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転写後発現調節について

性ホルモンによるある物質の発現量変化を細胞実験で見ています。 タンパク質レベルでは濃度依存的変化が見られたものの、mRNAレベルで一切変化が見られず解釈に困っています。 転写後調節や翻訳段階での影響、あるいはタンパク質そのものへの影響が考えられるとは思うのですが、性ホルモンのそのような作用を調べてもうまく検索できません。 性ホルモンが核内受容体を介した転写調節因子としてでなく、タンパク質への直接的な作用、あるいはスプライシング、核外輸送、翻訳段階に対する作用を示す報告、文献、書籍等ありましたらお教えください。

みんなの回答

回答No.1

まさにおっしゃっている現象とは少し違うようですが、あなたのご質問を拝見して下記の論文を思い出しました。有名なのでご存じかとは思いますが、、 Dioxin receptor is a ligand-dependent E3 ubiquitin ligase. Nature. 2007 Mar 29;446(7135):562-6.

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