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エンジン発電機 ローターコイルの永久磁石の向き
エンジン発電機(AC出力)のローターコイルに取り付けられている永久磁石の向きが逆の場合、出力は出ますか?(発電できますか?)
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- sailor
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回答No.1
機種にも拠るかもしれませんが、発電しない場合もありえます。ローターに取り付けられているマグネットは初期励磁用の物で、発電開始までのプロセスは以下のようになります。 まず、スターターによってローターが回転しだすとマグネットによる磁気でステーターに巻かれた励磁電流発生用のコイルに起電力を生じます。ここで発生した電力を使ってローターに巻かれたコイルに電流を流しローターに十分な磁力を与えて発電にいたります。ただ、ここで、初期励磁用の磁石の極性が励磁電流により磁化される極性と逆の場合、磁力が相殺されてしまうことも考えられなくはないからです。 ただ、実際にはまず、問題なく発電します。しかし、このような状態で使用することは出力を制御するレギュレータに過大な負荷を掛ける可能性があるので避けるべきです。
補足
sailor様 回答ありがとうございます。 実はこんなことがありました。 取り扱いミスでローターを破損(断線)させてしまったので ローターを交換したのですが、出力がでませんでした。 不思議に思いながらAVR、ステーターを順次交換しても 出力が出ませんでした。 巻き線抵抗値などを測定して未使用品と比較したり いろいろ試しているうちに、修理に使用したローターのみが 他のローター(未使用サービスパーツ4個)と永久磁石の向きが 異なることに気がつきこれが原因かなと思ったのですが、 発電機について知識が乏しく確認が持てないので ご質問いたしました。