- 締切済み
デリダの差延
kuzuaiの回答
- kuzuai
- ベストアンサー率33% (4/12)
全然詳しくないんですが、こう考えてみるとわかりやすいかも知れないという一例でよければ。 記号論では世界は差異の網の目によって認識されます。 主観、客観といった二元論に先立つ差延こそが一義的とされます。 そこで、差異というのを空間的、差延を時間的と考えた場合、差異は過去、差延は現在と考えれば良いのではないでしょうか?なぞなぞではないですが、現在、つまり『今・ここ』とは常にそこにあって、しかもつかまえようとするとすぐに過去へと変わってしまうという不思議な存在です。 つまり、今は常に今であるともいえるし、今と言った瞬間いまでなくなってしまうものでもある。 そういう認識行為の不自由さを言ったものと考えればわかりやすいのではないでしょうか? 『悟り』というのはすべての「動き」を諦観し常に「いまここ」にとどまりつづけるものであると言われます。 そういう「いまここ」という場所から眺めるとなんとなく「差延」の意味するところのものもおぼろげに実感されるのではないでしょうか?
関連するQ&A
- 【デリダ】 デリダでレポートを書くには?
デリダに関して何でもいいので文章を書けというのがレポートの タイトルなのですが、取っ掛かりとしてどのようなものがあるでしょうか? 参考程度にしたいので、軽くアドバイスお願いします。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 哲学・倫理・宗教学
- わかりやすい「デリダ」の入門書ありますか?
できれば文庫本で出てればいいですね。 単行本でもいいです。 求めるところは「わかりやすくデリダの思想を一通り俯瞰したい」 ということです。 よろしくお願いします。
- 締切済み
- 哲学・倫理・宗教学
- デリダに関して質問です。
デリダに関して質問です。 デリダは書かれたもの(エクスチュール)が音声言語(パロール)の補助手段としてだけその地位を認められてきたという伝統的な哲学の問題点を指摘し、一切の記号作用だけでなく意識作用も可能にする「原-エクリチュール」を提唱した。 デリダに関しての説明ですが、エクスチュールとパロール、記号作用と意識作用がいまいち分かりません。 申し訳ないですが、簡単でいいのでどなたか説明してもらえないでしょうか。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 哲学・倫理・宗教学
- デリダの「マルクスの亡霊たち」について
デリダの「マルクスの亡霊たち」について詳しい方、分かりやすく教えて下さい。デリダのマルクス主義に対する態度がよく分かりません。よろしくお願いします。
- 締切済み
- 哲学・倫理・宗教学