強制執行、給与差押について★★★

質問

知人への貸金で督促申立を行い、仮執行宣言まで完了しました。
強制執行を行い、相手の給与を差し押さえる予定です。

そこで質問があります。

第三債務者へ送る差押命令を速達で送ることはできないのでしょうか？

相手の給料日は月末で、当方が地方裁判所に手続きに訪れるのが、
相手の給料日の「前日」か「前々日」になる予定なんです。
もちろん給与の1/4ずつしか差し押さえできないのは存じております。
しかし、こちらとしては一ヶ月でも早く督促事件を終了させたいため、
今回の給料日になんとか間に合わせたいと考えております。

やはり「速達の特別送達」は無理でしょうか？

裁判所にお勤めの方、手続きに詳しい方がおられましたら、
ぜひ、ご指導のほど宜しくおねがいいたします。

回答No.1

tk-kubota · ベストアンサー

給与の差押えは、債務者の勤務先を第三債務者とする方法と、その給与を振り込んだ銀行を第三債務者とする方法があります。
いずれも、債権差押命令が債務者に届いてから1週間が経過しなければ取り立てできませんので、第三債務者だけに速達で送達しても無意味です。
当事者全員に速達で送付すればいいでしようが、これを禁止している法律がないので、書記官がいいと云えばしてもらえるでしようが実務例はないと思います。
なお、速達を考える必要は、給料日を考慮するからと思いますが、第三債務者を勤務先とするならば、差押債権目録に「・・・満まで」としますので、仮に、今月分が間に合わなかったとしても、来月から決まってもらえます。
銀行を第三債務者とするならば、1回だけですから、その入金日が気がかりですが、何度でもすればいいです。