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「太上老君」
「西遊記」「封神演義」などにも「太上老君」という名で登場する人は誰なんでしょうか?
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「封神演義」に出てくる、「太上老君」は既に出ている通り「老子」の著者とされる老聃(ろうたん)こと老子です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%81%E5%AD%90 彼の地の民衆世界には道教が深く根を下ろしていたため、道教の最高神に一人とあがめられている老子が出てくるのです。「封神演義」世界ではその意味で特別の意味があります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%81%E7%A5%9E%E6%BC%94%E7%BE%A9 但し、所謂、道教は東漢末期の五斗米道(ごとべいどう)あたりがはじまりだろうとされており、商周革命で道教が出てくるのはアナクロニズムも好い処である。又老子が創始と云われるがこれも単なる民間伝説に過ぎず論拠はなく寧ろ史実からは否定されている。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E6%95%99 「西遊記」には確か「太上老君」は最初の方に出てきますが、後のテレビ版(香取ほか)のよう頻繁には出て来ない筈です。