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独学で英検1級に合格した方(ネイティブ・ジャパニーズの方)に質問です

 つい最近、英検準1級に合格した者です。次は1級に合格したいのですが、 参考になる情報が欲しくて質問させていただきました。  タイトルの通りなのですが、独学で英検1級に合格した方(のみ)に質問です。  貴方はどのようにして(どのような勉強法で)、リスニング能力とスピーキング能力を向上させましたか?

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回答No.3

岐阜の田んぼの中で育ったもので大学(工学部)で上京し、初めてNHK英会話のような番組や米軍放送などがあることを知ったものです。 大昔の合格者でアドバイスに適するかどうかわかりませんが、(1)1級は2回受験し2回合格(2回目は成績優秀者を狙ったもので「優良賞」でした)経験あり、(2)最近の問題も基本的にあまり変わってない(例外、英文作成問題がかなり易しい問題になっている)、(3)100%独学、ゆえご参考にはなるかと。 (1) リスリング リスニングは英語力全体が関係してくる(単語、イディオム、表現方法などなど)ので、これといった対策は基本的にはないかと思います。大量に消化(インプット)するしかないかと。ただ、英検だけでなくTOEICなどでのそうですが試験の方式(どのような質問の仕方をするか等)になれておくことは重要と思います。過去問をやりつくす、別の試験のリスニング問題をやって練習する、などがいいかと思います。そうはいっても、私は過去問を一通りやってみる程度おわりましたが。 (2) スピーチ 1. これは、対策をやっておくと効果大と思います。ただ、前提があり、できるだけ幅広い内容についての英語での表現力が充実している必要があるでしょう。これは、日々努力するしかないです。私は(1)独り言(想像上の友人と自分の会話のやりとり、目に見えるもの(景色、人々の様子など)を英語で独り言で表現するなど)、(2)新聞記事・テレビ報道の内容など自分なりの英語でまとめ練習(例、地震記事、殺人事件、野球、環境問題、経済問題、政治問題・・・)、(3)その日の出来事を寝る前にナレーションする、などといったことをしました。蛇足ですが、ネイティブとのかかわりがいろんな場面で増えてくると「こころの様」をいう表現もきわめて重要と感じるようになりました。 2.上記のような日々の練習(英検用でなく英語一般)をしながら、英検用対策ですが、まず、英検で問われるような内容のスピーチ即興でうまくまとめなれるなどは、博識なスピーチ慣れした一部の人間にしかできなあいいこと、と思うべし(日本語でも「立派なスピーチ」ないり「時間内でうまくまとめる」を即興でなんて無理ですから、ましてや英語では・・・)。英検参考書には立派なスピーチもでるがありますが、ネイティブが熟考して書き上げたものよえ、あくまでもモデルスピーチゆえ、自分の英語・内容との「差」を気にしないことです。 3.で、対策ですが、過去問のタイトルを参考に自分ありのスピーチ案を20くらい作って練習しておいて、試験の題目にそれを入れる、という方法がいいかと思います。 例えば、環境問題について自分なりの案を作って練習しておいたとします。で、題目が「国際協調の重要性」、「私の最近の一番の関心事」、「日本が世界に対してリーダーシップを取れること」といったようなものだったら、それを環境問題にリンクすることです。そうすることで、練習しておいた用語、表現、内容が使えるからです。試験のときには題目をみたら、練習してきた内容が活かせるか、スピーチの筋をどうするか、を考えるといいと思います。過去問の題目でこの方法をつかってやってみてください。案を練習するときにはそれなりの用語、表現を入れてください。例えば、環境関係だと、温室ガス、二酸化炭素(排出)、京都議定書(批准)、省エネ技術、といったようなもの。 4.スピーチは「私は昨日東京に行った。デズニーランドで友人と会い楽しい時間をすごした。たくさんのアトラクションにのった。その後、新宿で食事をして、翌日新幹線で帰った・・・」といったような英語でなく、スピーチに相応しい展開が必要かと思います。環境を例にとると、「環境問題は世界の大問題となっている。その理由は多々あるが、代表的な理由は2点で、一つは・・・・、もう一つは・・・。・・・・このような見地から、環境問題に対しては・・・・すべきだというのが私の意見です。」といったような展開(日常会話的でない)が必要かと思います。 5.最後に。昔はスピーチは20人が一緒に受けました(試験官は2名)。よって、私は2回の経験で計38名の一次合格者の英語表現力スピーチと試験官とのやりとりを聞きました。それからいえることは、(1)まとまり・内容のあるスピーチはあまりない、(2)英語力もまだまだの人が大多数、ということです(もちろん、緊張もあるでしょうが・・・)。でも半分くらいは受かるのですから、最後まであきらめずにくいさがることです(途中で何も言えなくなる人も結構いましたが)。また、参考書などは、スピーチをうまくまとめることなどと書いてますが(当然でしょうが)、経験的には、時間内にうまくまとめ上げられなくても、そんなに気にすることは無いのではと思います。「スピーチの内容・うまさ」をみる試験であんく「英語の運用力」をみる試験だと思うからです。「スピーチの内容・うまさ」を見る試験なら、ネイティブの多くも不合格では(日本語でわれわれも出来ないように)と思います。 読み直しませんので、誤字脱字、変換ミス等了解下さい。 I will keep my fingers crossed!

detestable
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。  スピーチに関して、有力な勉強法をご提示していただきありがとうございます。  回答者様のおかげで、二次試験対策の方向がはっきりと見えました。  ありがとうございます。

その他の回答 (3)

回答No.4

100%独学とはいきませんが、学校などには通いませんでした。ただ、当時外国人の友人が身近におり、毎日のように英語で会話していたのでそれがとても大きかったと思います。リスニングについてはTOEICで自分の実力を確認しました。準一級と一級の差はリーディングだけではなくリスニングについてもやはり圧倒的なスピードの差ということになると思います。実際一級合格者で合格当時TOEIC890点を下回る人はまずいないと思います。回答していらっしゃる回答者の皆様も一級合格当時TOEIC受験していらっしゃれば軽く920点~(リスニングは限りなく満点に近い)ぐらいはいけているはずです。英検ですと合格、不合格という判定をもらうことになりますが、連発して不合格を食らうとだんだんメゲてくると思います。そういう意味でもTOEICは良いのではないかと思われますし、私の場合920点ほど取ってから一級を受けて合格しました。英語の瞬発力というのは強制的な状況に自分を追い込まないとなかなかつかないと思います。英語を使わない職場にいらっしゃるのであればぜひお試しください。スピーキングについてはとにかく外人と毎日何時間も英語だけで話すということしかやっていません。これは私の場合方法論というものは特になかったということです。ある程度スピーキングの基礎ができていれば、理論的に話すというトレーニングはそれほど苦にならないと思います。100%独学で教材だけを使って合格したという友人がおりますが彼はとてつもなく記憶力がよく私には太刀打ちできません。あとは私には根性があまりないので準一級ぐらいならぜんぜんOKですが一級だったら途中でメゲてしまったかもしれません。受験準備期間が長くなってくると重要なのは体力と友人だと思います。頑張ってください。

detestable
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。  英検1級が不安ならまずTOEICを受け、920点程度とれるようになってから・・・というのもいいかもしれませんね。  スピーキングやリスニングは、日常的に英語を使用する環境(友人との会話など)があるかどうかがポイントということですね。  残念なことに、私の場合は身近に外国人の友人はいませんが・・・  ありがとうございます。

回答No.2

私自身は対策とか勉強をした・・・というものが一切なく、会社で 英語を日常的に使わないといけない部署にいて、入社からしばらく 経った後にとりあえず受けてこい(受験料会社持ち)と言われて 行ったら何か受かったぞ、という感じでした。1次試験の筆記も 何となく一番怪しくないのを選んだら当たっていたらしいし、 2次試験など、本編にいつ入るんだろうと思いつつ15分ほど 世間話をしていたら帰されてしまい、落ちたな~と思っていたら 送られてきたのが合格通知だったという落ちです。 通訳技能検定(2級)や通訳案内士のときも(この2つは選択式で なくて記述式でしたけど)同様に、仕事で使った覚えのあることを 何となく書いたら(話していたら)受かった・・・という、記憶しか ありません。 学生の時は文法など万年赤点人間だったのですが、会社に入ってからは 『ちゃんと結果を出して給料をもらうのと拒否して首になるのとどっちが いい?』という、逃げられない状態に追い込まれたのを必死にやっていたら いつの間にか体が反応するようになっていたらしい・・・という 形です。 自覚症状がないので全くお役に立たない例かもしれませんが、使わざるを 得ない環境にあるとか、頻度がある程度以上とか、結果的に回数をこなす ことにつきるのかな~というのが今までを振り返った限りの感想です。

detestable
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。  特に意識することなく1級に合格されるなんて、cipher_roy様は非常に優秀な方なのですね。  英語を日常的に使う環境にあることが、能力を高めるのに有力な条件であるということですね。  ありがとうございます。

  • duosonic
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回答No.1

こんにちは。お疲れ様でした、合格おめでとうございます。 今回2008年第二回で英検一級に合格した者です。第一回が終了した夏?辺りから急に思い立って準備し、一次、二次とも生まれて初めて受験して一発合格しました。何に対しても、「どんなものなんだろう?」と急に思い立つのがいつものパターンです。 ネイティブ・ジャパニーズで200%独学です。といっても、普段英語を使う環境にいることが大きいですね。 (1) それでも、TOEICを後にも先にも一回だけ受けた時にも「TOEIC用の勉強」をし、今回も「英検用の勉強」はしました。僕が買ったのは旺文社の一級教本と予想問題集でした。それをパラパラと読みながら、移動時間中にも付属しているCD聴いたり、英検公式サイトにある過去問も全部聴きまくりました。 それを繰り返していると、内容はともかく、大体どんなネタがどんな長さで、如何なるタイミングで出題されるか見当が付きます。リスニングには会話と一般文があってセクション4まであるので、それぞれの問題数と構成をとにかく頭に叩き込みました。つまり試験の時に「あと何問でこのセクションが終わって、次はどんなパターンの問題がどういったタイミングで読まれるか」を予め知っておくとことですね。このように、リスニングは「物理的な出題パターン」を重視しました。意外にそれだけで安心できるのですから、有効なアプローチだと考えます。 (2) 二次試験、すなわちスピーキングこそ試験進行の段取りが掴めなかったので、教本と共にいろいろなサイトを見たりしましたね。「時間を計りながらスピーチを丸暗記する」というサイトもありましたが、僕はその必要はないと思います。そもそも暗記は得意でないし、アドリブ命です。その代わり何より重要なのは、やはりスピーチトピックを何十も抽出して、全てのネタに対して「自分の意見を持っておく」ということでしょうね。僕も、スピーチネタだけ書き出して、それぞれに自分の考えを二、三挙げておきました。二分間分である必要はありません。それっぽいトピックを見た時に、それら「自分の考え」がパッと頭メモリから出てくるようにしたかったのです。 どこかで読みましたが、過去出題ネタそのものが再度二次試験で出題されるということはないそうです。まあ世の中は刻々と変わっていますから、それもそうでしょうね。いずれにせよ、「潰しが利く自分の得意ネタ」、すなわち「応用」できるトピックがどれか一つはあるようです。僕はとにかく政治・経済、金融ネタが大好きで、これなら何時間でも話せます。これらのネタなら、どんなアングルから聞かれても何らかのアドリブをする自信はありました。やはり当日のトピックカード?にもそれっぽいのが一つありました(後のトピックはチラッと見た程度です)。 (3) もう一つやったのは、二次試験に先駆けて米人ネイティブの知人二人にお願いし、スカイプでチラッと過去問を出してみたことです。 、、、とにかく彼らの「即興スピーチ」の上手さにはホントに驚かされました。初めて聞いたトピックでも、もう当たり前のようにスラスラ話ができるんですよね。僕だったら、例え日本語でもそこまではできないレベルです。「でっち上げの美学」です、これって。なるほど小学校?の時分からそういう教育を受けているんだなとつくづく思いました。この時、自分を含めて日本人に欠けているのは、この「即興スピーチの技能」なんだなってハッキリ分かりました。 文法家の方々が崇拝する「日本流ハードコア英文法」が教えられている日本の中・高校では、彼らが作ったのだろう「~副詞、~的用法」だの高尚な品詞呼称だけが詰め込まれている状況ですから、ほんの少したりとも「即興スピーチ技能」が養成されるワケがありません。受験英語ができても実社会では特段役に立たないですから、ネイティブさえ知らない意味不明の品詞を何百知っていても全く「トリビアの泉」の世界なんだなぁと改めて思い知らされましたね。 でも英検一級の二次試験では、米人ネイティブ試験官と日本人試験官の二人を前にして、ある程度の「即興スピーチ」ができないとなりません。どうしたら良いのか? 、、、そこで披露すべきは、上述の通り「相手を話に引き込むだけの話の内容自体の魅力」がカギではないかなと感じた次第です。採点基準にある「質疑への応答を継続できるか?」という点です。つまり「このネタが出題されたらこの話をしよう、これだったらこの例を話して、こっちの方に展開してやろう」という「枠組み」の準備が必要ということですね。そのためには、上述(2)のようなトレーニングが要るのではないかという話です。 (4) で、試験当日。政治ネタを選んだ僕の場合、フタを開けてみたら、スピーチ時間も二分では足らず、質疑応答の部も意見交換で興が嵩じ、全体で規定時間の10分を軽く過ぎてしまいました。それでも時間超過を許してくれたのは、「面白い、面白い、あなたの話をもっと聞きたい」としきりに言っていたのも、ストップウォッチが終了時間を告げた瞬間に「え? もう時間なの?」と最初に言ったのも米人ネイティブ試験官自身だったからです。 お世辞でも、流暢でお手本的な「美しいスピーチ」でなかったのは、僕自身が一番よく分かっています。それでも一発合格となったのは他でもない、「上手いこと相手を自分の話に引きずり込むことができた」からだと分析します。案の定、配点が高い二次試験のセクション1と2はそれぞれ満点くれました。 決して英検一級だからどうだではなく、やはり一般米人ネイティブが持っている驚くべき「即興スピーチ技能」が備わって、初めて「英語がそこそこできるESL」と言えるんだろうなと僕は考えている次第です。 、、、以上、自分自身の記録のためにも書き記す意図もあり、直接ご質問の「能力の向上方法」への回答にはなっていないかも知れませんが、「根底の考え方」という点で参考にして頂ければ幸甚です。

detestable
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。  1級の一次・二次ともに一発合格なんて、本当にすごいですね。  主に二次試験のスピーキングについて、スピーチのベースとなる骨格を用意しておくことが有効な手段であるということですね。  参考になります。ありがとうございます。

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