- 締切済み
南米のスペイン語のちがいについて
中南米ではほとんどの国で公用語がスペイン語ですよね。 そこで質問ですが、それぞれの国のスペイン語で言葉の違いってあるものですか? どうしても国単位だったら差異があって当然かなと。 もちろん日常会話では違いはないと思いますが、単語だったり、ことわざ、慣用句、名詞等・・。 自分の知識ですが、si(yes)、オブリガード(ありがとう)クムスタ?(こんにちわの意)は同じじゃないですか。 でも細部では違うかもしれないのでそこを少し知ってみたいです。 (1)例えば東京の標準ごと関西弁くらいの違いだったり。 また母国スペインで話されているスペイン語とのちがいだったり比較だったり。 どなたかスペイン語に詳しい方よろしくお願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- aw3se4
- ベストアンサー率0% (0/6)
会話では文脈から判断できるので違いはあるけど困らないことが多いと思います。 表現についても時々通じないようで現地の方から笑い話を聞かされることがあります。 隠語は差があるようですね。 標準語-関西弁ほどは違いません。 インディアンの言葉が残っていると全く通じない表現や単語を使う事もあるようです。 1番の方がアルゼンチン訛りについて触れていますが、これはどうなんでしょう。私はパラグアイに住んでいますが、私はアルゼンチン訛りは平気ですし、パラグアイ人もこぞってバカにするけれど、聞き取れないと言う話は聞いた事がありません。 動詞の活用形が違うのは面白いかもしれません。パラグアイではtuは使わずvosを使います。この辺は唯一標準語-関西弁並に違うと言えるでしょう。 単語では差が出ても、諺や慣用句では差が出にくい気がします。 また、現代的な語彙はスペイン王国語よりは金を払ってくれるアメリカ語の影響が強いです(ただしスペイン語読みや、逆に音写による綴りの変更があります)。 以上、中米は分かりませんが南米のスペイン語の話でした。
- KiwianaJP
- ベストアンサー率19% (9/46)
個々の単語は国によってかなり違います。 メキシコ人がキューバに行って朝ホテルで「パパイヤをください」とウエイトレスに言ったら殴られたそうです。キューバでは卑猥な意味があったのです。 メキシコではメロンパンのことをコンチャと言い、まったく普通の言葉ですが、ボリビアでは卑猥な意味になります。 こういう意味の違いで誤解が起こったり、喧嘩になったりすることがあるようです。 メキシコではアボカドを「アグアカテ」と言いますが、チリで「サンドイッチにアグアカテはさんでね」と言ったらまったく通じませんでした。隣にいた人が「チリではパルタというんだよ」と教えてくれ、私もウエイトレスも一つ学習しました。あとで私がトイレに言ったら、ウエイトレスたちが「アグアカテなんて言うんだってさー」と厨房で笑っていました。 日常的な言葉が違っているので、国が違うとメニューがよく分からず、戸惑ってしまいますね。
- ralf124c
- ベストアンサー率52% (232/446)
メキシコから中米およびペルーぐらいまでしか知りませんが日本語方言ほどの違いは感じられません。 関西弁まで行くとポルトガル語ぐらいになりそうな気がします。 強いて比較するなら、「普通の人」と「夜中のコンビニ前で群れている頭以外は健康な人」程度かなと思います。もっとも後者の場合は会話が成立するかどうか疑問が残るんですが・・・。 メキシコ内でD.F.(シティ)周辺だと「歌を歌う様」な感じの抑揚で流れるようにしゃべりますから、メキシコ出身者はすぐわかったりします。口の悪い人は「メヒコニョール(スペイン語を意味するエスパニョールのもじり。この場合メキシコ訛りの意)」と呼んでます。 訛りは人によっても異なる(生活レベルとか)ので一概にはいえませんが、ニカラグア付近や南米方面の一部では母音のない「s」をはっきり発音しなかったりします(歯の隙間に息が抜けてつまる音)ので「コモエスタ」などは「コモエッタ」となったり、「コモエシュタ(こう発音する人たちは自称本場のスペイン語だそうですが、本場のスペイン語ってカタルーニャ語やカスティリャーノとかバリエーションがたくさんあって・・・)」と聞こえる場合も有ります。 単語の使い方は枚挙にいとまが無い位ですが、大筋では通じるので会話が多少ずれる程度かと思います。 初心者の頃、メキシコでは車を「コーチェ」バスを「カミオン」と言っていたのをコスタリカでは車を「カロー」バスを「ブス」ということで戸惑いはありましたが意味はわかりました。 あと、マヤやアステカの流れを引くネイティブアメリカンな人たちのスペイン語をマネる時には動詞の活用をせずに原型を使って話します(実際にはそんな話し方はしないのですがモノマネだと理解してください)。
- Aliciapia
- ベストアンサー率49% (77/156)
ご想像通り国によって違いますよ。 1番の方も言ってるようにイントネーションはかなり違います。 私はスペインで勉強したので、スペイン人か中南米の方かはすぐに分かりますが、 中南米のどこの国の人かを当てるのはちょっと難しいです。 でも1番の方の言うようにアルゼンチン人の発音はとても特徴があるのですぐ分かりますよ。 スペイン人曰く、メキシコも特徴がはっきりしてるようですがメキシコ人のスペイン語をじっくり聞いたことがないのでよくわかりません。 英語が国によって変わるのと似たようなものだと思います。 スペイン人はcとzを所謂英語のth音で発音しますが、中南米の方はc, z, s を同じ音で発音します。 大した違いではないように思えますが、スペイン人はちゃんとth音で発音しないと聞き取れない人が結構います。 また、私がスペインに住む前から知り合いの中南米の人から、「前はそんなにth, th うるさく発音しなかった」と言われました。 こすれる音が人によっては耳障りなのかもしれませんね。(逆にスペインぽくて好き、という珍しい人もいます。) 単語は中南米の方が英語の影響が強いというか、英語が微妙に残っているような・・・? 英語 / 中南米スペイン語 / スペインスペイン語 Juice / Jugo / Zumo Computer / Computadora / Ordenador Car / Carro / Coche 特に食べ物を表す単語は国によってかなり違います。 後はスペイン人がよく使うVale(OK)という言葉。中南米では使いませんが言ってることはわかってくれます。 グアテマラではVale(バーレ)ではなくて、Vaya(バーヤ)を使うんですが、人の話を聞きながら相槌を打つ時などは 「バ。バ。バ。」と言っていたりして初めて聞いた時は面食らいました。(っていうか笑いました。) 「・・・バ?なんじゃそりゃ」と。 意味は通じるけどそういう言い方はしない、という単語がたくさんあります。 仕事で中米にいた時に、建設会社がホンジュラス人、グアテマラ人、メキシコ人、ボリビア人、ニカラグア人を大量に雇っていたんですが、 彼らの間では意思の疎通には問題はないものの、言葉の違いで苦笑してしまうという事が結構ありました。 それから、スペイン語は動詞が人称によって活用しますが、中南米では2人称複数を3人称複数で代用します。 例えばComer(食べる) 私は como 君は comes 彼/彼女/あなたは come 私たちは comemos 君たちは comeis 彼ら/彼女ら/あなた達は comen 中南米ではComeisを使わず、Comenを使います。 中南米の人はComeisと言われると変な感じがするのだと思いますが、 スペインで勉強した方からすると子供たちにComenと言っているのを聞くと奇妙な感じがします。 こんなところでしょうか。 1番の方のCogerではありませんが、言葉の違いによる笑い話は結構ありますよ。
- v-c-bcn
- ベストアンサー率54% (25/46)
スペイン在住で、中南米の同僚たちとも仕事をしたことがあります。スペインのスペイン語と、中南米のそれとの大きな違いは、イントネーションだと思います。スペインのスペイン語は、結構たんたんと話される印象ですが、中南米の人のは、もっと抑揚があります。 単語も結構違います。同じ発音で全然違う意味だったり、名詞が全く違う呼び名だったり。 たとえば、Coger(コヘール)という動詞は、スペインでは“電車やタクシーに乗る”の“乗る”という意味で使われますが、メキシコでは“エッチする”という意味があり、“乗る”には“tomar”という別の動詞を使います。なんので、メキシコ人たちは“スペイン人は電車ともタクシーともエッチするんだぜ”と言って笑ったりします。 また、Bochorno(ボチョルノ)という形容詞は、スペインでは“蒸し暑い”という意味で使いますが、プエルト・リコでは“恥ずかしい”という意味になります。 かぼちゃはスペインでは“Calabaza(カラバサ)”ですが、ペルー人には通じなくて、あちらでは“zapallo(サパジョ)”というそうです。 また、Lindo(きれい、美しい)という単語は、スペインのスペイン語にもあるようですが、スペイン人はめったに使いません。“Bonito”とか“Hermoso”という単語を使います。その他にも似たような例はたくさんありますが、ちょっと思い出せません。 また、特にアルゼンチンのブエノスアイレスの訛りはひどいです。(アルゼンチンの田舎の方はそうでもない)あれは、同じスペイン語に分類していいのか?と思うほどに違います。たとえば、“私”はYo(ヨ、もしくはジョというように聞こえる)ですが、アルゼンチンではSho(ショー)と発音されます。また、スペイン語では“LL”がつくと、ジャ、ジョという発音なのですが、アルゼンチン語ではシャ、ショという音になります。イタリア移民が多く、イタリア語の影響があるのでしょう、イントネーションもスペイン語というよりはイタリア語に近く、ものすごく上下します。スペイン語を話すイタリア人の訛りに近いです。また、単語も違って、“バター”は普通“mantequilla(マンテキージャ)”と言いますが、あちらでは“マンテカ”と発音し、スペインではマンテカは“ラード”の意味なので非常に紛らわしいです。 私はかつて、日本の語学学校でスペイン語を勉強した時期があったのですが、その時ペルー人の先生に習っていたので、こっちに来てから、ペルー訛りがあるといわれたことがあります。でも、ペルーは比較的スペインのスペイン語に近いので、先生がアルゼンチン人じゃなくて良かったと思いました。(苦笑) あ、でも会話は普通にできますよ。そうですね、東京の人と関西の人の会話くらいな感じじゃないでしょうか。 ちなみに、オブリガードはポルトガル語です。スペイン語ではグラシアス。これは、中南米も共通です。また、クムスタとは、コモ・エスタのことだと思いますが、“元気ですか?”(英語のHow are you?)という意味です。