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部分生格や数量生格に類するものはロシア語・スラブ語以外の言語にも見られる現象なのでしょうか??

lupinletroisの回答

回答No.2

リトアニア語は、ほぼ同じ様な文法です。否定生格や数詞の大きさで 複数生格と複数主格を使い分けるなど。同じバルト語派のラトビア語 もおそらく同じ。バルト語派とスラヴ語派は近い関係にあります。 フランス語の部分冠詞も文の要求する意味との関係で使い分けます。 起源は部分の属格(生格)で、否定で変わるなど考えは似ています。 イタリア語も部分冠詞はありますが、フランス語の方が発達してます。 インド・ヨーロッパ語族以外ではではフィンランド語・エストニア語で、 分格(英語名:partitive case )という特殊な格があります。動詞との関係 で主格・対格の代わりに使われます。分量の概念がある名詞で使われ、 対格を取る動詞でも否定になると分格に変わります。ただし、生格に あたる属格は別にあります。また、エストニア語では対格と属格が同形で 肯定文での目的語が対格(属格)が否定で分格になり、ロシア語と逆の 感覚ともとれます。 なお、ある言語で文法的に使い分けている 2つの文を同様の使い分けが ある別の言語に訳しても、使い分けの基準が違うので、使い分けが観測 されるとは限りません。断片的な文法事項を捉えるのではなく文法体系を 理解するのが重要です。

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