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折板屋根の雨漏り対処法
- 折板屋根の雨漏り対処法について教えていただけますか?築十数年が経過し、ネオパッキンがカチカチになっているところに折板についているネジを多数いじくり回してしまったため雨漏りがそこらじゅうでするようになりました。
- 業者はナットを増し締めしてシーリングをしておけば大丈夫と言いますが、修理するならコストとの兼ね合いはあるもののできるだけ良い状態にしたいと思っています。
- 折板屋根の雨漏り対策としては、タイトフレームとルーフボルトのネオパッキンの交換、ネオパッキンのみの交換、増し締め+シーリング、増し締め+ボルトキャップの使用などがあります。皆さんはどの方法で雨漏りを対処しているのか、アドバイスをお願いします。最低でも10年はもたせたいです。
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我々建築職人は ”雨降り休み ”でしたが 昨今は 日曜日は基本的に休みですが・・・ 祭日は休まずに仕事してますが・・・今日は ”文化の日 ”で祭日でした。 或るマンションの大規模防水改修工事の現場へ応援に行ってくれとの指示で仕事してたら・・・ 住民からクレームがでて(施工管理会社の不手際でしたが・・)途中で中止して 早めに帰宅しました。 さて・・・ タイトフレームのボルトはあらかじめ フレームに かしめて 固定されてますので 屋根のナットをインパクトドライバー + ソケット (12mm?)で力強く緩めるる事が出来ます。 タイトフレーム以外のボルトは 大きく2種類有ります。 一つは 軽天下地をつり下げるボルト用の ”インサートボルト ”で およそ 縦横 900mm ピッチで施工されてます。折板の継ぎ目で無い箇所にも施工されてます。 もう一つは フレームピッチが短いので 折板が フレーム間で 曲がったり歪んだりしないように 補強するためのボルトです。” シームボルト(縫い込みボルト ” あるいは ”中間ボルト ”と 呼んでます。 両方とも 折板施工後に 屋根材の上から穴を空けて 挿入するのですが・・・・ ナットを緩めると フリーになって ボルトも回ってしまう事もありますが、 ナットをはずすと・・・ ボルトが 建物内に落下してしまいますので ナットをはずす直前に ボルトに 針金等をを巻いて 落下するのを防ぐ必要が有りますが、なかなか面倒で 失敗して 落としてしまうこともたまに 出てきますので ”T型挿入ボルト(スレート用でもOK)をいくらか準備しておきます。 うまく出来ないようなら ナットは緩めるだけで 古いパッキングは切取り 新しい物は円周の 一部を切って 座金を持ち上げて差し込む事で対応できます。 サビヤーズで保護するのなら ボルトがサビ切ってなければ 後のコーキングをしっかりとすれば 10年は大丈夫です。 最後に コーキングについて述べます。 コーキングは有る程度 ”厚さ ”無いと長持ちしません。理想的には 10×10mm 少なくと 5mm角 程はほしいのですが、サビヤーズを被せてからでは 難しくなります。 また、コーキングは ”紫外線 ”で劣化が進みますので 劣化を防ぐために コーキングを施工してから サビヤーズを被せるのが 良いのです。これを同時に行うために サビヤーズの中、特にパッキングに 接する箇所に充分なコーキングを詰めておいて 被せると 汚れも防げるのです。 はみ出たコーキングでサビヤーズの裾をシールすれば 尚安心です。 サビヤーズ施工後にコーキングした場合、まず量が少ないので 屋根材の温度による動きの繰り返し で切れてしまう事が有ります。切れた箇所から雨水が浸入しても 周りにコーキングで塞がれてる為に 返って雨漏り事故を引き起こす現象も出てきます。 ”折板屋根の雨漏り補修をしてもらったが・・・” 漏りが止まらないとか、 短期間で再度同じ箇所から 雨漏りが発生した・・・と云う事態での 相談も結構多いです。 ”雨漏りのメカニズム ”の理解が不充分な業者が補修を行った場合に特に多発してます。
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- 007MUKADE
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#1 です。 これから・・仕事にでますので・・・今夜に詳細を回答します。 しばらく、お時間を・・・・・
- 007MUKADE
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実際には現場を見ないと回答できないのですが・・・ ご質問の事例は年中多数の雨漏り相談を受けて居ります。 特に今年は ”ゲリラ豪雨 ”の為か ここ3ヶ月程毎週相談を受けてます。 業者の方が 現場確認で ”増し締めでシール ”の対応でOKと云うことは ボルト周りの対策で止められる雨漏り事故だと思われます。 ・・・ 他の原因としてはタイトフレームの間隔が広すぎる 屋根の上の設備機器や アンテナ等の工事やメンテナンスで 折板自体が歪んでしまった・・・等が考えられます 一般敵には タイトフレームのボルトはフレームに固定されてるので交換は出来ないと思います。 ですので・・丁寧な対応なら パッキングと座金を交換して 参考URLの ”サビヤーズ ”を かぶせる事で解決できます。 ここで、現場を見ないと判断できないのは 増し締めのみで サビヤーズをかぶせるだけでも 対応できるか? の判断です。 但し サビヤーズ施工は 単にボルトのかぶせるのではなくて 変成シーラントを サビヤーズの中に詰めてから ボルトにかぶせ、座金やシール材を充分に カバー出来るようにすることです。 資材は ”楽天 ”等のWEB店でも扱ってる様ですので ご自身でもDIY可能です。 頑張って下さい。
お礼
大変分かりやすいご説明をいただきまして有難うございます。 こちらの説明不足ですみません。ナットを増し締めしてシーリングをしておけば大丈夫と言った 業者さんは軽天の解体業者で、屋根屋さんではないので説明された修理方法に不安がありました。 タイトフレームのボルトはアドバイスのようにパッキンと座金を交換することにします。 教えていただきたいのですが、 折板同士をつないでいるドリルネジですが、ネオパッキンを取り替えるために一旦取り外したい のですが、問題は起きないのでしょうか?再度付けようとしたら歪んじゃってて付かなかったりして。。。 もしくは折板同士の合わせ目が雨漏りしやすくなったりして(波トタンですと数山を重ね合わせます が、折板は一山なので何らかの防水処理がしてあると思いますが、それが切れてしまうことを恐れてます。)。。。 サビヤーズの取り付けは折板に接する部分にだけシーラントをドーナツ状に付けると思って おりましたが中にタップリと入れるのですね。思ってもいませんでした。有難うございます。 資材のWEBでの扱い店ですが、サビヤーズは見つけましたが、座金とネオパッキンの扱い店 が分かりません。もしご存知でしたら教えていただきたいのですが。
お礼
仕事で忙しいなか、詳しくご説明頂き有難うございました。 おかげさまで頭の中の霧がだいぶ晴れました。 細かいところでは更にお尋ねしたいことがありますので相談ボード でお世話になりたいと思います。