- ベストアンサー
死菌の作製方法
私たちの研究室には特別な装置は何もないのですが、最も簡単に大腸菌の死菌を作る方法を教えていただけないでしょうか? 条件としては、表面タンパクを変性させたくないので熱処理は行わず、増殖能力を失わせる不活化ではなく、完全に殺菌する方法があれば教えてください。よろしくお願いします。
- oingoboing
- お礼率27% (11/40)
- 科学
- 回答数3
- ありがとう数2
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
タンパク質変成がだめとなると・・・、 熱はだめ、酸・アルカリもだめ、オゾンや光も変性を 起こしますからだめ・・・。 さらに大腸菌は嫌気性の菌ですから、凍結乾燥や真空にしても 仮死(冬眠)状態になるだけ(これだと不活性化)です。 いっそ、真空置換をした後酸素分圧を上げ、耐圧容器に隔離 するとかですかね(純酸素だと静電気等で内部引火につながる 危険が考えられるので)・・・。
その他の回答 (2)
- geneticist12
- ベストアンサー率67% (701/1045)
ガンマ線、X線などの照射が良いと思います。大学などには共同利用施設・設備として置いていることが多いですし、X線照射装置なら持っている研究室も少なくないと思います。近所に利用させてもらえるところはありませんか。 抗生物質を使う方法はどうでしょうか。静菌的(殺さず増殖を抑える)なものが多いですが、ZeocinならゲノムDNAの切断、細胞死を起こすので確実かと思います。 大腸菌は、最低62℃で、30分で殺菌できるとされています。これでタンパク質の熱変性を最小限にすれば、用途によっては使えるかもしれません。
- cipher_roy
- ベストアンサー率45% (411/894)
A No.1です。 化学・有機工学・バイオ系の研究室なら一般的に持っている程度の 真空ポンプや耐圧/耐熱恒温器があれば十分にできる手順だと 思うのですが、こういった基本的な機材もない状態でしょうか?
関連するQ&A
- 大腸菌を使った実験方法のマニュアル
大腸菌を殺菌する研究を始めなくてはなりません。 以前、先輩がやっていたので設備的には十分なのですが、 私が経験がないためにどのように始めたらいいのかわからないでいます。 例えば、大腸菌の株を購入した後にどうやって培養するのでしょうか? 実験ごとに同じ濃度の大腸菌を使いたいのですが、濃度を一定に保つ方法はあるのでしょうか? そういったことを勉強するのに適した本やマニュアルがあったら教えていただけませんか?
- ベストアンサー
- 環境学・生態学
- 牛乳の殺菌法について
牛乳の殺菌法について質問です。少し学問的かもしれませんが、こちらのカテゴリにしました。 私自身牛乳が嫌いで知らなかったのですが、殺菌方法により味が変わるようですね。 軽く調べた限り低温殺菌と瞬間殺菌法があるよ事がわかりました。そのうち低温殺菌は低温なのでまだ想像しやすいのですが、瞬間殺菌がなかなか想像できません。130℃に達するまではどの程度かかるのですか?瞬間的に温度をあげられて2秒ですんでも、かなりのタンパク質が変性してしまいそうです。ここらへんが味に影響してるとは思うんですが。 実際、瞬間殺菌する時の流れを教えて欲しいです(条件的なものも含め)。あと、この方法で変性してしまったタンパクは大量に出るものなのでしょうか?その場合、変性タンパクは廃棄されるのですか?それとも、他の製品になるのでしょうか?ライフサイエンスの分野では変性タンパクも何らかの需要がありそうだったので。。。それとも、身近な製品に化けているのでしょうか?よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 素材・食材
- タンパク質の変性と巻き戻しについて
大腸菌を用いて15k程度のタンパク質を発現させてるんですが、ほとんど不溶画分にいってしまい、現在は変性剤等を用いて可溶化を試みています(低温培養、アルギニンの導入はダメでした) そこで初歩的な質問なんですが、 1、変性剤を用いるとタグまで変性してしまうのでしょうか?また、タグが変性してしまった場合、樹脂には吸着しないものなんでしょうか?(使っているタグはGSTです) 2、変性剤でタンパク質をグチャグチャにし、その後変性剤を取り除き、タンパク質を巻き戻すことで可溶化させるという手法において、どの段階で可溶化が起きているのかがわかりません 「タンパク質が正しい構造をとった状態(refolding)=可溶化した状態」ということなのでしょうか?それとも変性した段階で可溶化が起っているのでしょうか? よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
- 大腸菌の超音波破砕処理について
自分の研究室では大腸菌によるタンパクの大量発現の際の菌体破砕処理をする前に、-80度で一旦凍結させます。そうした方が破砕されやすいからと、説明をうけたのですが、なぜ破砕されやすくなるのでしょうか?? 凍結させることによって大腸菌の細胞膜がもろくなるということなのでしょうか??
- ベストアンサー
- 生物学
- pHの変化による殺菌の原理について
pHの変化による殺菌の原理について調査しています。 例えばpHの低い酸性の水などを菌に掛けた場合、ある程度菌が減ると言う現象が起きると思うのですが、これはなぜ発生しているのかがわかりません。 例えば菌を熱した場合は、菌の成分のタンパク質が加水分解されてしまい、変性してしまうため、菌が死ぬ、と言うような感じかと思いますが、pHはどういう原理なんでしょうか? ググってみてもあまり情報が無く、困っています。
- 締切済み
- 生物学
- 大腸菌の形質転換について
大腸菌のコンピテントセルは対数増殖期の細胞を塩化カルシウム溶液で処理することによって得られる。 という風に説明されていることが多いのですが、なぜ塩化カルシウム溶液で処理するのですか?? 処理することによって大腸菌にはどのような変化が起こっているのでしょうか??
- 締切済み
- 生物学
- 台所用スポンジにおける菌の増殖防止方法?
台所用スポンジの菌の増え方について質問です。 スポンジの衛生面について調べると、毎回使用後に煮沸消毒などでしっかり殺菌したほうがよいとありました。 ここで私はスポンジを冷凍することで菌の増殖を抑えれば面倒な消毒をしないでも大丈夫ではないかと思いました。 質問は、スポンジが凍るまでに菌はどれだけ増殖するか、そしてこの方法は実用性がありそうか、です。 ふと思いついたことですがよろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
お礼
ご返答ありがとうございます。 真空置換に関してですが、私たちは特別な機材は持っていないのですが、何か特殊な機材が必要でしょうか?