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ブレーキがかかったときでは、前と後ろ同時に

電車を利用していて気付いたのですが、ブレーキがかかったときに、少し進行方向と逆にカクンとゆれると思います。ここで質問ですが、一番前の車両がゆれた(ブレーキがかかった)ときと同時に全車両もゆれる (ブレーキがかかる)のですか?それとも1車両ずれることによりほんの少しだけずれるのですか?

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回答No.2

 鉄道車両のブレーキは、いくつかの種類があります。  電磁直通空気ブレーキという、一部の貨物列車などに用いられているブレーキは、先頭の機関車に圧縮空気を作るコンプレッサーがあり、ブレーキ管に圧縮空気を送り込むことで、ブレーキの制輪子(自動車でいうパッド)を動かして、制動力を得ています。よって、最後尾では圧縮空気が届くのが遅れるので、ブレーキの利き始めのタイミングは後ろに行くほど遅くなります。  しかし、最近の鉄道車両で主流となっているブレーキは、各車両にコンプレッサーを用意し、運転台からの指令でタイミングを合わせて、制輪子を動かしています。ですから、理論的にはブレーキのタイミングは同じになります。  また、電車(=電気を動力源にする動力分散の車両)に限られますが、発電ブレーキや回生ブレーキというブレーキ方法もあります。これは、モーターを発電機代わりにして、車両の運動エネルギーを電気エネルギーに変換して制動力を得るブレーキです。空気によるブレーキの補助として使われています。最近はハイブリッド自動車でもお馴染みになってきましたね。電車にはモーターのついている車両(電動車)とついていない車両(付随車)があり、付随車にはこの回生ブレーキは使えません。したがって、電動車はこの回生ブレーキの分だけ、付随車より制動力の立ち上がりが急になります。制動のタイミングは同じですが、制動力に差が生ずるので、全ての車両で全く同じ挙動を得ることはできません。

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

電車の場合「全車両同時にブレーキが掛かる」ので、逆揺れはブレーキの「緩和」のせいだと思います。