• 締切済み

為替手形の実際の活用とはどういうものでしょうか?

簿記三級の勉強中に「為替手形の仕訳」が出てまいりましたが、これは実務ではほとんど利用されていないと聞きました。たしかに、「自店が売掛(債権)を持っている取引先Aに対して、自店が買掛(債務)を持っている取引先Bに代理支払いを要求する手形を振り出す」というのは現実的ではないと思います。「うちに対する借金(買掛)を払わなくていいから、うちが借金してる別の店に(代わりに)払っといてよ。そのぶんはうちへの借金から引いておいていいからね」と要求する(引き受けさせる)わけでしょう。これなら手形なんか振り出す手間を省いて、電話一本で済むと思うのですね。 ただ、収入印紙の処理などでは利用されているという話(人づてに聞いたので意味不明です)も聞きました。実際に為替手形が活用される場面とはどういうものなのでしょう。 具体的な例などをご教示願えれば幸いです。何卒宜しくお願い申し上げます。

みんなの回答

  • kgrjy
  • ベストアンサー率54% (1359/2481)
回答No.3

手形の歴史は為替ではじまったんですがね。交易遠距離取引で、地元に戻るならあいつんところから取り立ててという具合。 >電話一本で済む のを証券化したわけです。手ぶらで来たヤツに支払う馬鹿はいないし。近いうちに電子化されますが。 親会社がもってる子会社への債権を取引先にふるっていう場合ですかね。めったにないですが。あと、B/E。

account54
質問者

補足

なるほど。たいへん勉強になります。ご教示、ありがとうございます。 簿記の基本である借方・貸方も、いきなり「意味がないから丸暗記しろ」という教え方ではなく、「もともと15世紀のヴェニスでは、自分から借りている人たちのことを左に書き、自分に貸してくれている人たちのことを右に書いていた」と説明されれば、「そうか、だったら借方・貸方というのは本来正しい訳し方だったんだ」と納得できるわけです。(日本人の普通の感覚なら、「自分が貸している相手を左、自分が借りている相手を右」と表現するのがとうぜんなので、ここでいきなり混乱するわけです…) 「交易遠距離取引で、地元に戻るならあいつんところから取り立ててという具合」というのは分かりやすいですね。なんだか絵になります。「15世紀頃のヨーロッパの村へ、為替手形を携えた男が馬に乗ってやってくる」みたいな。 ところでB/Eというのは、それ自体が「為替手形」の意味だと思うのですが、「あと、B/E」というのは何を示していらっしゃるのでしょうか? お手数でなければ、少し解説を足していただけるとありがたいです。

noname#78412
noname#78412
回答No.2

#1です。印紙税は納入業者の負担と書いたはずです。得意先に請求することなどありません(得意先に請求できるなら、最初から得意先が支払手形を振り出します)。 言葉足らずだったかもしれませんが、「自社が手形を作成して印紙税を負担し、それを得意先に引き受けて(支払人となって)もらい」の「それ」とは手形のことであり、印紙税のことではありません。当然、手形の券面額は、今回支払いを受けるべき売掛債権の額になります。

account54
質問者

お礼

重ねてご丁寧にご回答くださり、ありがとうございます。 こちらも言葉足らずだった、というか、表現力が乏しかったかもしれません。恐縮です。 「印紙税を納入業者側が負担する」というところはもちろん常識に照らし合わせて了解しておりましたが、要は「手形を振り出す側が印紙税を負担する」という点がキモだったわけですね。 つまり、手形を発行した段階ですでに印紙税は負担されており、それを相手(この場合はデパート)に引き受けさせることで、相手側は(印紙税を除く)売掛債権額のみを支払って済む、ということですね? どうも理解力が弱くて申し訳ございません。

noname#78412
noname#78412
回答No.1

私が見たことがあるのは、得意先(債務者)を名宛人(支払人)として納入業者が自分宛に作成するものです。納入業者が振出人であり指図人(受取人)となります。私の知っているケースではデパートの納入業者がこのような手形を振り出していました。 普通の取引では債務者である得意先が支払手形を振り出すところですが、印紙税は手形を作成した者が負担しますので、その場合得意先が印紙税を負担します。得意先との力関係で、得意先に印紙の負担をさせず自社(納入業者)が負担するような場合に、自社が手形を作成して印紙税を負担し、それを得意先に引き受けて(支払人となって)もらい、自社で受け取るという形をとるようです。 実際、為替手形制度の前提である3者間取引となっているケースは私は見たことがありません。 もっとも、最近は支払いサイトの短縮やファクタリングの普及で、手形取引自体めったに見ることがありませんけど。

account54
質問者

補足

早速のご回答をありがとうございます。 なるほど。「印紙税の対応」というのはそういうことだったのですね。 ちなみにご回答を拝見していてふと疑問が湧いたのですが、納入業者は「印紙税分だけの手形」を振り出す、ということでしょうか。それとも、本来デパート側が納入業者に対して支払わなければならない「買掛金の額に印紙税分をプラスした総額分」の手形を振り出すのでしょうか。 前者の場合ですと、手形が二枚になりますし、普通に考えれば後者かと。 ただ、ご回答の内容が、前者を指しておられるようにも思えるものですから。 くどいようですが、重ねてご確認をさせていただきたく思います。よろしくお願いします。

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