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自転プラス公転について
地学の分野だと思いますが、地球の自転の影響で「朝と昼と夜」が分かれていると聞きましたが、公転もしているはずなので時間による差が生じてしまい大変複雑になるように思えてなりません。地球の自転と公転の関係について簡単に教えて頂けませんでしょうか? また、自転や公転についてのサイトなどを紹介して頂けたらうれしいです。
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こんにちは。 >>>公転もしているはずなので時間による差が生じてしまい大変複雑になるように思えてなりません。 実は、複雑ではないです。 なぜかというと、 その一つは、地球の公転軸と時点軸がほとんど一致しているということです。 もう一つは、自転周期が365/366という単純な計算で求まるからです。 この点について、以下、説明します。 地球上のどこでもよいのですが、その地点が南中になるときは、その地点は太陽に、最もまっすぐ近くに顔を向けています。 公転しているので、地球の外から見れば、地球が顔を向けている角度はだんだんずれていきますが、 1年で、ずれの合計がちょうど360度になります。 よって、南中時にその地点が太陽に顔を向ける角度は、 1日当たり360/365°ずつか、-360/365°ずつずれていき、1年で360度(1回転か、-1回転)ずれるということになります。 すなわち、太陽の周りを1周する間の地球の自転の回数は、は364回か366回です。 どちらになるかは、自転と公転の回転方向の組み合わせによります。 現実は、366回です。 ですから、地球の自転周期は、24時間ではなく、 365日/366回転 = 23時間56分 (#2様がおっしゃるとおり) です。 (もしも自転方向と公転方向との関係が逆であれば、 自転周期は、365日/364回転 = 24時間4分 です。) サイトは、色々あります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%2223%E6%99%82%E9%96%9356%E5%88%86%22&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr= 以上、ご参考になりましたら。
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太陽時と恒星時とを検索してみてください。
お礼
了解です。 ありがとうございます。
もし地球が自転せず、公転だけすると仮定すると、1回公転するごとに1日が経過します(地球の周りを太陽が1回転するように見えます)。そしてその場合、太陽は西から昇って東に沈みます。つまり、公転は自転による太陽の見かけの動きを一部打ち消す(減速する)効果を持ちます。そのために、1年の日数は公転によって1日だけ減ることになり、地球は1年に約 366.25 回の自転をしているのですが、日数としては約 365.25 日になります。差の割合は約 1/365、1日あたり約4分で、1日の長さ(24時間)は自転周期(約23時間56分)よりそれだけ長くなっています。 サイトについてはご自分で検索してみてください。
お礼
公転は自転による太陽の見かけの動きを一部打ち消す(減速する)効果を持つことは、とても驚きです。 ありがとうございました。
太陽の南中時=自転中に自分の位置が太陽に一番近い時。 で、公転のことはあんまり関係なさそうに思えますが、違うのでしょうか?
お礼
とてもご丁寧な解答、ありがとうございます。 周期は365よりのずれているのですね。計算式もとても分かりやすいです。ありがとうございました。