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補聴器利用者に向けた部屋(リビング)の反響対策
部屋(リビング)の反響があり、テレビも少し聞きづらいです。 今後、補聴器を家族が使う事が予定されています。 補聴器を使う状況だと反響はかなり聞きづらいと聞きました。 反響を抑えたい部屋の間取り http://14hp.jp/album.cgi?id=haniwa&ak=&pn=1&pg=&mode=pv&data=20081114104618 床は杉板で、塗り壁、天井はプラスターボードです。 でこぼこが多い部屋は反響が少ないとも聞きます。 とするとドアを追加したり吹き抜けを埋めるのは誤りなのでしょうか? できる限り良い環境にしてあげたいと思っているのですが反響を抑えるには具体的にどのような対策や方法があるのでしょうか? アドバイスや参考サイト、実体験などどんな些細な情報でも欲しいです。 よろしくお願いします。
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まず、音がなぜ反響しやすい部屋なのかを考えます。 平面的に四角、天井もフラット、家具も少なく、内装材も硬質である場合は音が減衰しにくい回折を起こすので不愉快な残響を残しやすいのではないでしょうか。 さらに吹き抜け部分は一度吹き抜けに抜けた音がまた戻ってきて非常に音がずれて聞こえるので不愉快であるということがあります。 一般的には、構造状の音の到達のずれには形状の変更。 (天井や壁の形状を変更したり気積つまり部屋の大きさを小さくします) 減衰しない音がいつまでも回ってくる場合には吸音という対策を行います。ただ、音の反射がなくなりすぎるのも非常に精神的に落ち着かなくなるそうです。つまり、バランスを見ながらの対策がいいと思います。 音場の状況ををこまかく計算して出すという劇場のような設計ではないので、ちょうどいい方法は調節しながらできる方法が良いと思います。 図面を拝見しましたが吹抜や長い壁面が影響の原因になっていることは可能性としてはあると思いますし、他に吸音を考えると防音ではなくてもカーテンはあった方がいいようにも思います。 ドアや吹き抜けの対策も必ずしも間違いではないでしょうが、それがやはりまっ平に硬質材で行えばよい改善策ではないと思います。 吹き抜けにサンコントロールのように布をたらして吸音と音のまわり込みを防いだり、廊下の入口に長い暖簾をたらして見てからでもいいと思います。