピッチをずらしたものを重ね、正弦波を低い音量で重ねると、 単独の音色とはがらりと表情を変え、独特の透明感のある音に変わります。 ただし、この方法を使うときは、エフェクトのコーラスは使わないように。 音が大きくひずむことがあります。 また、音場を設定できるような再生装置を使うと、 残響音が異常に強調されてしまうこともあるので、注意が必要です。
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- sakura5678
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ちなみに、コーラスの基本は、 「3度下」。「6度下」。「3度上」などですが、 こういう方法だと、協和音的になり、不協和音を楽しむコーラスには不向きです。なので、「メロ」の影を作るような「副旋律」では、むずかしいてので、独立した旋律の対旋律で、ハモリを模索する必要があります。 「非和声音」を意識し、尚且つ「心地よい・不協和音」を、耳でさぐってください。「付加音。い音(テンション)」など、JAZZ理論に明るい人なら、割とこの意味もわかると思いますが、スッキリ系のトライアド中心の音楽だけになじんでいると、むずかしい分野です。 なので、「★JAZZ・ポピュラー理論」などのほうが「★不協和音」を意識するジャンルなので、勉強になるはずです。
- sakura5678
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一見濁ってるようだけど濁ってないあの心地いい響きはどうやって。。。 ■「DTM」の問題。。。というより、「作曲」。「音楽理論」の問題のように思います。「DTM」で単に「音」的に、エフェクトの「コーラス」を作る方法とは、そもそも、別であり、「コーラス」(ハーモニー・合奏)の問題ではなでしょうか? 単に「コピー」を打ち込んでも、それが実際の「スコア(総譜)」とはかぎません。 むしろ、市販されているものは、簡略化されているのが普通です。なので、実際に厚みを出す場合は、隠れている「ハーモニー」を、耳コピするか、自分でアレンジして追加する必要かあります。 専門的にいうと「オーケストレーション法」。「合奏法」を音楽理論の習得。 また、「副・対旋律」を書くための「和声法・対位法」の学習が必要に思います。ということで、「DTM」ではなく、もとの「楽譜」の問題だと思いますので、音楽理論をおすすめします。 ■「和声学(法)」 http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=102050 http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=102060 http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=102070 ■「編曲法(合奏法)」 http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=106110 ■「対位法」。 http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=105000