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正しい宗教とは?

wiz0621の回答

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  • wiz0621
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回答No.11

聖典にそう記載してあるのならば、その宗教観を持つ人にとって それが絶対的な真実です。それは神(間違いを犯さない絶対者)の言葉を 記載したものなのですから。つまり神の言葉=聖典を否定する教えこそが 誤った宗教と言えます。 ここまでが質問の答えです。 さて、以下はその間違った宗教を信ずる私の意見です。 聖典がもし人間の手によって書かれていたらどうでしょうか? "宗教的"にはありえない話ですが聖典の成立した経緯を見ていけば、 さらに面白い事実が見えるかもしれません。 宗教はその形成において信徒を確保する必要があります。 信徒がいなければ宗教はただの"個人の妄想"で片付けられます。 例えば最大勢力を誇るキリスト教。かの宗教は極言すれば ただのユダヤ教の異端(平たくいうとパクリ)です。 当然古代世界において力を持つためには信徒を獲得する必要があり、 多くのライバルを打ち破る必要がありました。その権力闘争ゲームの舞台となった 古代ローマでは定期的に異なる宗教が"流行"していました。 平和や隣人愛を謳い、大規模なお祭りを行ったイシス教。 密教的な儀式・限られた人間だけに知識を授けるミトラス教など まぁ好きな人には堪らない教義でしょうね。現代宗教もこのあたりと大差ありませんし。 キリスト教はこれらの宗教の人気の出そうな部分だけを切り取り聖書に書き加えました。 一方で評判の悪かった部分は批判の対象とします。後者が前述の誤った宗教となるわけです。 また、本質的に相容れない他の宗教の場合には徹底的に攻撃します。 つまり、イエス・キリスト以上の存在が登場した場合にはそれを絶対に認めることがありません。 一例を挙げると、聖書の記述には"空を飛ぶ"奇跡を起こした預言者に対して キリスト教徒が一斉に石を投げつけて打ち落とし、「飛べないじゃないか、詐欺師め!」と ボコボコにする話があります。無茶苦茶ですがキリスト教の価値観からすれば当然の行為です。 彼を認めてしまったら、信徒がすべて取られ、自分たちの勢力が弱くなりますから。 この"詐欺師"の宗教、これもやはり誤った宗教となります。 こうした高度な柔軟性を維持した結果、キリスト教徒は最大勢力となります。 この権力闘争の歴史を記したのが聖典なわけです。聖典とそれに基づく教義なんて その程度の代物なのですから、あなたが気に病む必要は無いと思いますよ。 以上、異端者であり詐欺師の意見でした。地獄行ってきます。

rin00077
質問者

お礼

こんにちはー すばらしい。 貴方はすべてをわかった上で、自分の信じた道を 歩んでいるとお見受けしました。 わからずに信仰するのか、わかった上で信仰するのかは、 同じ信仰するにしても、たいへんな違いだと思います。 何がどうであれ、信じた道を歩むというのも、りっぱな 事だと思います。 またそれは宗教だけでなく、思想なんかもそうですね。 右翼も左翼思想もどちらが正しいなど、誰にもわからない 事で、皆信念を持ってやっていますからねー ご回答ありがとうございました。

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