• 締切済み

水量と配管サイズから水圧算出方法

初めて質問します。 純水(15℃)の水量が50kg/s、配管径がφ150、配管長さが20m、配管の曲がり箇所は3か所(各90度)、配管の材質はステンレスの場合、必要な水圧はどのように算出したら良いのでしょうか? 宜しくお願いします。

みんなの回答

  • teigan
  • ベストアンサー率53% (85/160)
回答No.2

回答が遅くなりすみません。管内摩擦を計算するにはダルシー・ワイズバッハの式を使います。  h=λ・l/d・v^2/2/g(単位m、水頭差を除く) λは摩擦係数、lは相当直管長さ(単位m)、dは内径(m)、vは流速(m/s)、gは重力加速度(m/s^2、日本では大体9.80)です。 まず150A(6B)、SUS304、Sch10Sの内径はJISで決まっており、0.1584mです。 次に、ショートエルボの相当直管長さは管内径の約30倍であり、ここでは真っ直ぐ5m下がるのに2個必要として、合わせて9.504mとなります。よって相当直管長さは29.504m≒30mとなります。 また流速は、水の比重を1として、計算式は省略しますが2.537m/sとなります。 残るは摩擦係数ですが、まずレイノルズ数と配管の相対粗度というものを求め、これらからムーディー線図というグラフを使って求めます。まずレイノルズ数ですが無次元の係数で、  Re=v・d/υ υは水の動粘度係数(m^2/s)で、15℃のときには1.15×10^-4m^2/s位なので、Reは約3500となります。この値が小さいほど層流(乱れの無い静かな流れ、最も管摩擦の影響が小さくなる)に近付くのですが、この値では殆ど層流です。 相対粗度も値も無次元数で、詳しい説明は省きますが、sch10Sのこの径の配管では6×10^-4位でしょう。 これらよりムーディー線図を使いますと、λ=0.02となります。ムーディー線図はgooの制約上URLが載せられませんでしたので、必要であればググってみてください。 よって最初の式から摩擦による損失水頭を計算すると1.244m水頭となり、高低差が5mありますから、-5+1.244≒-3.75m水頭、圧力に換算すると約-36.8kPaとなります。すなわち、管摩擦は5mの高低差による圧力増加を25%程度軽減する位の影響度となります。 これが元の場所に戻る配管となりますと、高低差はゼロとなり、管摩擦が2倍ですから2.488m水頭、大体24.4kPaの圧力損失となります。

takejirou
質問者

補足

ご回答頂き、ありがとうございました。自分で記載頂いたとおりにやってみました。 一つ分からない所がありましたので教えて頂けないでしょうか? それは、相対粗度についてです。なぜ、6×10^-4という値になるのか教えていただけないでしょうか? 相対粗度は、配管の種類や径により変わってくるものと思っていますが、どのような値の変化をするのでしょうか?なにか関係式や表などがあるのでしょうか?それともほとんど値は変わらず、教えて頂いた6×10^-4という値のままなのでしょうか? 宜しくお願い致します。

  • teigan
  • ベストアンサー率53% (85/160)
回答No.1

情報が不足で正確な計算は無理ですので、以下を明らかにしてください。 1.ステンレス配管には以下のような種類があり、一口にφ150と言っても内径や内表面の状態が違うため送水の際の圧力損失が異なります。  *スケジュール管(schと略す):最も一般的な、光沢のないタイプ。一定の外径に対して肉厚の規格が5、10、20など種類がある。  *通称BA管:曲がりや分岐に喰い込み継手(袋ナットを廻して締め込むタイプの継手)を使うタイプ。  *サニタリー管(Sを付けて表す):食品や医薬品のプラントで使う、表面が磨いてあるタイプ。フェルールと呼ばれる分解清掃の容易な継手が用いられる。 2.90度曲がり(業界用語でエルボと言います)にも種類があり、それぞれ曲がり方が異なるので圧力損失も大きく変わります。  *スケジュール管:ロングエルボ(曲がりが緩い)、ショートエルボ(曲がりがきつい)、差込エルボ(溶接ミスを防ぐため、両側からパイプを差し込むタイプ。メーカーにより曲がりが微妙に異なる)。  *BA管のエルボも差込エルボと同様に、メーカーにより微妙に圧力損失が異なるようです。  *サニタリー管にもロングエルボとショートエルボがあります。 3.流入点と流出点の高低差はそのまま圧力差となりますが、何ミリメートルありますか?

takejirou
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。素人なので配管の種類や曲がり、高低差が関係しているとは知りませんでした。 1.ステンレス管の種類は、もっとも一般なスケジュール管を選択します。 2.曲がりは、スペースがないので、曲がりがきついショートエルボを選択します。 3.工程差は、純水の供給地点から5mは水平で、そのあと5m下がって目的地に行きます。その後、また供給地点に戻すことを考えています。 このような条件で宜しいでしょうか?宜しくお願い致します。

関連するQ&A

  • 水量計算方法

    配管に流れる水量の計算方法を教えてください。 条件は次のようになります。 配管サイズ25A(内径は約28mm)に水を流します。配管は、ステンレス製です。水圧は、0.2MPaおよび0.3MPaです。これらの場合の水量がいくらになるかの計算方法を教えてください。 もしあるならば、水量と水圧と配管内径の関係を示したグラフがあれば教えてください。 よろしくおねがいします。

  • 所定の水圧まで加圧するのに要する水量は何リットル?

    水道管の水圧試験をするのですが、以下の条件で、どれだけの水が必要になるのか教えていただきたいです。  管径 250mm、延長 1800m、高低差 1.0m、  現在、管の中には、水が入っており、水圧は、0.15Mpa  これを、試験水圧の0.5Mpaにする。  必要水量を算出するには、どのように考えれば良いのか教えてください。(概算で必要水量がわかるだけでも結構です。)  どなたか教えてください。  

  • 最適配管径の算出方法

    以下の計算によると計算上は配管径が変わっても流速をあげて規定の流量を流せる事になりますが実際のところ、流速限界があったりするのでしょうか? 実質的な配管設計を考えた場合、何をもって配管径を決定するのでしょうか? 当然、バルブ設置や配管工事等を考えると配管径は小さい方が有利ですが。。。 流速が上がる事での騒音は考えないないものとします。 流速が上がる事で、圧損も増加しますが、配管長40m ベンド数5程度なので 充分無視できると思います(圧力損失は2~3Kg/cm2はOKとします。) 4000Nm3/h(約700m3/h)のエアーを配管に流す場合、(圧力5Kg/cm2) Q=AV(流量)=(配管面積)X(流速)の関係より 700m3/h=0.19m3/sなので 配管径125mmの場合流速15.5m/sであり、配管径80mmの場合流速37.8m/s になり、この流量を流す場合どちらの配管径が最適か迷っております。 どなたか ご教授下さい。

  • 配管サイズ・圧力・流量の関係について教えて下さい

    配管サイズ(内径)の求め方を教えてください。 流体:空気 (at 35℃) 圧力:750 Pa 流量:500L/min. 配管長さ:45m (90°曲がりが8か所) この条件で、配管のサイズ(内径)はどのように求めたら良いのでしょうか? 外気温:35℃

  • 配管最適サイズの決定

    下記の計算によると計算上は配管径が変わっても流速をあげて規定の流量を流せる事になりますが実際のところ、流速限界があったりするのでしょうか? 規定流量を流す場合、計算上(理論上?)流速さえ早くすれば、いくらでも配管径は小さくなります。 実質的な配管設計を考えた場合、何をもって配管径を決定するのでしょうか? 当然、流速をあげて、配管径を小さくした方がバルブ設置や配管工事等を考えると有利ですが。。。 流速が上がる事での騒音は考えないないものとします。 流速が上がる事で、圧損も増加しますが、配管長40m ベンド数5程度なので 充分無視できると思います(圧力損失は23Kg/cm2まではOKのため) 4000Nm3/h(約700m3/h)のエアーを配管に流す場合、(圧力5Kg/cm2) Q=AV(流量)=(配管面積)X(流速)の関係より 700m3/h=0.19m3/sなので 配管径125mmの場合流速15.5m/sであり、配管径80mmの場合流速37.8m/s になり、この流量を流す場合どちらの配管径が最適か迷っております。 どなたか ご教授下さい。

  • 配管内の放散熱量

    長さ100mの65Aのステンレス配管に40度の温水を通し循環させ、外気温が0度とすると、どれ位で冷えていくのか。また外気温が20度のときとの違いを算出出来ずに困っています。

  • 弱い水圧を重力ポンプで克服できませんか??

    理科系の方、教えてください!家の水圧が弱いので、風呂給湯器への配管方法を工夫して水圧を上げようと思います。方法は給湯器の直前に、10cm径の塩ビパイプ5mを立てる。元の水道の配管も5m立ち上げ、10cm塩ビ管の天上に配管→下方から元の水道管に配管し給湯器へ。この方法で給湯器への水圧は上がるものでしょうか??5m分の水重量を期待しているのですが、こんな方法ではダメ??

  • 逃がす水量にあわせたオリフィスの径(面積)を知り…

    逃がす水量にあわせたオリフィスの径(面積)を知りたい 送水ポンプ締め切り運転時に、締め切り用の弁の手前に設けたオリフィス部分から一定流量を外部に放出させることによって、ポンプを保護するようなシステムを作りたいと考えています。 この時、最低必要なオリフィスの孔の径(もしくは面積)を算出したいです。 ポンプは選定済みですので、「締め切り時の水圧」と「オリフィスから流出させたい水量」はわかっています。 ベルヌーイの式などを使って計算するのでしょうか。 オリフィス後は余裕のある口径の配管で排水溝まで持っていきますので、大気開放に近い状態だと思いますが、オリフィス通過時の圧力損失をどの程度見たらよいかわかりません。水は真水です。 専門外となるため、基本的な知識が不足しているのですが、上記条件からオリフィスの径を求める方法を教えていただけるとうれしいです。 いろいろと教えていただきありがとうございます。 ここ数日超多忙のため、全くアクセスできない状況にいました。 明日から出張で雲の上の時間が長いのでその際に、じっくりと 考えさせていただきます。 まずはお礼まででございます。

  • 気体の圧力と流速と配管径による流量算出

    初歩的な質問ですみません。いまひとつ自信がない為、ご教授いただければ幸いです。 よろしくお願い致します。  基本的に流量に関してノルマルって表現がありますが、これは大雑把に大気状態で20℃における気体量と理解してますがそれでいいのでしょうか?それ前提で話を進めた場合の圧力と流速と配管径による配管流量はざっくりどう求めるのでしょうか? 条件は以下の事しかわかりません。 前提条件 圧力 5Kg/cm2 流速 20m/s 配管内径 40mm   流体 エアー(常温)  圧損等はないものとして、大雑把に算出する場合ですが、 Q=AV Q=流量 A=配管断面積 V=流速  これで算出した場合   ((3.14*0.04^2)/4)*20*60=0.8m3/min となり 圧力5kg/cmなら大気との差4Kg/cmなので  ノルマル?は 0.8*4=3.2Nm3.minとなりますが、  そんな考え方でいいのでしょうか  反対に5Kg/cm2の圧力の下では0.83m3/minなのでしょうか? アドバイスよろしくお願い致します。 

  • 配管ねじ切りにはスケジュール厚さ肉厚どれだけ必要?

    ステンレス配管作業を予定しています。既存の配管を一部改良することになります。その配管は50Aです。 そのため、それより細い配管にしていくことになります。 ステンレスの配管10Aや20Aを使用します。厚さはそれぞれSch20Sにします。接合方法はねじ切りになります。 ここでふと思ったのですが、ねじ切りできるでしょうか?ねじ切りって言ったらオースター?っていう機械使ってねじ切りするわけですよね?呼び系が10mmや20mmのもので、スケジュール20Sの厚さを見たんですが、2mmとか2.5mmになります。薄いのでは? ねじ切りに必要な厚さはどれくらい実務的に必要なのですか?スケジュールは40S位必要なんですか ?